【コラム】高額な医療費負担…米国の福祉国家化を阻む「気概」（中日社説） [09/06/07]

病気になれば健康保険証を提示して医者にかかる。先進国では普通の国民皆保険制度の導入に
オバマ米政権が歴史的な戦いを挑んでいます。

アメリカで暮らしたことのある人たちの間でよく話題に出るテーマに、高額な医療費があります。
風邪を診てもらっただけで数万円、歯を治療しただけで数十万円かかった。そんな体験談をよく聞きます。
日本であれば公的保険、民間保険を利用できますが、国民皆保険制度そのものがない米国人にとって
医療保険はそう身近なものとはいえないようです。

・若い無保険者が急増
米国人の若い世代が抱える生活不安の深刻さを米テレビが伝えていました。
新卒社会人としてスタートを切りながらうつ病と腰痛に苦しむ二十歳の女性のケースです。
日本なら保険証の提示で種々の診療が受けられるところですが、収入、勤務条件から公的、民間いずれの保険にも加入できず、
高額医療費を全額自己負担せざるを得ない窮状を追っていました。

せめてもの腰痛対策、と必死のジム通いを続けるその女性の表情は、私たちが抱きがちなワークアウトにいそしむ
颯爽（さっそう）たる米国人のイメージとは無縁でした。四千六百万人を超すという無保険者の中でも、
十九〜二十九歳までの若い年齢層が千三百万人を占め、急増しています。
健康問題に端を発し生活破綻（はたん）に瀕（ひん）している層も数百万人に及んでいるとのデータもあります。

欧州先進国が十九世紀以来導入し発達させてきた福祉国家の考え方が米国で根を下ろさないのはなぜでしょうか。
その理由の一端を、オバマ大統領と同様、皆保険導入を公約に掲げながら挫折したクリントン政権の経験に見ることができます。

・福祉国家阻む「気概」
「政権発足後百日以内の立法化」の意気込みのもと、医療制度特別部会の座長に指名されたヒラリー・クリントン国務長官
（当時ファーストレディー）がまとめた改革案は、企業に対する従業員への保険給付義務付け、競争原理による医療費抑制などを
導入して皆保険実現を図るもので、精緻（せいち）な内容だったとされています。

その裏返しでしょう。全体像が複雑でわかりにくく秘密主義的で、議会対策も十分でなかったと批判され、
共和党に政治的反撃材料を与えました。
既得権益擁護に回った医師会や保険、製薬会社、保険義務化を嫌う企業が加わり反改革キャンペーンに広がりました。

「医療の選択を政府に任せていいのか」と問いかけるテレビＣＭが、政府の個人干渉を忌避する米国人本能を
刺激したことが決定打となったともいわれています。
改革機運はしぼみ、翌年の中間選挙では共和党が上下両院を制覇し、「保守革命」の下地をつくる結果となりました。

（>>2以下に続きます）
http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2009060702000042.html

（続き）

米国の社会保障制度は大恐慌下、ルーズベルト政権のニューディール政策でスタートし、
一九六〇年代のジョンソン政権時代にメディケア（高齢者対象）とメディケイド（低所得者対象）の公的医療制度に結実しました。
この間、何人もの大統領が皆保険導入を試みましたが頓挫しました。底流には建国以来、社会の深層に刻まれてきた自助精神があります。

個人の自由を最大限尊重するリバタリアンの象徴的存在だった作家アイン・ランド氏は、著書「利己主義という気概」の中で
「社会という実体はない」と明言し、自由な個人が集団や共同体に従属することの「不道徳性」を繰り返し主張しています。
グリーンスパン前連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）議長も信奉者の一人だったと伝えられています。

オバマ大統領による改革はクリントン時代の苦い経験をもとに諮問会議での改革案作りが始まったばかりですが、
いくつか追い風が吹いています。
議会対策では有力共和党上院議員の民主党へのくら替えで、下院のみならず上院でも安定多数が得られる可能性があります。
また、共和党の支持基盤だった宗教右派が分散し、一部で環境問題や貧困など社会問題にも党派性を超えて
積極的にかかわる動きが出ていることも大きな変化です。

・分水嶺のオバマ政権
クルーグマン・プリンストン大学教授は、福祉国家が受け入れられない米国特有の理由に人種問題がある、
と敢（あ）えて指摘しています。黒人貧困層が恩恵を受けがちな制度への反発だというのです。
史上初の黒人大統領のもとで、この議論にも変化が及ぶでしょう。

