【流通】アウトレット：34施設　遠客万来、高速割引追い風に…｢安・近・短｣のレジャーとして定着 [09/08/14]

　個人消費が低迷する中、メーカーの売れ残り商品などを安く販売する｢アウトレットモール｣が
活況だ。先月9日、茨城県阿見町に開業した｢あみプレミアム・アウトレット｣で国内の
アウトレットは34施設になった。繁華街から離れた郊外の立地にもかかわらず、
高速道路の休日割引という強力な追い風も受け、｢安・近・短｣のレジャーとして定着して
きたようだ。【秋本裕子、宮島寛、久木田照子】

　7月上旬の平日、｢あみプレミアム・アウトレット｣では、人気ブランド｢コーチ｣の店舗前に
買い物客の長い行列ができていた。ブランド名が入った大きな紙袋を肩から下げて出てきた
茨城県守谷市の女性会社員(30)は、｢店内に入るだけで30分も待った。ずっと狙っていた
バッグを4割引きの約4万円で購入でき、待ったかいがありました｣と顔をほころばせた。

　都心から車で約1時間。｢あみ｣は圏央道の阿見東インターチェンジに直結し、車に便利な
立地だ。衣料品や食品などの物販店や飲食店など104店舗が軒を連ねる施設内は、
一流ブランド店の高級感ある外観と内装に統一。各店を回ると3〜7割引きの値札を掲げる店が
多く、｢高級な物が安く買える｣というイメージをかきたてている。

　千葉県柏市から妻と車で来たという飲食店経営の男性(38)は買い物はもっぱら妻で、
僕の楽しみは地元の人気レストラン。高速道路が1000円になる休日に、ちょっとした
旅行気分でまた来たい｣と話した。

　アウトレットモールは、出店店舗の正規店との競合を避けるため、大都市圏から車で
1時間半程度の立地が一般的。都心から比較的近い｢あみ｣は、首都圏からの買い物客が
中心だが、施設によっては観光と一体化して遠方からも集客しようと、買い物だけでない
さまざまな仕掛けを用意している。

　三重県桑名市の｢三井アウトレットパーク　ジャズドリーム長島｣もその一つ。
店舗数187店と西日本最大規模で、遊園地｢ナガシマスパーランド｣を併設した
ナガシマリゾート内にあり、7月下旬の土曜日には、1万3000台収容の巨大駐車場は、
地元の名古屋や三重をはじめ、神戸、沼津など遠方ナンバーの車が並んだ。

　吹き抜けの中庭ではジャズの生演奏、入り口付近では大道芸人のパフォーマンス、
みそかつなどの｢名古屋飯｣が楽しめるレストラン、子供連れで買い物に疲れたら
キッズルームや無料のマッサージ椅子がある休憩所−−。年齢や性別に関係なく、
飽きさせない工夫が満載だ。

　JR垂水駅から徒歩約10分に立地する｢三井アウトレットパークマリンピア神戸｣
(神戸市垂水区)は、目の前には瀬戸内海が広がる。明石海峡大橋や、晴れの日には
淡路島までも見渡せる絶景も集客に一役買う。神戸淡路鳴門自動車道で、徳島県など
四国からも買い物客が訪れる。

>>2に続く


▽News Source　毎日jp 毎日新聞　2009年8月14日2時46分
http://mainichi.jp/select/biz/news/20090814k0000m020133000c.html
http://mainichi.jp/select/biz/news/images/20090814k0000m020134000p_size5.jpg
▽あみプレミアム・アウトレット
http://www.premiumoutlets.co.jp/ami/

　99年開業以来、神戸発祥ブランドやアウトレット初出店ブランドを取り込むなど、
常に目新しさを仕掛けることで、客足を着実に伸ばしてきた。08年度の売上高は
前年度比3％増の172億円。今年3月の新館(約40店)開業で、店舗数は合計約140店
(飲食店含む)にのぼり、09年度は240億円の売り上げを見込んでいる。

　アウトレットとは、英語で｢排出口｣や｢はけ口｣といった意味。メーカーやブランド店の
売れ残り品やサイズがそろわない商品を安く売る商業施設として、80年代に米国で
広がったのがアウトレットモールの始まりだ。

　国内では93年に開業した｢アウトレットモール・リズム｣(埼玉県ふじみ野市)が最初。
その後、00年にかけて十数カ所が開業。昨年から来年にかけては計7施設が開業予定で、
第2次出店ラッシュと言われる。

　市場調査会社の矢野経済研究所によると、国内のアウトレットモール市場は07年度の
4550億円から08年度は5200億円超に拡大した。高速料金の割引効果に加えて指摘されるのが、
出店側の事情の変化だ。

