【医薬】ゼリア新薬、スイスのティロッツ社を買収‐国際展開の足がかりに [8/5]

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1依頼933@ロボ-7c7c(初代biz+ 支局長)φφφφ ★
ゼリア新薬は4日、スイスのティロッツ・ファーマを1億3600万スイスフラン(約120億円)で
買収すると発表した。既に両社は、2004年1月に炎症性腸疾患治療剤「アサコール」の
国内ライセンス契約を結んでいたが、ゼリア新薬はティロッツの全株式を取得することで、
世界53カ国の販売網を獲得。消化器領域の事業基盤を強化し、国際展開の足がかりにしたい
考えだ。

ティロッツは、主力製品のアサコールが販売構成の81%を占める下部消化器領域に強い
スペシャリティーファーマ。既に欧州・中東・アジア・中南米など世界53カ国で販売を展開。
最大市場の米国など、9カ国の権利は譲渡済みだが、昨年から北欧とアイルランドで自社
販売をスタートさせ、アサコールの自販体制の拡大を進めている。

一方、消化器領域に特化した研究開発を進めるゼリア新薬は、04年にティロッツから
アサコールを導入。07年には協和発酵(現協和発酵キリン)と国内共同開発・販売契約を
結び、昨年4月に潰瘍性大腸炎治療剤として承認申請を行っていた。

今回、ティロッツを買収することで、ゼリア新薬は世界53カ国に展開しているアサコールの
販売網を獲得することになる。都内で記者会見した伊部幸顕社長は、「中堅製薬
メーカーとして、特化する消化器領域の基盤を強化し、国際展開の第一歩として
足がかりを作りたい」と語った。特に、53カ国の中でもアジアの可能性に言及。
「まだ手つかずのアジアで、どう展開していくかが課題。われわれとしても共同開発が
できる地域ではないか」と述べ、アサコールのアジア展開に期待感を示した。

また、記者会見に同席したティロッツのトーマス・トス社長は、ゼリア新薬を選んだ
理由について、「両社とも消化器領域に焦点を当てており、補完関係にある。04年から
付き合ってきた中で、お互いに信頼しており、最高の選択肢だ」と述べた。

今後、ゼリア新薬は、ティロッツの販売網を活用することで、胃炎・潰瘍治療剤「アシノン」、
亜鉛含有胃潰瘍治療剤「プロマック」など、自社製品の海外展開も検討していく方針だ。

http://www.yakuji.co.jp/entry15251.html
2名刺は切らしておりまして:2009/08/06(木) 09:35:35 ID:N1v8Qoa9
ああ、ずいぶん前にここの新薬の治験ボランティアで稼がせてもらったな
3名刺は切らしておりまして:2009/08/06(木) 12:27:22 ID:ToTBBJJ5
てぃろっツ
4名刺は切らしておりまして
話題にもならぬか