四国観光立県推進協議会(梅原利之会長)は、羽田空港に乗り入れる京浜急行電鉄(東京)と共同で、
京急の車両のポスタースペースを四国4県の観光ポスターで独占する「四国アイランドギャラリー号」を
15日から2カ月間運行する。うどんをはじめ四国の味覚や自然をアピールし、羽田空港の利用客や
首都圏の通勤客らの誘致を目指す。
京急線泉岳寺・品川から羽田空港、三崎口(神奈川県三浦市)間を1日4往復程度運行する。
電車1編成(8両)の中づり、ドアの横や窓の上にあるすべての広告スペースを四国の観光ポスターで埋め尽くす。
ポスターは12種類あり、8両で合計720枚。讃岐うどんや徳島県のハモなどの名産品、瀬戸内海の
日の出や吉野川の川下りなどの風景のほか、全国12カ所のうち丸亀城など四国に4カ所ある現存天守の
名城を4種類ずつ制作した。
車両内の広告スペースをすべて使うことでPR効果の促進が期待できる。作製と掲示にかかる費用は
約200万円。京急が広域的なエリアの観光キャンペーンで同様のタイアップを行うのは初めてという。
▽ソース:四国新聞社 (2009/06/13)
http://news.shikoku-np.co.jp/kagawa/economy/200906/20090613000081.htm