【金融】海外旅行などにおける両替新サービス多様化＝プリペイド式カードなど［09/07/01］

　海外でお金を支払うサービスが多様化している。出発前に日本円を入金し、旅先で現地通貨をおろせる
プリペイド（代金前払い）式カードや、米ドルの外貨預金と連動し割安な手数料で買い物できるクレジットカードも
登場。それぞれの特色を理解して、旅行の際などに賢く利用したい。

◆代金前払いカード

　日本旅行（東京）は、昨夏から海外約１７０か国で使えるプリペイド式カード「キャッシュパスポート」を扱って
いる。外貨両替などを行うトラベレックス・ジャパン（同）と提携し、旅行前に日本旅行の店舗や銀行振り込みで
日本円を入金すれば、旅先でクレジットカード会社ＶＩＳＡの現金自動預け払い機（ＡＴＭ）から現地通貨を
引き出せる。

　銀行口座の開設が不要で、カードをなくしたり盗まれたりしても、被害は入金額で抑えられる。そのため、
「不安要素が少ない」と利用する海外旅行の初心者もいる。入金額より多く使えないため計画的な利用も
しやすいという。

　また、クレジットカードは利用者の審査が必要で、カード発行に数週間かかることがあるが、このプリペイド式
カードは審査がなく、入金後２〜３営業日で発行される。「年齢制限もなく、短期留学の学生に好評」と担当者。
海外の修学旅行用に作る中高生もいる。クレジットカードにも家族カードはあるが、多くの場合１８歳以上が
対象で、中高生は作れないからだ。

　プリペイド式カードに入金する際、入金額の１％の手数料が要る。また、ＡＴＭから引き出す際も手数料が
かかる。国によって異なるが、米ドルの場合、１回引き出すごとに１・５ドルかかる。

　ＪＴＢグループのトラベルバンク（東京）も、１日から「Ｖｉｓａトラベルプリペイドカード（グローバルマネー）」の
販売を行う。旅立つ前に、日本円を入金しておくと、旅行先のＶＩＳＡのＡＴＭから現地通貨を引き出せ、
ショッピング機能もある。担当者は「前払い式のクレジットカードと考えて」とＰＲする。


▽ソース：読売新聞　（2009/07/01）
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/mnews/20090701-OYT8T00464.htm
記事は>>2以降に続きます。

>>1の続きです。

◆ドル預金で割安に

　米国に旅行予定の人には、外貨預金と組み合わせて、両替にかかる手数料が割安になるクレジットカードも
ある。

　大半のクレジットカードは日本円の預金口座から引き落とされ、海外で使うと両替手数料がかかる。カード
会社によって異なるが利用額の１・６％が目安。「１ドル＝１００円」時に１０万円の買い物をすると、手数料は
１６００円。

　インターネット銀行の住信ＳＢＩネット銀行でドル預金の口座を開き、「ＳＢＩカード」で決済すれば、同じ条件で
１０万円の買い物をしても、手数料は２００円で済む。両替の手数料は１ドルにつき２０銭で、入会費や年会費は
無料。

　ソニー銀行もドル預金口座と「２通貨決済機能付クレジットカード」を使えば、手数料は１ドルにつき２０銭。
預金残高に応じ、手数料はさらに安くなる。カード年会費は５２５０円だが、９月末まで申し込めば同額が
返金される。

　「米国を度々訪れ、ドルを使う人には便利。ただし、外貨預金にリスクがあることも忘れないでほしい」と
ファイナンシャルプランナーの国場弥生さんは指摘する。為替変動により、円に戻した時に目減りすることが
あるからだ。また、預金保険制度の保護対象外のため、金融機関が破綻(はたん)した場合、預金全額が
保証されないおそれがあることも知っておかなくてはならない。

−以上です−

VISAデビットと何が違うのかと問いたい。

手数料でウハウハだろうな

なんでトラベラーズチェックの手数料倍になったの？
これだと海外ATMで現金引き出すのが一番有利？