米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は10日、エストニアの長期債務格付けを
「A」から「A−」に1段階引き下げ、アウトルック(格付け見通し)も「ネガティブ」(弱含み)
とした。海外からの融資に依存することで欧州通貨統合参加(ユーロ導入)の目標に遅れが生じる
懸念があるとしている。
エストニアは今年1−3月(第1四半期)の成長率が年換算でマイナス15.1%に落ち込み、
世界的な信用収縮を切り抜けることができないのではないかとの投資家の懸念が高まった。
S&Pは「エストニアは海外からの融資への依存を減らすために大幅な経済の調整を必要としており、
そのプロセスは欧州通貨統合への参加計画を遅らせるリスクがある。今回の格下げは、同国が
その結果直面する経済的課題についてのわれわれの見解を反映している」と指摘した。
ソースは
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90003017&sid=aGx.mxEsEhkk&refer=jp_news_index 依頼を受けてたてました。