■「インスタント麺24食セット」もある
試供品をもらえるチャンスはひと頃に比べ格段に増えている。そう聞いてピンとこない人は、インターネットを
覗いてみるといい。多種多様な試供品がサイトからの申し込みで入手できることに気づくはずだ。
なかでも多いのが食品、飲料、日用雑貨の試供品である。女性ならば化粧品の類も目につくだろう。生活に
直結した製品や、ミニサイズではなく販売用の製品を試供用として無料配布することも多いだけに、上手に
使えば家計の助けにもなりそうだが、実態はどうなのか。節約アドバイザーの丸山晴美氏に聞いてみた。
「食品や飲料の試供品は思った以上に頻繁に配布されています。なかにはインスタント麺24食セットといった
ロットの大きな無料試供品もあるので、節約を目的に申し込むのも十分アリだと思いますよ」
その丸山氏が勧めるのが「モラタメ」と「サンプル百貨店」である。どちらも複数の企業から提供される
試供品を集めたサイトで、試供品を取り寄せた後、アンケートに答えたり、ブログに感想を書いてトラックバック
すると、ポイントが加算される。たまったポイントは現金化したり、サイト内の有料商品の購入に使うことも
できるというダブルでおいしい仕組みだ。
ほかには「飲料会社や食品会社のネット会員になると、試供品情報がメール送付されてくることもあるので、
ひいきのメーカーがあれば登録しておくのも手。とくにビール会社は試供品情報も多いですよ」と丸山氏は言う。
ところで試供品の無料配布は、配布元の企業にとってペイするものなのだろうか。前出のモラタメを例に
取ると、サービスを開始した2006年以降の約3年間で、参加企業数、試供品数とも約10倍に伸びているという。
企業がこぞって試供品配布に走り始めたのはなぜか。
「要因としてまず、店頭に並ぶ商品が増えすぎて、消費者が新製品を手に取るハードルが高くなったこと。
企業としてはとにかく一度試してほしい、試す機会をつくることでその後の実売につなげたいと考えている
のでしょう。もう一つはネットに絡めて試供品を配布すれば、消費者の生の声をリアルタイムで拾えるという
利点。試供品の使用感を綴ったブログや掲示板の書き込みは、『本音』に加えて、自社製品だけでなく
他社製品がどうとらえられているかもわかるので、商品開発で参考にしやすいようです」(モラタメを運営する
ドゥ・ハウス広報部・宮崎智子氏)
ちなみに試供品を提供する企業がモラタメに自社製品を掲載する場合、支払う掲載料は64万円から。
これで宣伝とリサーチができると考えれば、決して高い出費ではない。
このように無料でもらえる試供品の裏には、合理性のあるビジネスモデルがあったわけだが、インターネット上
に散在する試供品情報の中にはときに首を傾げたくなるものもある。
「なかには試供品を入り口にした悪徳商法ではないかと疑われるものもあります。節約のために始めた
試供品の取り寄せが“タダほど高いものはない”という結果にならないよう、内容は冷静に見極めるべき。
またメールアドレスを登録するならフリーアドレスを使うのが鉄則です」と丸山氏は注意を喚起する。とはいえ、
身元の確かな会社が配布する試供品ならまず心配ないので、一度試してみてはどうだろう。
▽ソース:PRESIDENT (Yahoo!ニュース) (2009/08/28)
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20090828-00000001-president-bus_all
>>1 >支払う掲載料は64万円から
たけえW
3万でまともにやってるところしってる。
出品されてるサンプル(試供品)は、新発売されるものとかの
一般人にデータフィードバックしてほしい商品とかそんなの。
うちにもよく誘いがあるが、うちは新発売してない定番ものを売ってるからなあ
まあ直接お客さんの意見を聴けるのならいいが、試供品欲しさに群がるうような
乞食名簿だったら意味ないからなあ…
今んとこ成功してるのは、大手文具屋が出す新規商品の反応だけじゃないかね?