業務用調味料など製造の焼津水産化学工業(焼津市)は地球温暖化対策の一環に、大東工場(掛川市)の
ボイラーに使用するすべての燃料を重油などから天然ガスに転換し、17日から稼働を始めたと発表した。
燃料の天然ガス化は3工場のうち、2005年の焼津・団地工場(焼津市)に続いて2カ所目。
燃料切り替えにより、大東工場が1年間に排出する二酸化炭素(CO2)の22%に当たる1000トンを
削減できるとしている。
大東工場は調味料、機能性食品素材、医療栄養食など年間約9000トンの製品を生産する同社最大の拠点。
天然ガスのパイプラインが届いていないため、工場敷地内に液化天然ガス(LNG)50キロリットルをタンクに
貯蔵できるサテライト基地を設置し、LNGをタンクローリー車で受け入れる。
▽ソース:中日新聞 (2009/08/19)
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20090819/CK2009081902000181.html