2009年7月14日、環球時報によると、香港の英字紙「サウスチャイナ・モーニング・ポスト」は13日、
中国でクレジットカードブームが起きていると報道した。金融業界の予測によると、中国では
今後10年でカード発行数が2ケタペースで増加すると見られている。
コンサルティング企業・KPMGの調査担当者は「経済成長や人口から判断すると、中国本土における
クレジットカード発行数は、現在の成長ペースでいけば10〜15年以内に日本を超える」とみている。
また、米調査会社ニールセンの報告によると、07年のアジア・太平洋地区のクレジットカード
支払い額は約1兆3000億ドルに達し、世界全体の約30%を占める。また、中国本土では昨年、
クレジットカード発行数は57.7%増の1億423万枚、デビット機能付きキャッシュカードの発行数も
18%増の16億5800万枚となった。
カード数の増加とともに違約の増加が不安視されるが、KPMGの担当者は「中国本土は貯蓄率が高く、
カード利用者は貯蓄を超えた額の利用はしないため、米国とは異なり、必ずしも違約にはつながらない」
と話す。交通銀行太平洋クレジットカードセンターの蒋偉森(ジアン・ウェイセン)氏も
「違約率は現在の2%から激増することはないだろう」とみている。
中国銀行業監督管理委員会(銀監会)はこのほど、クレジットカード産業指導規定を公布、
過度のカード使用がないよう消費者に呼びかけることをカード各社に求めた。蒋氏は「過度な
カード会社の競争や詐欺などについては注意を払うべきだ」と話している。
ソースは
http://www.excite.co.jp/News/china/20090717/Recordchina_20090717008.html 関連スレは
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