中国財政省は22日、1〜5月の国有企業の利益総額が前年同期比30.3%減の
4254億元(約6兆円)だったと発表した。
営業収入総額は7.4%減の7兆7562億元。
中国政府の景気刺激策を受け、国有企業の業績は1〜2月の最悪期から
脱しつつあるが、輸出の落ち込みを内需拡大でカバーできずに低迷が続いている。
1〜5月の利益総額の前年同期比減少幅は1〜4月の32.3%減から2.0ポイント
改善した。
ただ、営業収入総額の減少幅は1〜4月の7.3%減から0.1ポイント悪化した。
コスト削減で収益を改善しており、売上高は伸びていない実態が明らかになった。
業種別でみると、インフラ投資の恩恵を受けた不動産工事、建材などで利益水準が
前年同期に比べ増えた。
石油、機械、自動車などは前年同期比マイナスが続いたが、減少幅は縮小。
一方、鉄鋼、非鉄などは赤字幅が拡大した。
ソースは
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20090622AT2M2202622062009.html 依頼を受けてたてました。