女性用下着製造・販売の北陸エステアール協同組合(小矢部市)は、顧客の体形を精密に測ることができる
測定器を開発し、補正下着のオーダーメード事業を本格展開する。立体データを同社の工場に転送して製品化し、
約1週間で顧客に届ける。全国の下着専門店に納入し、オーダー下着の受注拡大を狙う。
レーザーの送受信機を内蔵したポール状の測定器で、3方向から顧客の体形を5ミリ単位で測ることができる。
得たデータを元に、製図ソフトで縫製パーツをつくる仕組み。名古屋市のベンチャー企業と共同開発した。
測定に掛かる時間は10秒以内。顧客は色などを選ぶだけで、ぴったりの下着がつくれるという手軽さを
特長としている。オーダー下着の小売り価格は3〜6万円になると見込んでいる。
製造コストの引き下げを図り、今後5年ほどで、全国の下着専門店やエステ店を中心に1千台の納入を目指す。
▽ソース:北国・富山新聞 (2009/08/18)
http://www.toyama.hokkoku.co.jp/subpage/K20090818305.htm