【労働】東芝と富士通、"副業"を再び禁止に--半導体の生産持ち直しで [07/11]

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1ライトスタッフ◎φ ★
景気悪化のため一部の社員の労働時間を短縮し、副業を認めていた大手電機メーカー
2社が、半導体の生産が持ち直してきたことから労働時間を通常に戻し、副業を
再び禁止する措置をとりました。

このうち「東芝」は、ことし2月、三重県や大分県の半導体工場などで
正社員1万6700人を対象に1人あたりの労働時間を減らし、より多くの雇用を
維持するワークシェアリングを導入していました。しかし、中国で販売される
デジタル家電や携帯電話向けの半導体の需要が回復し、生産が持ち直してきた
ことから、先月でワークシェアリングを打ち切りました。

また、「富士通」の子会社も同じく半導体の生産が回復してきたことから、
先月まで予定していたワークシェアリングを1か月早めて5月で打ち切っています。

これにより「東芝」と「富士通」は、社員の労働時間を通常に戻し、労働時間を
短縮する代わりに認めていた副業を再び禁止にしました。

大手電機メーカーの間では、生産に持ち直しの傾向が見られますが、このまま需要が
回復に向かうかどうかは不透明という見方が多く、非正規労働者などの雇用拡大には
依然、慎重な姿勢です。

◎東芝 [コード/6502] http://www.toshiba.co.jp/

◎富士通 [コード/6702]  http://jp.fujitsu.com/

◎ソース
http://www3.nhk.or.jp/news/t10014198991000.html#