[東京 4日 ロイター] 与謝野馨財務・金融担当相は4日の閣議後会見で、10年国債利回りが
1.4%台に上昇していることへの所見を問われ「微小の動き。春には1.5(%)までいった。
あまり今の動きは心配していない」と語った。
与謝野財務相は、長期金利が上がらない背景として、1)成長に対する期待が小さい、
2)インフレの懸念がない、3)民間の資金需要が少ない、4)低くなったとはいえ国民の貯蓄が大きい
――と説明。このほか「財政再建に対する政府の熱意・誠意が広く認められているという、政府への
信任がある」と述べ、「それぞれが作用して、1.35―1.4(%)ぐらいの間となっている」と語った。
この上で「無茶な財政運営をすれば、市場はそれなりに反応する可能性がある。現政府も注意しながら
やっているし、将来の政権もよほど注意しないといけないと思う」と述べた。
自民党のマニフェストに消費税の引き上げ時期や幅などへの言及がないことについては
「税法の付則で、税制全体の考え方をきちんと示している。消費税のあり方は目的的に使うと書いてある」
と説明。これは政府や立法府に対して一定の拘束力があるとの考えを述べ「マニフェストに書いてあろうが
あるまいが、あの法律によって我が党の将来の行動は規定される」と話した。
後略。ソース全文は
http://jp.reuters.com/article/marketEyeNews/idJPnTK028769920090804 依頼を受けてたてました。