リース事業協会が26日まとめた7月のリース取扱高は、前年同月比20.4%減の4000億円だった。
前年実績を下回るのは26カ月連続。商業用機器や輸送用機器などの不振が響いた。同協会は
「(主な借り手である)中小企業の設備投資の抑制傾向はしばらく続くだろう」(企画部)とみている。
内訳をみると、商業及びサービス業用機器は25.6%減の538億円、産業機械は25.5%減の494億円、
輸送用機器も33.8%減の402億円となり、いずれも大幅に減少した。ただ、全体の3割強を占める
情報通信機器は4.4%減の1379億円と小幅な減少にとどまった。情報通信機器のうち、パソコンや
サーバーなど「電子計算機及び関連装置」が27カ月ぶりに前年比でプラスに転じたためで、パソコンなどの
更新需要があったとみられる。
▽ソース:NIKKEI NET (2009/08/26 12:39)
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20090826AT3K2600826082009.html