米消費者製品安全委員会(CPSC)は5日、米玩具大手マテルが基準を上回る鉛を含む塗料を
使用した中国製のバービー人形シリーズのアクセサリーなどを販売、2007年に自主回収した問題で、
同社が230万ドル(約2億3千万円)の罰金を支払うことに同意したと発表した。
この問題でマテルは、米国だけでなく日本を含む世界規模で大量の玩具を回収した。
CPSCは、マテルと子会社フィッシャー・プライスが米国の安全基準に違反していることを知りながら、
06−07年に最大200万個の玩具を輸入・販売したとしている。
対象となったのは人形シリーズのアクセサリーのほか車や機関車の玩具など。米国では他のメーカーの
玩具も含めて安全性が問題となり、鉛の安全基準が厳格化された。
▽ソース:MSN産経ニュース (2009/06/06)
http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/090606/fnc0906060843005-n1.htm