島津製作所は28日、燃料電池内の正極で消費される酸素の濃度分布をモニターを使って可視化できる
酸素計測装置「FC−O2モニタ」を開発したと発表した。同社が山梨大学や早稲田大学、富士電機
アドバンストテクノロジーなどと取り組む新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)プロジェクトの成果。
酸素濃度を可視化する機器の商品化は初めて。同装置は半導体レーザー、電荷結合素子(CCD)カメラなどの
光学系と、制御回路や安全機構を組み込んだ制御部で構成。計測したデータをパソコンに送信して解析処理を行う。
▽ソース:化学工業日報 (2009/08/31)
http://www.chemicaldaily.co.jp/news/200908/31/03301_2131.html