【通信/レポート】イー・モバイルのHSPA＋を羽田近辺で試してみた−戸田 覚氏（日経BP）［09/07/24］

　WiMAXが7月から正式にサービススタートし、モバイル通信の競争が一気に熱気を帯びてきた。当然ライバルが
黙っているはずもなく、イー・モバイルは最大受信速度21.6Mbpsを誇るHSPA＋をスタートした。

　早速試用する機会を得たので、従来の通信より仕事に向くか、試してみることとしよう。

　現時点でHSPA+に対応している端末は1モデルしかなく、USBタイプのD31HWのみとなる。

　手元に届いた端末はコンパクトで、光沢感のある黒い樹脂の質感が良い。過去、色々なタイプのUSB通信
端末を見てきたが、デキは一番と言っても過言ではないだろう。

　外観を見るとコネクター部分がキャップになっているように思えるが、切れ込みになっているのはあくまで
デザインである。USBコネクターは、本体横のレバーをスライドすると飛び出す仕組みになっているのだ。
コネクター部分が飛び出した状態では、強く押しても引っ込むことはないので、スムーズに USBポートに
差し込める。コネクターを引っ込めるには、スライドさせたレバーを戻せばよい。

　キャップ式のUSBアダプターは、外出先や移動中の電車などでキャップを外し、なくしてしまうことが多いだけに、
この収納タイプは非常に便利だ。

◆通信速度は確かに高速だ

　21Mbpsの通信は、当然ながら対応エリアでのみ実現する。とはいえ、それ以外の部分では、既存の規格
である7.2Mbpsもしくは3.6Mbpsでつながることになる。

　製品を借りた時点では対応エリアがまだ少なかったため、速度テストはさておき、まずは普通に利用してみた。

　例によって、利用に当たっては、USBアダプター内のプログラムをインストールすることになる。ディスクなどを
使わないのはとても便利だ。


▽執筆者：戸田覚
ビジネス書作家。株式会社アバンギャルド／株式会社戸田覚事務所　代表取締役
▽ソース：日経BP　（2009/07/24）
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20090724/169795/?P=1
記事は>>2以降に続きます。

>>1の続きです。

　僕は、イー・モバイルがサービスを始めた直後から利用しているのだが、最近のエリアの充実ぶりには目を
見張るものがある。普段から都内を動き回っているのだが、感覚的には、ほぼどこでも通信できるようになってきた。

　いまだに、地下街やビルの中などではドコモの充実ぶりにかなわないと感じる場面も多い。ただ、仕事で
使うには首都圏では十分に満足できる。

　また、地方のエリアに関しては、イー・モバイルのサイトで確認できる。こちらも順次拡充しており、昨年出張で
出かけた際に利用できなかった秋田県湯沢市も7月末現在で7.2Mbpsの対応エリアとなっているのが素晴らしい。

　気になる通信速度は、僕の事務所（7.2Mbpsのエリア内）では、2Mbpsを超える程度だ。メールの送受信や
Webページでニュースを見る程度なら、もちろん十分だ。

　ただし、クラウド的な使い方を考えたり、大容量データを添付送信するような使い方には、やや物足りない
だろう。こと、通信に関しては、速いほうがよいに決まってるのだ。

◆羽田空港でテストした

　確実に21Mbpsに対応しているエリアをいくつか教えてもらい、スピードをテストしてみることにした。候補の
中から選んだのは、京急・羽田空港駅の近くだ。僕が出かけたのは午後遅めの時間で、見渡す限りパソコンを
使っている人はいなかったが、早朝や午前中など、特別に回線が空いている時間帯と比べれば多少は、
不利になっている可能性がある。

　もっとも、本連載の目的は仕事にどの程度使えるかであって、速度テストの値を競って優劣を付けるつもりは
ない。普通に使う時間帯で現実的にどの程度の速度が出るか、また、体感上のレスポンスがどの程度なのかも重要だ。

　今回は、条件の良い場所を教えてもらったので、今後、対応エリアが増えても、たぶんこの環境より高速になる
スポットは限られるだろう。

　気になる結果は、何度か試して4〜5Mbps程度だった。約55MBのデータをダウンロードしてみたが、1分29秒
ほどで完了した。これなら、大きなPDFデータが添付されたメールでも、十分実用的にやり取りできる。

記事は>>3以降に続きます。

>>2の続きです。

　条件がよい場所では、12Mbpsほど出ているようだが、僕の感覚では、良くて6〜7Mbps程度で使えるかな、
と言った印象だ。もちろん、従来の通信と比較して倍以上速いので、メリットは十分にある。

