有明佐賀空港(佐賀県佐賀市)が推進する空港活性化施策「マイエアポート宣言」が好調だ。
同施策は、佐賀県と有明佐賀空港活性化推進協議会が今年4月に開始した。地域の経済団体などとともに
同空港を「自分の空港」として積極的に利用してもらうことを促す「マイエアポート運動」の一環で、
佐賀県及び福岡県南西部地域の事業所などが同空港の具体的な活用の取り組みを宣言し、
「マイエアポート宣言事業者」になるもの。
具体的な「宣言」例には、「出張での有明佐賀空港の利用率を50%から80%にします」
「首都圏・関西圏からの来訪者に、有明佐賀空港の利用を勧めます」
「国際貨物の輸出は、有明佐賀空港の夜間貨物便を利用します」などがある。
「宣言事業者」になると、特典として「特典航空券(有明佐賀空港の定期便の1往復分、年間2回)」
「有明佐賀空港ホームページなどの広報媒体での事業所紹介」「リムジンタクシー割引クーポン券」
などが利用できするほか、定期的なキャンペーン情報の提供も受けられる。
宣言事業者数は順調に増え続け今月7日、エフエム佐賀(佐賀市)が加わったことで合計109になった。
自治体も、6月の小城市を皮切りに、現在は合計で7つの市町が宣言。県空港・交通課担当者によると、
航空便の運航スケジュールの拡充や空港アクセスの充実などの環境整備に合わせた施策であるため
地域の企業や団体に施策の趣旨が十分に浸透しており、宣言事業者の数は「当初の期待を上回るペース」
で増えているという。
同空港では「マイエアポート運動」の一環として、一般向けの「有明佐賀空港マイエアポートクラブ」の
会員も募集している。誰でも無料で入会でき、「マイエアポート宣言」は会員証に氏名を記入するだけで
完了する。会員は同空港内の店舗だけでなく空港外でも割引特典を受けられる。応募は、同協議会が
Eメール・ファクス・郵送で受け付ける。
「これからもさらに使いやすい空港をめざしていく。一社一社、一人ひとりの『マイエアポート』として、
これまで以上に利用してもらえれば」(同空港)。
ソースは
http://airportnews.jp/headline/296/ 依頼を受けてたてました。