ベトナム航空は10日、首都ハノイと福岡を結ぶ直行便を10月10日から運航すると発表した。福岡空港への
新規国際路線の就航は約2年ぶり。景気悪化で航空路線は減便や廃線が相次いでいるが、同社は観光や
ビジネスの需要が増えると判断した。九州の旅行会社も就航に合わせ旅行商品を企画する。
ハノイ―福岡便は週2往復を運航する。所要時間は3時間50分。現在週3往復運航しているホーチミン―
福岡便は2往復に減らす。
ハノイはベトナム北部に位置し、世界遺産や周辺国との周遊など観光需要が見込める。中国向けの
生産拠点など日本企業の進出も増えており、ビジネスでの利用も期待する。
ベトナム航空によると、現在は福岡からハノイに行く場合、バンコクや南部のホーチミンを経由して
10時間ほどかかる。直行便で所要時間は大幅に短縮されるため、需要が大きいとみた。
▽ソース:NIKKEI NET (2009/08/11)
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20090810c6c1001m10.html