GM=ゼネラル・モーターズと提携関係にあるいすゞ自動車は、南米のGM向けに
中型トラックの供給を増やして経営の再建を支援することで最終的な調整に入りました。
GMが経営破たんしたあと、日本の自動車メーカーによる支援策が明らかになるのは
これが初めてです。
アメリカの連邦破産法の適用を申請したGMは、北米の中型トラック事業から来月末で
撤退するとしていますが南米については中型トラックの生産・販売は継続する方針です。
このためGMは、トラック分野で提携しているいすゞ自動車と南米での協力について
協議を続けて来ました。その結果、エクアドル、ベネズエラ、コロンビアの3か国の
GMの工場に対し、いすゞ側が、自社の中型トラックの部品を供給して生産台数を
増やし、GMはこれらのトラックをGMのブランドで販売することで最終的な調整に
入りました。
いすゞは現在、年間、およそ4000台の中型トラックを、南米でGM側に供給して
おり今回の関係の一段の強化で、事業を拡大でき、一方でGMも最新の中型トラックの
供給を受けることで、南米事業のてこ入れを図るねらいです。
GMの経営破たん後、日本メーカーによる支援が明らかになるのはこれが初めてです。
GMから一時49パーセントの出資を受けていたいすゞは、3年前にGMがすべての
株式を売却したあとも業務面での提携関係を維持しています。
◎いすゞ自動車(7202)
http://www.isuzu.co.jp/ ◎ソース
http://www3.nhk.or.jp/news/k10013797971000.html# ◎最近の関連スレ
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