中部経済産業局が10日発表した管内5県(愛知、岐阜、三重、石川、富山)の
6月の鉱工業生産指数速報(2005年=100、季節調整済み)は77・5
(全国81・0)と前月比で3・1%上昇し、3カ月連続プラスとなった。
政府のエコカー減税やエコポイント制度などの景気浮揚策により低燃費車や
薄型テレビで増産の動きが出ているため。合わせて総合経済動向の個人消費の判断を
上方修正した。
宮川正局長は「在庫調整が終わり、大企業や中堅企業では一部明るさが
戻ってきている」と指摘。ただ指数自体は07年のピーク時に比べて7割程度と
まだ低く、「不透明な要素は多く、予断は許さない」と述べた。
業種別にみると、輸送機械工業は低燃費車や中国向け自動車部品の持ち直しで
5・3%増と4カ月連続プラス。
情報通信機械工業は液晶テレビが好調で18・5%増と3カ月連続で上昇した。
在庫指数は95・2で3・0%減と5カ月連続で低下した。
ソースは
http://www.chunichi.co.jp/article/economics/news/CK2009081102000174.html 依頼を受けてたてました。