ニュータウン開発が進む和歌山市の「ふじと台」に、ショッピングセンター大手の
「イオン」(本社・千葉市)が出店を計画している。2010年度中に開業予定の
南海電鉄和歌山大学新駅(仮称)近くに建設し、大阪府泉南市のショッピングモール
「イオンモールりんくう泉南」と同規模になるという。
同市や開発する浅井建設(和歌山市北島)によると、同市中と栄谷に広がる約300
ヘクタールのうち、南側では同社のグループ会社「西日本ニュータウン開発」が
住宅3000戸を建設し、すでに約1000戸が入居。北側は、浅井建設など15の
個人、法人でつくる「和歌山大学前駅周辺土地区画整理組合」が事業主体となり、
新駅駅舎(鉄筋4階建て)や商業地の開発をしている。
イオンは、北側エリアの新駅東隣りの約16ヘクタールに出店し、新駅舎とつなぐ
計画。浅井建設とイオンが昨年11月、土地の売買と定期借地権設定の契約を結んだ。
出店時期は未定としているが、イオンの県内での店舗は初めてとなる。駅舎には、
飲食店や診療所なども誘致したいという。
市では、周辺の人口増に伴い、11年春に市立貴志小分離校を開校予定。さらに、
新駅北側の国道26号と約2キロ東に建設予定の第2阪和国道を結ぶバイパス道路の
建設も計画し、「15年の和歌山国体までの供用開始を目指したい」としている。
浅井建設グループの浅井瑛介会長は「集客力のあるイオンモールの出店によって、
大阪府南部へ出て行っていたお客さんを和歌山に取り戻し、和歌山全体を活性化する
起爆剤にしたい」と話している。
◎イオン [コード/8267]
http://www.aeon.info/ ◎ソース
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/wakayama/news/20090526-OYT8T01100.htm ◎関連スレ
【流通/茨城】イオン土浦SCがオープン 茨城南部の商業地図塗り替える[09/05/23]
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1243057309/