【航空】全日空と日航、サーチャージを10月から復活へ…燃料価格上昇の為 [09/07/22]

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1きのこ記者φ ★
全日本空輸の伊東信一郎社長は22日の会見で、国際線運賃に燃料価格上昇分を上乗せする特別付加運賃
(サーチャージ)について「いただく方向性を持っている」と述べ、10月からの復活を検討していることを明らかにした。
日本航空も10月から適用する方向で検討しており、両社のサーチャージゼロは3カ月で終わる見通しだ。

ジェット燃料の国際価格は2〜4月に平均1バレル=55.08ドルまで下落。
両社がサーチャージを設定する基準の60ドルを下回ったため、7〜9月のサーチャージはゼロになっていた。
しかし、5〜7月は現時点で平均70ドル程度まで上昇している。

伊東社長は「せっかくゼロになり需要喚起になっている中で、考えどころだ」とする一方、
「(燃料価格が)一番下がったところよりだいぶ上がった」と述べ、サーチャージ復活はやむをえないとの認識を示した。
具体的な設定方法は今後検討するという。

全日空と日航は05年初めにサーチャージを導入。
08年には一時、欧米線で片道3万3000円まで上昇し、国際線の需要減の一因になった。

http://mainichi.jp/select/today/news/20090723k0000m020081000c.html