【調査】日本はデフレ逆戻り、成長率マイナス6.8%・「日本銀行は量的緩和を実施し闘うべき」…OECD見通し [09/06/25]
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名刺は切らしておりまして:
日本の苦悩
日本のプロ野球は、日本の中にあって珍しく欧米型の雇用が取り入られている。
新卒、既卒の差別はなく、新卒でも給料が個人の能力により違う。年齢差別も
ないし、雇用の基準は使えるかどうかだけ。年功賃金でもない。これは各個人の
能力が仕事をする時、 非常に重要な場合、最適化政策である。日本が戦後、高度経済成長
を経験できたのはこれとは逆に個人の能力があまり重要でない産業が主体だったから。つまり
労働集約型産業。こういう産業では個人の能力はあまり重要でなく、人を囲いこめば
良かった。しかし時代は変わり。こういう産業は発展途上国との競争に晒される事に
なった。プロ野球が新卒一括採用制度を利用し、2軍からの登用もやめ、中途の選手を
採るのをやめれば、日本の野球力が国際的にかなり落ちるかは明白であろう。
日本の企業は終身雇用のため、個人の能力が重要な産業(知識集約型産業)への
移行がなかなか出来ない。また移行しても、日本型雇用では競争力を発揮できないジレンマ
にたたされているのである。