[ワシントン 21日 ロイター] 米労働省が発表した最新週(5月16日終了)の
新規失業保険申請件数は前週から1万2000件減少し、63万1000件となる一方、
受給総数は過去最高水準を更新した。
ロイターによる新規申請件数のアナリスト予想は63万件。
前週分は63万7000件から64万3000件に上方修正された。
スボド・クマール&アソシエーツの主席投資ストラテジスト、スボド・クマール氏は、
引き続き経済の低迷を示す内容と指摘。「コストを管理できている企業がまず雇用を開始
するだろうが、第3あるいは第4・四半期まではそれほど多くは見られないと思う」と話した。
5月9日終了週の受給総数は666万2000件と前週から7万5000件増加し、
アナリスト予想の665万件を上回った。
需給総数が過去最高を更新するのは16週連続。需給者比率が前週の4.9%から5.0%に
上昇する要因となった。
一方で、5月16日終了週の4週間移動平均は62万8500件と、前週の63万2000件
(改定値)から減少した。
RDQエコノミクスの主席エコノミスト、ジョン・ライディング氏は「4週間移動平均が
再び減少し始めたことは好ましい」とした上で、景気後退の底打ちの兆候とみなすには一段と
はっきりとした減少を確認する必要があるとの見方を示した。
労働省当局者によると、前週、自動車業界の一時解雇の影響で申請件数が増加した多くの州で
申請件数は減少した。
詳細は以下の通り。
(失業保険・Rは修正値)
左から順に、日付までの週 申請件数 4週間移動平均 受給総数 受給者比率
05/16/09 631,000 628,500 Unavailable Unavailable
05/09/09 643,000-R 632,000-R 6,662,000 5.0
05/02/09 605,000 624,500 6,587,000-R 4.9
04/25/09 635,000 638,250 6,380,000-R 4.8
04/18/09 645,000 648,000 6,293,000 4.7
04/11/09 613,000 651,000 6,138,000 4.6
04/04/09 660,000 658,750 6,045,000 4.5
03/28/09 674,000 658,000 5,850,000 4.4
エコノミスト予想
申請件数: 630,000
受給総数: 6.65 mln
ソースは
http://jp.reuters.com/article/domesticFunds/idJPnJT837383820090521 関連スレは
【景況】米失業率が10%突破へ、成長回復後も困難続く--議会予算局 [05/22]
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1242927271/l50 依頼を受けてたてました。