【コラム】ケインジアンの勝利?−東京大学教授、伊藤元重氏[09/05/17]
経済政策の考え方を見ると、時代によって大きな変化が見られる。
大恐慌のなかで生まれたケインジアンの考え方は、戦後のある時期まで主要国の経済政策に大きな影響を
及ぼしていた。ケインジアンは市場メカニズムの限界を強く意識しており、公的な介入が必要と考えてきた。
マクロ経済政策においては、景気の変動に対応するために財政政策を発動すべきだという考え方だ。
景気が悪いときには減税や財政支出の増加を求め、景気が過熱するときには増税や財政支出の削減を
求めてきた。ケインズの考え方は官僚聡明論であるといわれることがあるが、ミクロ分野の個別の政策に
おいても、公的な規制や監督を重要視する傾向があった。
考えてみたら、世界大恐慌のなかで生まれてきた経済政策思想であるので、市場の機能に非常に懐疑的で
あることはよくわかる。世界大恐慌は金融市場の失敗から起きた。市場のなすがままに任せておいたら大変な
ことになる。ケインズならずとも、当時の多くの知識人はそう考えたのだろう。
ケインジアン的な政策は、戦後の経済発展に大きく貢献した。米国の政権にはケインジアンの経済学者
たちがアドバイザーとして参画し、マクロ経済政策運営でもケインジアン的な計量モデルが使われ、政策判断
などに利用されていた。また、戦後の経済発展の大きな支柱となったブレトンウッズ体制、とりわけその中核で
あったIMF(国際通貨基金)の構築には、ケインズ自身が重要な役割を果たしたのだ。
ケインジアン的な政策は、1970年代ごろになると綻びを見せはじめてくる。米国経済は深刻なインフレと
財政赤字に悩まされるようになり、失業率とインフレ率を足し合わせたミゼリー指数は、戦後最高の高さに
達していた。景気に配慮したケインジアンの政策が、過度な財政支出を生み出す結果となった。また、そうした
政策が人々にインフレマインドを植え付け、インフレを抑えるために少しでも財政政策を厳しく締めれば
失業率が上がってしまうという問題が生じたのだ。
いまから振り返ってみれば、ケインジアンの政策があまりに有効であったために、それに過度に依存しすぎて、
結果的にはケインジアン政策の弱点が前面に出てきたといってよい。
過度な財政依存、インフレと失業の共存、硬直化した産業構造という困難な問題に直面していた米国経済で、
大きな影響力をもってきたのが新古典派的な経済政策の考え方である。米国ではレーガン政権、英国では
サッチャー政権が、それを政策として推進していくことになる。
新古典派的な経済政策の考え方を、早い段階からもっとも影響力のあるかたちで主張していたのが、
シカゴ大学のミルトン・フリードマン教授であった。フリードマン教授は、ケインジアン的にマクロ経済政策を
活用して景気変動に対応しようとするのは、かえって経済的な変動幅を大きくし、インフレの芽を経済に
植え込むことになると主張した。
▽ソース:Voice (gooニュース) (2009/05/17)
http://news.goo.ne.jp/article/php/business/php-20090516-06.html 記事は
>>2以降に続きます。
>>1の続きです。
新古典派のマクロ経済政策の基本的な考え方は、金融政策では経済を安定化させるようなルールを固持し、
裁量的な動きをすべきではないというものだ。景気の動きに右往左往しないで、一定の貨幣供給量を維持
すべきだ、というのが当初のフリードマン教授の主張であり、最近の金融政策の姿勢でいえば一定のインフレ
率を指標として金融政策を運営しようというインフレーション・ターゲッティングの考え方と共通している面がある。
財政政策については、新古典派は均衡財政をめざし、財政支出や税率の調整で景気対策をすべきでは
ないという考え方であった。また過度な政府による介入を嫌い、規制緩和を推進していった。
1980年代以降は、新古典派が世界の主要国の政策に大きな影響を及ぼした。
主要国の金融政策は70年代までのインフレを抑えることに見事に成功し、1990年代以降は主要国から
インフレの脅威は去ったといってよいだろう。また、規制緩和が功を奏して米国を中心に高成長が続いた。
2000年から2007年の8年間は、世界全体の経済成長率は過去最高の水準であったといってよい。
ただ、こうした新古典派的な政策の成功の背後に、大きなリスクが隠されていたのだ。
1960年代までのケインジアンの成功が1970年代の混乱につながったように、最近までの新古典派的な
経済政策運営の成功が、金融危機で一気にひっくり返され、そしてケインジアン的な考え方が息を吹き返して
きたのだ。
新古典派的な経済政策運営の下では、インフレが見事に抑えられた。しかし、それが積極的に成長を志向
する政策運営を促し、結果的にバブルを生み出してしまったのだ。また、インフレが抑えられていたがゆえに、
世界の多くの国が今度はデフレの危機に直面することになった。さらにまた、行きすぎた規制緩和が金融の
暴走を招き、世界的な金融危機にまでつながってしまったのだ。
さて今後、世界の経済政策はどのような理念によってリードされるのだろうか。当面のところは、この厳しい
不況を乗り切るために、世界中の国が大規模なケインジアン政策を展開している。また、金融分野を中心に
行きすぎた規制緩和が見直され、新たな金融秩序が模索される模様だ。
日本でも、新自由主義が見直され、社会民主主義を標榜する議論が盛んだ。しかし、「ケインジアンか
新古典派か」あるいは「新自由主義か社会民主主義か」という二元論では、歴史は繰り返すばかりである。
ちょうど1970年代に学生時代を過ごした私のような世代には、デジャブ(既視感)を感じさせる。そのような
非生産的な二元論から脱却して、新しい時代の政策観を確立していく必要があるのではないだろうか。
−以上です−
教科書はお世話になりました
