愛知県は8日、宇宙航空研究開発機構の国産ジェット機の研究施設を
県営名古屋空港(同県豊山町)の隣接地に誘致することが決まったと発表した。
宇宙機構は三菱重工業などと、国産初の小型ジェット機「MRJ(三菱リージョナルジェット)」や
次世代航空機の開発を進める。
県によると、宇宙機構は2011年度から、最新鋭の飛行実験機を導入してMRJの実証テストを施設で行う。
次世代の超音速旅客機開発や宇宙分野の研究支援も行う予定。
空港周辺に航空宇宙産業の関連企業があり、空港の滑走路を使った実験ができることから最適と判断された。
施設の床面積は約2400平方メートル。県は施設建設費などとして来年度予算に約7億円を盛り込む。
http://www.47news.jp/CN/200906/CN2009060801000885.html