北陸3県の主な4生協の2009年3月期決算が25日出そろった。景気悪化が個人消費に直撃し、
福井県民生協を除く3生協で供給高(売上高に当たる)が前の期より減少。
経常剰余金(経常利益に当たる)は4生協とも2ケタの減益となった。
スーパーや郊外の大型店との競合も激しくなる中、各生協は宅配手数料の引き下げや低価格品の
拡充など、消費者の節約志向に対応した取り組みを強めている。
苦戦が目立ったのが店舗販売。CO・OPとやま(富山市)では富山市内に2店ある直営店の
売り上げが前の期より8%減少。組合員数は若干増えたものの、店舗販売の落ち込みをカバー
できず、全体の供給高は1.8%減だった。
コープいしかわ(石川県白山市)は4期ぶりの減収。金沢市内で運営する唯一の店舗
「コープたまぼこ」の売り上げが3.5%減少。来店者は前の期を上回ったが、客単価の下落が
響いた。退職金の引当不足を解消するため約4500万円の費用を計上したこともあり、
経常剰余金は28.7%減の1億2400万円となった。
ソースは
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20090625c6b2502t25.html 依頼を受けてたてました。