4 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 00:53:56 ID:vPbnSwYl
ミクロの伊藤、たけくま
マクロの中谷、大竹
経済学(笑)ってことでいいのでは
ここまで役に立たない学問も珍しい
6 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 00:54:24 ID:kix2Xtkf
永久に「経済学のための経済学」 ああ情けない奴ら。
競馬の予想の方がはるかに信用できる。
マクロの中谷の懺悔前のマクロ本持ってるwww
9 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 00:58:16 ID:kix2Xtkf
>>5 役に立たないって言うと大抵「あくまでモデルだから」とか「現実世界は複雑系だから」と返ってくる。
ヒトラーってかシャハトだっけ、ああいうケースに対しても「冷静な振りをしながら」
なんだかんだで成功した過去にこじつけの説明をするだけ。
教授なら論評ばかりしてねーで、提案してみろや!
外れたら格好悪いからしないんだろうがなw
ケジャンは旨いが
チャンジャは私の好みではない
ケイジャン料理好きな奴らかと思った
13 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 01:03:04 ID:l622Ex+3
経済学者はもっと減らしていいよ。貰い手がないが(笑)
14 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 01:05:01 ID:a3czoa/K
15 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 01:07:44 ID:SFIRyiNI
中谷巌ってすぐに勝ち馬に乗ろうとするんだってさ。
世の中でITがもてはやされると、ITだITだと騒ぎ
小さな政府だ新自由主義だと、世の中が騒げば、規制緩和・民営化を行い
金融バブルがはじけると一転、「私は間違っていた」と自分の信念を
いとも簡単に翻す。
もうお前には用はない、とっととうせろ!
16 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 01:08:26 ID:kix2Xtkf
経済学者って自分らが無能なことを分かってるからだろうけど、
論じてる内容の「正否」が判定出来ないような
思想的な話とか文明論みたいな話でお茶を濁すやつが多い。
過去の話なんてどうでもいい。先のことを語ってみやがれ。
そうじゃなきゃただの権威主義もしくは出世競争。
「〜大学教授」の言ってることだから信じるとかありがたいみたいな世界。
思考停止のアホの教祖でもやってろ。某社会学者とか某脳科学者みたいな方向性な。
政治に噛めない学者は最後はそれしかないから。売文か半タレント化の道。
大衆迎合主義ね。
数学者とか情報工学者とかエンジニアとかで堅実に業績残してる人間に
もっと光を当ててやればいいのに。
17 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 01:10:32 ID:fV2llJts
だよな。不治の病がある限り医学なんか役に立たないよな。
と言ってみたり
18 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 01:11:43 ID:GwmbidFA
顔テラテラし過ぎ
19 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 01:13:57 ID:OvSx2Mvb
それでも世の中、経済(カネ)で動いている。
財政的裏打ちのない政策(政治)ほど役に立たないものはない
>>5 役にたつって。馬鹿しかマスゴミは使用しないから
経済学=馬鹿学問
と洗脳されてきただけ。
新自由主義の時代でもケインジアンにたって主張した人間はいたわけで。
ほとんど黙殺されていたけどな。
21 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 01:16:39 ID:wh1bi7MD
官僚にケイジアンが多いのは東大のせいだろ。
>>21 多くないよ。財務省は反ケインジアンの牙城だよ。
財務省の奴らは東大法学部卒だから、
経済学がわからない俗流素人経済学ばっか。
だから国がこんなになった。
23 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 01:21:50 ID:zO8l5A3w
だから金持ちから強制徴収するインフレターゲットを設定しろって。
>また、戦後の経済発展の大きな支柱となったブレトンウッズ体制、とりわけその中核で
あったIMF(国際通貨基金)の構築には、ケインズ自身が重要な役割を果たしたのだ。
これは初めて知ったな。
どうもIMFって極道金融屋のイメージがついて困る。
25 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 01:23:52 ID:vofkEQmY
>>20 で、今は新自由主義にたって主張する人間がほとんど黙殺されているわけだなw。
26 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 01:24:41 ID:xWK+Dk3S
歴史は繰り返すばかりである。なんてことを言うこと自体失格。
>>24 共通通貨を主張していたんだよ。
しかし、ドル機軸体制に押し切られて負けた。
ドルが今年中にダメになるから、
ケインズ案がまた盛り返してくるよ。
28 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 01:27:32 ID:bb25rB+Q
