国際通貨基金(IMF)のストロスカーン専務理事は27日、声明を発表し、
史上初となる債券をロシア向けに発行する方針を明らかにした。
ロシアのプーチン首相が最大100億ドル(約9600億円)のIMF債を
購入する考えを伝えたのを受け、発行準備に入った。
専務理事は「ロシア政府はIMFへの強い支持を示した」と歓迎する意向を表明。
その他の加盟国にも参加も呼びかけた。中国も非公式に購入を打診しているほか、
ブラジルやインドも前向きに検討している。
債券の詳細や発行時期は不明だが、専務理事は「できるだけ早期に発行するよう
指示した」と説明。
米メディアによると、「ドル建て」ではなく、主要通貨を加重平均したIMFの
通貨単位「特別引き出し権(SDR)」建てで発行する可能性があるという。
ソースは
http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/090528/fnc0905281111010-n1.htm