半導体最大手、米インテルの業績に底入れ感が出てきた。
14日発表した4〜6月期決算は、売上高が前期(1〜3月期)比で12%増となり、
横ばいを見込んでいた会社予想を上回った。
小型・割安パソコン「ネットブック」用のMPU(超小型演算処理装置)販売が
好調だった。
ただ欧州連合(EU)への制裁金が響き、最終損益は22年半ぶりに赤字転落した。
4〜6月期決算の売上高は80億2400万ドル(約7500億円)。
前年同期比では15%減となった。
EUの欧州委員会が命じた制裁金は14億4700万ドル。
最終損益は3億9800万ドルの赤字だが、制裁金の影響を除けば最終損益は
10億4900万ドルの黒字となる。
特殊要因を除く1株利益は0.18ドルで、利益、売上高ともに市場予想を上回った。
好業績が好感され、14日の米株式市場の時間外取引でインテル株は約7%上昇した。
ソースは
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090715AT2M1500J15072009.html