電子情報技術産業協会(JEITA)が22日発表した6月の民生用電子機器の国内出荷実績は
前年同月比5.1%減の2514億円となり、9カ月連続で前年実績を割り込んだ。薄型テレビなどを
対象にする政府の「エコポイント」制度の効果もあって映像機器の出荷は増えたが、カーナビなど
車載機器や音声機器が約2〜3割減少したことが響いた。
薄型テレビを主力とする映像機器の国内出荷額は2.7%増の1790億円となり、5カ月ぶりに
前年同月を上回った。台数ベースで見ると、6月の薄型テレビの出荷台数は前年同月比28.5%増の
108万7000台となり、2けたの伸びを維持した。
カーナビゲーションシステムなど車載機器の出荷額は18.0%減の620億円。自動料金収受システム
(ETC)車載器の出荷台数がほぼ2.5倍と大幅に伸び、カーナビも4.2%増と9カ月ぶりに前年を上回ったが、
カーステレオ、カーDVDなどが不振だった。
▽ソース:NIKKEI NET (2009/07/22 14:01)
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20090722AT3K2200I22072009.html