産学連携の約4割は失敗――。
九州経済産業局は17日、生産や環境、エネルギーなどの技術開発で産学連携に
参加した企業を対象としたアンケート調査の結果をまとめた。目標達成件数を
尋ねたところ55%あったが、未達成も39.3%に上った。
目標設定やマーケティング方法などの不備が要因だという。
調査は2008年7月に実施。九州の企業のほか、九州の大学と連携した
関東や関西などの企業の計210社、338件の事例を集計した。
研究分野は製造技術が31.7%と最も多く、ライフサイエンス(生命科学)21.3%、
環境14.8%なども目立った。
産学連携の失敗につながった要因(複数回答)を尋ねたところ、最多は
「目標設定が不十分」で10.9%。技術レベルなどの目標が企業と大学で異なり、
双方が満足する結果にたどり着かなかったケースだ。
ソースは
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20090617c6c1701g17.html 依頼を受けてたてました。