　試しに、同じ場所でWiMAXを試すと、2.5Mbps程度だったので、HSPA+の方が下りは高速なことになる。
ただし、WiMAXの電波状況が良い場所でテストすれば、当然結果は逆転するので、あくまでも参考値だ。

◆魅力は広いエリアだがしばりが気になる

　イー・モバイルの魅力は、広いエリアで利用でき、今後徐々に高速な通信に対応するスポットが増えてくるところだ。

　ただし、気になるのが費用だ。HSPA＋を利用するには、「データプラン21」か「スーパーライトデータプラン21」を
契約しなければならない。どちらも、従来のプランよりも1000円／月高くなっている。また、端末を負担なく購入
するには、2年間のいわゆる“しばり”が発生する。

　まったく縛りがないWiMAXと比べると、この点が大きなネックだ。今の時点では、エリアと通信速度を考えると、
イー・モバイルがベストなモバイルデータ通信だと言える。もし、さらに速度よりエリアを重視するならドコモの
回線を利用するのがいいだろう。

　だが、縛りなしのWiMAXの対応エリアが充実してくると、今の契約体系ではイー・モバイルには競争力がない。

　ちなみに、僕は7.2MbpsのD02HWを購入して利用しているのだが、まだ2年は経過していない。その間に、
上りが速いHSUPAが登場し、さらに下りが理論値で3倍高速なHSPA+が登場したわけだ。

　これまでは、どのタイミングで端末を手に入れても、しばりの期間にさらに高速な通信が登場しえいるのだから、
既存ユーザーが負担なく乗り換えられる仕組みを用意しないと、WiMAXへの流出が多くなりそうだ。

−以上です−

＞今後、対応エリアが増えても、たぶんこの環境より高速になるスポットは限られるだろう。
＞気になる結果は、何度か試して4〜5Mbps程度だった

いや、この程度なら7.2Mbpsで出せよ。ＨＳＰＡ＋意味ねー

このニコ厨っぽいタイトルは何とかならんのか

月額4000円なら明日にでも契約するんだがな・・

これでも本を書く人なの？
推敲してないのか知らんけど、接続詞の使い方がいい加減すぎる。

＞21Mbpsの通信は、当然ながら対応エリアでのみ実現する。
＞とはいえ、それ以外の部分では、既存の規格である7.2Mbpsもしくは3.6Mbpsでつながることになる。

＞最近のエリアの充実ぶりには目を見張るものがある。普段から都内を動き回っているのだが、
＞感覚的には、ほぼどこでも通信できるようになってきた。いまだに、地下街や
＞ビルの中などではドコモの充実ぶりにかなわないと感じる場面も多い。

>>4
そりゃADSL50Mbps!!とかいってんのと同じことでしょ。12Mのコースでも50Mの
コースでも8Mしか出ない家ではわずかな差しか出ないのと同じようなもんじゃね。
別に3倍の理論値だから3倍の料金を取ってるわけでもないんだし。
WiMAXのがっかり度からしたら、よくがんばってると思うぜ。

>>7
自信ないけど


21Mbpsの通信が可能なのは対応エリア内のみでそれ以外のエリアでは既存の規格である7.2Mbpsもしくは3.6Mbpsでつながることになる。

最近のエリアの充実ぶりには目を見張るものがある。普段から都内を動き回っているのだが、感覚的にはほぼどこでも通信できる。
ただし地下街やビルの中などではドコモの充実ぶりにかなわないと感じる場面も多い。

でいいのか？

読みにくい。

ＧＯＯの速度テストで

時間と何メガと書けば終わりだろ。

>>10
記事はお前のためだけに書いてるんじゃねえんだよ池沼。

羽田付近だと速度は出る。
平日昼間の都心で試して見ろよ。
回線混み過ぎて全然通信できないから。

金がもったいないから、月額980円のウィルコムW-SIMUSBアダプタにした。
どこでもつながるしな。

対応したスマートウォンが出て、エリアが広がれば飛びつきたいけどな。
DSLは解約して。もっとも、現行の7.2Mサービスも３Mbpsまで速度が
出れば今のままでいいと思う。普通に使う分には5Mbpsまで出れば十分
だし。

「速度は〜〜で十分」って書き込む人いつもいるけど、実際に使ってる連中のスレッド見れば
十分なんて思ってないよね。

ADSLと光のときでもそうだけど、速ければ速いほど良いし、そのために多少高くなってもやっぱり速い方が受け入れられてる気がする。

WILLCOMが売れないのはその辺が理由

>>6
４０００円ってｗ　新聞とるのやめたら？　たばこもやめれ貧乏人