【労働環境】講師契約終了で理不尽な対応、河合塾に350万円の慰謝料支払い命じる判決…福岡高裁、一審請求棄却判決を変更［09/05/19］

河合塾に３５０万円支払い命令　元講師の雇い止め訴訟

　生徒数の減少などを理由に授業数を減らされ、雇用契約が更新されなかったのは
違法な雇い止めだとして、大手予備校「河合塾」の非常勤講師だった熊本市の男性
（５４）が河合塾に地位確認や慰謝料などの支払いを求めた訴訟の控訴審判決が
１９日、福岡高裁であった。西理裁判長は「塾の理不尽な対応で、男性は精神的苦痛
を受けた」と述べ、請求をいずれも棄却した一審・福岡地裁判決を変更し、河合塾に
慰謝料３５０万円の支払いを命じた。

　判決によると、男性は８１年４月から２５年間、１年契約を繰り返しながら福岡校など
で勤務した。塾は０５年１２月、生徒数の減少や生徒からの評価の低迷を理由に、
週７コマから４コマへの授業数削減を男性に打診。男性は塾側に０６年度分の契約書
を提出せず、０５年度末で契約が終了した。

　高裁判決は、授業数の減少で男性の収入は４割減になると指摘し、「塾のいささか
理不尽な態度は、配慮にあまりにも欠けている」と不法行為を認めた。ただ、契約書が
未提出なため、「雇い止めとは認められない」と判断した。

　河合塾法務部は「判決文がまだ届いておらず、今後の対応を含めたコメントはでき
ない」との談話を出した。

ソース：朝日新聞　2009年5月19日20時48分
http://www.asahi.com/national/update/0519/SEB200905190009.html

別ソース：産経新聞　2009.5.19 23:06
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/090519/trl0905192311014-n1.htm

タイミングがよかったな

この場合、河合塾としてはどういう対応が正解だったんだろう？

１．コマ数削減ではなく、契約終了
２．この講師のコマ数そのままで、別の講師の契約終了
３．コマ数削減しつつ、報酬はそのまま

なんか正解ないような気がするんだけど・・・

人気がなければ切られる。それが大手の予備校だろ。
誰かを切らなければ次入れられないんだから仕方ない。

嫌なら辞めるかほかの塾と掛け持ちでも何でもすればいい。

>>3
２５年間契約を繰り返し続けたことで、
「契約終了でサヨナラ」は正当性を失ってるんだよ。

がんばれ吉野敬介

>>3
人事部員が通りますよ。

1年間は現状と同条件で雇用を継続。
その際に、「1年後にコマ数削減or契約満了の場合アリ」との
同意書に署名させておく。

これなら文句は言えない。

河合塾のなにが悪いかわからないが、
まぁ、講師も必死なんだろう

>>7
なるほど。転職活動する猶予をやれ、ということか。

まぁこの年齢じゃ転職もきついだろけどね・・・

法務部・・・よっぽど問題の多い会社なんだな

漫画家の打ち切りと何が違うの？
アンケ結果であっさりさよならなんてジャンプでは日常茶飯事。

教育における公務員と契約社員の大きな違い？
正社員との違い？

>>7
実際に長期にわたって契約を更新し続けた場合は
それやっても負けるよ

河合塾の場合、高齢の講師のコマ給は、バブル後に入った講師の２倍以上ある。
河合塾側としては、高給でも人気がない講師にたくさんコマを与えたくなくないんだ。
若手のコマ給は上げないで、何か方策をとらないと人件費がかさんで経営を圧迫する。
今回の事例は、当然と言えば当然なんだが、急ぎすぎた。　

人気がなければ、毎年の契約時に忠告して、改善されなければ少しずつコマを減ら
すか、コマ給を減額するなどの処置を行うべきだった。
現在、河合塾は何故かコマ給を下げることはしない。いきなりコマ数減を通告する。
講師に対しては、社会保険、雇用保険、労災に加入していないし、講師の生活の
ことなんて全く配慮していない。一部の講師は委託契約なのに私学共済に加入し
ている。でも雇用保険と労災には加入していないという、中途半端な違法行為が
なされている。裁判所が雇い止めと言っていることは、実質、雇用関係であると判断
しているのだから、改善しないとさらに問題がふくらんでくるだろう。

今回の判決で、河合塾は講師を人間だとは思っていないことが証明されたかたちに
なった。

河合塾は実力に対して払うんじゃなくて年功序列型って聞いた

河合塾は完全なる年功序列
若手の講師の給料なんてほとんど上がらない
一生懸命頑張っている講師の先生がかわいそう

生徒数が減ったのなら、中国人を入塾させるしかないな

少子化と脱高学歴化社会でもうこの手の学習塾産業は駄目だな

>>11
25年以上やっててあっさり切られたのいたっけ？

河合出版マンセー