日本通運は5月29日、欧州の現地法人のドイツ日本通運が5月4日にポーランド・トルン市近郊の
クリスタルパーク工業団地内に「日通トルンロジスティクスセンター クリスタルパーク倉庫」(倉庫面積
1万5703u、総敷地面積5万u)を稼動したと発表した。
クリスタルパーク倉庫は低床トレーラー用1か所を含む16のトラックローディングドックを備え、
日本人出向社員2名を含む30名が勤務。事務所面積は400u。今回の開設で、ドイツ日通ポーランド
支店のトルンロジスティクスセンターは、既に2年前よりトルン市内に稼動している倉庫(約1万6700 u)と
合わせた2拠点体制となる。
クリスタルパーク倉庫は他の拠点同様、自社のグローバルウェアハウスマネジメントシステムである
REWARDS を導入し、主要顧客であるデジタル家電工場向けに、部材保管やジャストインタイム供給などの
サービスを提供する。
ドイツ日通では、ポーランド、チェコ、ハンガリーの3か国に展開している支店、倉庫拠点を軸に、
欧州域内外のトラック輸送網との連携を進めており、トルンロジスティクスセンターでもフランクフルト、
ハンブルグ、アムステルダムの各拠点をゲートウェイとしたハイスピード転送網と直結。欧州域内外の
ネットワークを活用し各顧客のサプライチェーンをサポートしている。
▽ソース:LNEWS (2009/06/01)
http://www.lnews.jp/2009/06/32341.html ▽ニュースリリース
http://www.nittsu.co.jp/press/2009/20090529_1.htm ▽株価情報
http://company.nikkei.co.jp/index.aspx?scode=9062