米ヤフーは25日、アラビア語によるインターネットサービス大手
マクトゥーブ・ドットコムを買収すると発表した。
1650万人の利用者を抱えるマクトゥーブを傘下に収め、インドや
南米などと並ぶ新興市場である中東地域で攻勢をかける。
買収手続きは10〜12月期に完了する予定。買収額は公表していない。
ヤフーはマクトゥーブが手がける地域情報と、自社の電子メールや
検索、ニュース、金融情報などを組み合わせて提供。
サイト利用者を増やしてネット広告事業の拡大を急ぐ。
マクトゥーブは2000年設立で、アラブ首長国連邦(UAE)や
エジプトなど中東を地盤とする。
同年以降、中東でのネット利用者は10倍以上に増え、潜在需要は
大きい。ヤフーは地元企業との連携による市場開拓が得策と判断した。
ソースは
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090826AT2M2600826082009.html