福祉の担い手は家族、共同体、企業、そして国家へと広がってきました。
百年に一度の危機が、その流れを米国にもたらすのか。オバマ政権は歴史的分水嶺（れい）に立っています。

（記事終）

世界恐慌第2波は年金・社会保障費問題から

"オバマ政権の"
あの酔っ払いオヤジを思い出してしまう

オバマ聖拳

日本では毎月結構な額を天引きされてるんだから
どっちが得なんだろね

>>6
正直両方ダメだろうな

アメリカの医療費水準。
盲腸（急性虫垂炎）の手術で６００万ぐらい。
インフルエンザの受診で１５万ぐらい。
ペースメーカの挿入で１億ぐらい。
ＩＣＵ入院が一泊１５０万ぐらい。

日本の健康保険と比較してどっちが得かだな。
ま、今の日本は入院困難なレベルまで崩壊してきてるけど・・・

マイケルムーアのシッコを見たけど確かにアメリカはいい国と思えない。
日本がずっと後を追いかけているのをやめにしてもいいのではないか。
最近キューバを見直してる。チェ・ゲバラも偉大だがカストロも偉大なんじゃないかな。

発想の違いだな
日本人でアメリカに旅行した人は今まで必ず保険に加入したと思う
そこで生まれる人は、これからは少し加入しろということだな

日本人は加入しすぎでいいお客さんだけど

今後国際競争力維持のために日本は年金と国民健康保険どっちを切るんだろう
終身雇用を半分やめたみたいに

GM破綻の実態が大々的になったからな。
共和→民主の政権交代もソレを後押ししてるけど。

福祉国家型は「細く長い人生」を目指し、アメリカ型は「太く短い」人生を
エンジョイすることになる。どっちがいいかは人それぞれ。

>>6
１人だったら無くてもいいだろうが子供いるならあった方がいい
アメリカでは風邪の診察だけで数千ドルする世界だし

日本には売春せざろうえない女性が全国に50万人以上います

援デリ･･･ナマで女性器の中に射精あり、ナマで口の中に射精あり
イメクラ･･･ナマで口の中に射精あり
ピンサロ･･･ナマで口の中に射精あり
ソープランド････ナマで女性器の中に射精あり、ナマで口の中に射精あり

週刊朝日20008.11.7　ジャーナリスト鈴木大介
Ｒ氏は、最近、全国の都市部で増える｢援デリ｣(出会い系サイトに素人の女性を装って書き込みをし、客を引く裏風俗)業者だ。
｢実は、俺の使ったことのある子で、HIVって子もいたんですよ。でも飛んで(失踪して)しまいましたね。
19歳の子だったんだけど、ソープに勤めればナンバーワン張れるぐらい可愛い子だった。またHIVの子がいたら、働かせたいね。
他の業者でもHIVの17歳の女の子を使ったって話は聞きました｣

日本は先進国で唯一、エイズ(後天性免疫不全症候群)につながるHIV感染者が増加し続けている国だ。

18歳でHIV感染を知った春子(仮名)の話
｢ママに秘密ってことは、『障害者手帳』を取得できないでしょ？、『障害者手帳』をもらえば、
医療費は全額ただになるんだけど、自費で病院に通ってたから、月の薬代が20万円以上かかった｣
たどり着いたのが、援デリ業者だった
｢週３〜４日は働いてました。もちろん稼げるのはナマ(避妊具なしの性交)だから、ナマで。
働く前にグループのチーフに『ぶっちゃけ、あたしHIVだけどいいですか？』って聞いたら、
『エイズなんてそううつるもんじゃないから、逆にピル飲むとか、避妊のほうの自己管理しろ』
って言われた。・・・｣
現在手帳取得者はHIV感染者の半数に満たないという。

(HIV型)インフル並みにエイズ爆発(豚→舛添、麻生)
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/manifesto/1244296895/

>>8
一度入院してみりゃわかる。
日本のほうが得。

>>9
マイケルムーアを鵜呑みにするのはどうかと思うけど・・
キューバは貧乏国家だけど医療水準は世界的にみても高いし、しかも医療費無料だっけ？
ゲバラは確か元医者なんだよな？

>>11
団塊世代の票が期待できる間は年金潰せないよな
1世代先送りして破綻するんじゃね？
国民健康保険もなくすと困る人が多い
給付減らして納付増やしながら時間稼ぐぐらいしかできないだろう

