【IT】ソフトバンク、上海メディア集団とネット事業開発などで提携［09/06/30］

　中国第２のメディア集団、上海文広新聞伝媒集団（上海メディアグループ、ＳＭＧ）は３０日、
ソフトバンクと、デジタルメディア事業などで包括的な事業提携を結ぶことで基本合意したと発表した。
世界最大のネット人口を抱える巨大市場にヤフー動画などのコンテンツやブロードバンドノウハウを
提供することも検討する。

　ソフトバンクの孫正義社長が２９日、上海を訪れ、「戦略的提携意向書」に署名した。意向書によると、
両社はデジタルコンテンツを共同開発し、著作権事業などで協力。新メディアの技術開発やサービス
向上についても幅広く協力していくことで合意した。

　具体的には、（１）ＳＭＧが所有する番組や中国国内の情報を日本で活用する（２）両社がゲーム、
アニメ、映画・テレビ番組を共同開発する（３）ソフトバンクが持つヤフー動画、ヤフーＢＢなどのノウハウを、
ＳＭＧ傘下の新メディア事業に活用する、などを視野に入れているという。

　ソフトバンクも３０日、「日本の人気アニメやドラマなどを取りまとめ、ＳＭＧの衛星デジタル放送網に
専門チャンネルを立ち上げることも検討している」と発表した。

　ＳＭＧは、上海市政府が管理する企業。０１年に上海テレビや上海人民ラジオ局など５局が統合して設立。
新聞や雑誌も発行し、０８年の売上高は約６０億元（約８４０億円）。


▽ソースasahi.com　（2009/06/30　20：43）
http://www.asahi.com/business/update/0630/TKY200906300275.html

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ソフトバンク

上海雑技団と提携