　安藤佳美上級研究員は｢最近は高級ブランドの出店も増え、以前はなかった季節モノが
百貨店のセールより先に買えるようになったことも人気の要因｣と説明する。

　アウトレットに出店する有名店は、競争の激しい都心部などの正規店に新商品を2週間から
1カ月サイクルで投入することが多く、その分、売れ残りの受け皿が必要になる。
郊外のアウトレットに有名店の出店が相次いでいるのは、こうした在庫の受け皿として
アウトレットが活用されているというわけだ。

　人気セレクトショップ｢ビームス｣の広報担当、浜中鮎子さんは｢正規店は若者中心だが、
アウトレットは家族連れが多く客層が広がる｣と説明する。ビームスは都市部に80店以上の
店舗を持つ一方、全国16カ所のアウトレットにも出店している。正規店の季節物の一部を
アウトレットで値引き販売するほか、アウトレット専用に開発した商品の人気も高いという。

全体的にはプラマイゼロ。
ストロー効果で、地域格差拡大。

今のところ人は入っているが

ゾンビゲームの舞台になるわけですね。

仙台港のアウトレットはビミョーだな
平日は閑古鳥だし

家族やカップルが自家用車で乗り付ける前提で作られた施設が、2ちゃんねらーにウケが良いとは思えない。

仙台市内にに２つも要らんわ

元々不良在庫のはけ口は必要なんだけど、
こういうのを作ると定価で買ってた人まで流れるから
店としてはどうなのかね。

>>6
東北圏は平日休みの人が殆どいないからな。
でも収支黒字らしいぜ？

アウトレットコンサートながら(笑)

>>9
卸値が少し下がる程度で、かえって数が出るからメーカーとしては美味しいらしい。
その反動でデパートとかの既存店が軒並み閑古鳥になってしまったけど。
あと今は在庫処分やB級品ばかりじゃなく、アウトレット専門の品も開発して
出しているメーカーも出始めている。

>>10
つ　間借りして働いてる人の収入

>>11
ttp://plaza.rakuten.co.jp/koretou/diary/200705260000/
ttp://tabimojo.blog.shinobi.jp/Entry/2/
ttp://blog.livedoor.jp/vivit2009/archives/763125.html

あそこだって最後はこんなになっちゃったけど、オープン最初の数日は道路に渋滞が出来るほどの盛況ぶりだったんだぜ。

>>9
定価で買える人が減ったから、アウトレットが増えたのでは。

>>6
アウトレットってのはそういうもんじゃないの？
アウトレット小淵沢なんて平日はタヌキやイノシシしかいないぞ
休日は休日で犬だらけになるがｗ

仙台市内は３つだよ

ところでさ、こういう商用施設開発の資金の流れはどうなってんだろう？
アメリカでは開発そのものが商売と化して、ボコボコ作ってローンを証券化。
その証券がそろそろサブプライム騒ぎの頃に似てきたとか。

>>14
いまは廃虚になっているのか

アウトレットじゃないがマイカル本牧の壊滅は異常
ジャンルは違えどブームが去ればあのようになるんだろ

マイカル自体がもう終わったＳＣだもん。
小樽だって壊滅状態だし。
マシなのは茨城くらいだけど、ここ周辺に大した競合ないからね。

アウトレットといいながら全然安くない

>>20
あそこは、悲惨だったよね。
本牧の工場に年一回位、出張してたけど、出来た直後に入店した時は凄いなと思ったよね。
私、田舎者だからｗ
その後は出張時の社用車で通り過ぎる度に、目に見えて寂れてた。

コーチ以外に買う物がない。
コーチは新作を半年位前にアウトレットモールで売るよね。

アウトレット用の製品を作って並べるのはやめて欲しいな
質が明らかにわるいんだもん

アウト、レット、ヨヨイがヨイ。

コーチはアウトレットに出店しすぎで、ブランドバリュー堕ちてないか?

アウトレットにアウトレット用の新製品wｗ

首都圏周辺のアウトレットモールは、車離れの流れの中で
どこまで業績を伸ばせるのだろうか・・・

アウトレット形態ならまだまだ空白地帯も多いからな。

調子に乗って出店させすぎて、そのうちアウトレット
モールがアウトレット価格で売り出される何てとこもでて
くるだろう

全然安くないのにアウトレットと名付けるだけで売れる不思議

オンナってホント馬鹿だよな

>>28
明らかに正規店舗には置けないようなクオリティの物ばかりゴロゴロしてる
ブランドが結構有るぞw

>>32
確かに…
アウトレットでこの値段?！なんてのがたくさんあるわ。

>>20
マイカル本牧の全盛期を知ってると歳がバレるけど…
東京下町生まれの私は横浜が凄い憧れだったな〜。
本牧に住みたいと思った頃が懐かしい(涙)
今はうちの近所が昔の本牧みたいになってる…複雑。