結局最低限度の医療を国が、先端医療や快適な部分は民間保険というような
くくりができるだろう。最大の抵抗勢力が保険会社だろう。
企業や富裕層相手に暴利をむさぼって、さらに医療訴訟で医者からも保険料
むしりとってる。日本の自動車保険も盗難や高額賠償で加入をあおって、
ことあるごとに警察に規制させているから儲かってしょうがないだろう。

>>9
キューバ人は米国へ逃げ出しているけどなｗ

だいたいキューバって他国の反政府テロリストの支援ばっかして金が無くなり、
その上ソ連が崩壊して砂糖を買ってくれなくなったんで、
必死こいて米国に関係正常化をお願いした国じゃないかｗ

>>16
そんなこと言われなくても分かるｗ

アメリカ人医師が日本で診療してないだろうｗ
日本人医師が単に働きすぎてるだけだろうけどな。哀れだ・・・

EUはEUで日本みたいなフリーアクセスじゃないし終末期医療もしないな
ドイツは医者がストライキするしオランダは自発的な安楽死が認められてたり

貧乏人はさっさと死ぬ方が健全な社会かもしれんぞ。
日本はこのままだと増え続ける高齢者、減り続ける労働者で財政が破たんするだろ。

腰が痛いならデッドリフトやっとけ。
保険いらずで2週間で治るわ。

>>9馬鹿？
>>15そうだよな。ブランド品買っていい服着ていいもの食べていい家住んで贅沢するために売春せざるえないよな

>>18
もろもろの延命のために増税はしそうだな、今のジジババで使い切りますと言いそうにはない
社会福祉のためです企業が逃げるから消費税増税にします、僕らの世代の平均寿命は65歳だったりして…そんなことないよな…
団塊世代ってすごい世代なんだなぁ

>>26
お前は、今の日本で６５歳まで生きれると思ってるのか・・・
幸せな奴だ。

想い出のグラビア記事『週刊大衆 』1974年8月29日号
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GN&action=m&board=552019572&tid=a5dea59a53a5dfa1a2bdphg&sid=552019572&mid=77
誌面をめくると興味深い記事に次々と目がとまる。
『新聞はまったく不公平だ』『日本の新聞くらい反政府的なものはない』

戦争に金つぎ込んでるんだからいいじゃないか
「人は使い捨て」それがアメリカ

>>23

社会的・生物学的に意義を失った生物を半ば強制的にムダに生かすため、支えるために
社会的・生物学的に生産力を持つ生物が犠牲になっているのだから
やはりイビツな世界だわな

65歳以上の無意味な人間が保険や年金を浪費する国より健全だと思う
すべての世代がそのリスクに対して公平に保険料負担しろ
日本は若い世代の負担が重いをこえて詐欺レベルになってる
倫理観とかを若い世代に押し付けて逃げ切ろうとする老人どもは
倫理の意味をもう一度死ぬ前に考えろ

オバマ、過去のツケを一身に背負ってるからなぁ。
住宅バブルは言わずもがなだが、皆保険も、
「何で裕福な白人が貧乏な黒人のために医療費出さなきゃいかんのだ！！」
っていう差別意識のために導入されなかった経緯がある。

時がたってみたら、白人も貧困層に落ち込むようになって、もうそんなこと言ってられなくなったが、ここまで財政が厳しくなった現状で果たしてどうするか・・・

アメリカは移民国家だから、今更医療費を税金で払うシステムには出来ない。
年に数百万と来る移民の医療費をなぜ、税金で補助しなければいけないのか？

貧乏人は死ね、がアメリカの医療哲学です。

そもそも未来なんて未知数バリバリなものを保障しつづけるなんて制度がおかしい
しかもそのコストの負担を他人に任せるような不公平感いっぱいなのはどうよ？

せめて血縁関係のあるやつが上の世代を養う程度にしとけと
子供がいないと年金もらえないなら少子化も解決してｳﾏｰ

>>11
老人から年金と保険を奪って死なせる方向になるだろうな
老人は社会の寄生虫だと国は思ってる

「なんで裕福な正社員、公務員が非正規雇用をたすけなくちゃいけないんだ！」

みたいなものか

>>35
それはそれで希望が無いね

60近くまで労働で60以降に第二の人生という余暇があるという認識を見直さないとな

シッコは必見

>>37
これだけ老人だらけになると国の考えも理解できるよ
年金制度はある日突然始まったから掛け金を払わず年金をじゅきゅうしている老人も多い

健康保険なんてのは貧乏人のためにあるんじゃない、業界が儲ける為にあるものだ

あるいはその制度を維持するための役人のためでもある

だからいらん

そもそも年金制度はこんなに多くの人が長生きするのが前提で作られたものじゃないからな。
22歳で働いて、60歳で定年、100歳まで生きたら働いている期間より老後の期間が長いことになってしまう。

