東京都がまとめた2009年4〜6月期の公金の運用収入は、前年同期比で10%減の53億6800万円となった。
利回りは0.573%で、0.156ポイント低下。公金全体の平均残高は3兆7582億円で14%増えたが、短期金利の
低下が響き、運用収入を押し下げた。都は「当面は金利上昇が見込めず、公金運用は厳しい状態が続く」
(会計管理局)とみている。
4〜6月期の運用実績を資金の種別ごとにみると、貯金にあたる基金の平均残高は21%増の2兆5693億円。
利回りは0.704%で、0.179ポイント低下した。
工事代金の支払いなどに充てる手元資金である歳計現金等の平均残高は5%減の6983億円。利回りは
0.146ポイント低下の0.123%で、前年同期(0.269%)から大幅に縮小した。
▽ソース:NIKKEI NET (2009/08/05)
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20090804c3b0404j04.html