北陸3県の地場証券の業績が低迷している。日本経済新聞社が聞き取り調査したところ、
回答のあった6社の2009年3月期の経常損益は4社が赤字、2社が90%超の大幅減益だった。
株式相場の急落で個人投資家の売買意欲が冷え込み、手数料収入が軒並み3〜4割減ったのが
響いた。
日経平均株価の一時1万円回復などで足元では取引が増えつつあるが、収益改善の道のりは
険しそうだ。
営業収益(売上高に当たる)は6社とも2ケタの減少。09年3月期は日経平均株価が
35%超下落するなど歴史的な下げ相場で、投資家が株式売買を控えた結果、
最大の収益源である株式売買委託手数料が急減した。
ただ、投資信託や他社株転換債(EB)など株式以外の金融商品の販売を強化し、
営業収益に占める株式委託手数料の比率が48%と低い今村証券や55%の三津井証券は
経常黒字を確保。
同比率が68〜92%と高い新林、頭川、石動、竹松の4社は赤字となり、
収益源の多寡で差が出た。
ソースは
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20090619c6b1902f19.html 依頼を受けてたてました。