中堅製薬会社の興和が海外展開を加速する。南米に医療用医薬品事業で初めて進出し、
主力の高脂血症治療薬を2011年にも発売。欧米では現在承認申請中の同薬剤に続き、
リウマチ治療薬などの新薬を相次いで実用化する。新薬の開発品が充実してきたため海外市場の
本格的な開拓に乗り出す。15年をめどに同事業の売上高で現在の4倍以上の3000億円を目指す。
主力の高脂血症薬「リバロ」をブラジルなどで売り出す。現地に販売網を持っている製薬会社と
近く契約する。薬の有効性など臨床試験(治験)のデータを生かして10年にも承認を申請する予定。
▽ソース:NIKKEI NET (2009/06/28 07:00)
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20090628AT1D2403427062009.html