>>20
でもアメリカ人にキューバは人気だけどね
カナダ経由でキューバに入るんだよ

みんなで助け合いとかやめよーぜ
おれは助け合いたくない
助け合うよーな国としての一体感感じないし

>>35
>老人は社会の寄生虫だと国は思ってる
結局それはお前が思ってるんだろ

うちのじいちゃんなんて心臓の手術をしてたった７万だからな
ちょっとヤバイぐらい安いだろ、ありがたいけど。。。。

>>35
老人は投票するから政治家にとっては貴重
投票しない若者の方がイラネと思ってるよ

アメリカが福祉国家って一体何が起ころうとしてるんだ！俺達がバリバリ働くってこと？(´･ω･`)

想い出のグラビア記事『週刊大衆 』1974年8月29日号
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GN&action=m&board=552019572&tid=a5dea59a53a5dfa1a2bdphg&sid=552019572&mid=77
誌面をめくると興味深い記事に次々と目がとまる。
『新聞はまったく不公平だ』『日本の新聞くらい反政府的なものはない』

皆保険の前に米は普通に医療コストが高すぎだろ。
日本で10割自分で払ったとしても米のように高額にはならんぞ。

病気になった場合はね、健康でいる分にはアメリカの方が安いはず
保険がかからないからね

>日本であれば公的保険、民間保険を利用できますが、
>国民皆保険制度そのものがない米国人にとって
>医療保険はそう身近なものとはいえないようです。

保険の有無以前の問題だろ。
治療費そのものが高すぎで無茶苦茶じゃん。
3割負担でも風邪で一万くらいかかるじゃん

市場に任せた結果がこれだよ

途上国の医学生がどんどんアメリカに吸われていってるって問題になってるけど、
それって結局アメリカの医者の高額報酬が目当てだからな。健全化しないと

>>43
日本人が素朴な田舎にあこがれるようなものかな。
でもそこに暮らすかどうかは別だからね。

>>35
投票率の高い老人を選挙で無視することはできない。

>>6
確かに結構な岳南だけど、
「ちょっとした大病にかかったらもうアウト！」
って、自分の健康・財産を賭博のチップ代わりにかけたくないからなぁ・・・

自分（＆家族）が今後も病気・怪我しないって保証なんてどこにもないし、
「払い損」ってのが一番幸せなんだけどね。

アメリカはまずデブをなんとかしろや。
食生活の見直しを国民に徹底させろ。
ブクブク太ると余計な医療費がかさむだろうが。

訴訟費込みでなければねえ
弁護士出身の議員も大勢いるから実際には減額は無理だろうし

>>47
逆に言えば、票と金がなければ国は老人を見捨てられる訳だ
老人から選挙権と財産を奪えば合法的に老人を抹殺できる

>54
それとアメリカの医学部の学費がべラボーに高いんだよね。
だから需要に供給が追いついて無いのもある。
たしか更新もあったし。

アメリカ型の医療費が高いとかいう奴、嫌なら受診・入院しなきゃいいだろう。
これで死ぬのも自己責任だ。

>>60
年金受給して25年したら選挙権返上でいいな
生まれて20年は選挙権無いんだし死ぬまで20年選挙権無くても問題あるまい

>>53
弱いものは死ぬという意味では正しいかもしれん。
日本は医療費が安すぎるからな。

>>50
だわな。
日本の場合は保険制度によって医療の単価が適正利潤の範囲に抑えられるから、いくら10割負担とはいえそれを無視した値付けは難しい。

シッコは、アメリカの一番酷いところを取り上げ、
カナダ、イギリス、フランスは一番良いところを取り上げてる。

マスゴミはようやく、アメリカは駄目と分かったようだが、
次はどこの国マンセーして日本医療を叩くつもりなんだろうか？

>>63
あったまいいなあ〜

日本のありがたみを思い知れ

このスレには 早死にか、不老人か、想像力のない奴しかいない。