>>1 >非生産的な二元論から脱却して、新しい時代の政策観を確立していく必要
一定の周期で二元論を繰り返すのなら、逆にわかりやすくていい。
新しい時代の政策観って言っても、二元論の延長線上にしかならない気がする。
ただ、行動経済学なんかより興味あるから、まずは新しい時代の政策観って奴をぶち上げてみろ
話はそれからだ
このままでいけるんかなあ
とりあえず公務員の給与は下げ続けとけ
30 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 01:31:43 ID:vofkEQmY
>>29 そういう答えは経済学無能と言われるよ。
公務員が嫌いでもね。
32 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 01:34:01 ID:+Gane5lZ
>>28 ケインジアンは好況、不況でも大本として大切なんだけどね。
一般にケインジアンと言われているのは財政偏重主義。
新自由主義は市場開放主義だ。
おおまかに、この二つの政策が争っていると思う。
>>31 経済学w
今もってケインズから抜け出せないいらない子
やるだけ人生のムダ
35 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 01:38:09 ID:Ge3FDQ2p
いいよねークソ記事書いて教授やってられるんだから。
普通にPDCAサイクルやって軌道修正するのと、
サブプライムの様な詐欺を摘発するだけの話なのにw
国民が苦しんでいるというのに、経済学者は頭の中で遊んでるのか
>>34 君には合成の誤謬という言葉を教えてあげよう。
会社経営と国家の経済運営は違う。
これは経済学を学ばなければわからないよ。
君は大学すら出ていないと思うけど。
38 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 01:40:51 ID:DujV+s0B
>ケインジアンの勝利?
取材した記者は、日本語できないの?
「極論で論じ合っても意味がない」ってのが要諦でしょ。
>「ケインジアンか新古典派か」あるいは「新自由主義か社会民主主義か」という
>二元論では、歴史は繰り返すばかりである。
推敲してる時に、記者も編集長も、この一文の意味が分からなかったの?
39 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 01:41:18 ID:L6CnmLM1
文章読んでないけど竹中は氏ねってことでいいの?
40 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 01:44:30 ID://yVrc98
>>37 日本株式会社は永久に不滅です!
19世紀重商主義に邁進してまいります
41 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 01:46:55 ID:XQq4ayqC
>>38 憤るのはわかるが、ちょっと待って欲しい。
「ケインジアンの勝利?」
と、語尾にクエスチョンがふってあるだろ。
これが、文章末尾の
>しかし、「ケインジアンか新古典派か」あるいは「新自由主義か社会民主主義か」という二元論では、
>歴史は繰り返すばかりである。
に効いてくるんだとおもうんだけど。
決してへんな小見出しじゃないと思うんだけどな。
>>22 そう言えば、日本からノーベル経済学賞受賞者はでないな。
43 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 01:51:52 ID://yVrc98
そら、マル経にノーベル賞を与えるわけにはいかんだろう
>>40 経済学なんて半年も勉強すれば十分だから、いちどやってみなさい。
それに、あんたのレスはゼロ点ね。
>>43 30〜40代はさすがにマル経ではあるまいに。
日本で経済を研究することのアドバンテージは何もなく、寧ろ不利なのかも知れないね。
新古典派でも不況のときの財政出動の効果を否定してる人は少数派じゃない?
47 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 01:58:38 ID:atBZvEpY
現実経済は完全に古典経済学的でも完全にケインジアン的でもなく、
経済状況によって、どちらがより説明力のあるモデルとなるかが
変わるってのは他学部の学部学生ですら理解している話。
つうか、新古典派のモデルにおいても、パラメーターに
特殊な値を入れればケインジアンのモデルが自然に導かれる
ってのはみんな周知の事実。
(実際にパラメーターがそのような特殊な値をとることが
現実経済であり得るのかってのは、もちろん議論になる)
70年代から90年代にかけてはマネタリズムのモデルが現実経済の
説明・予測に対して最も成功したのは事実だし、おそらくこれからしばらくは
ケインジアンのモデルが強い説明力を持つようになるんだろうよ。
小学生でも分かる話だ。
その上で、いまさらこんな分かりきった話をするってことは、新自由主義を唱えてた
自称識者の素人やビジネスマン(笑)の皆様が、ちょっと景気が悪くなった程度で
やっぱりケインジアンだ財政出動だ、とか言い出し始めて嫌気が差したからなのかね。
>>16 俺は情報工学屋だが、近代経済学は十分理工学の範疇に入ると思うよ。
たまに情報処理学会の研究会とかに経済学畑の人が論文持ってくるのを
見たりするが、それなりに研究として成り立ってるし、あれを無能といったら
情報工学だって追放するべき研究者がごまんといるわ。
経済学の問題はモデルがナイーブすぎて実用に耐えないってとこだろ。
なんでか知らんが解析解の求められるモデルに執着してるしな。
少なくとも
>論じてる内容の「正否」が判定出来ないような 思想的な話とか文明論みたいな話
は、新古典派だのケインジアンだのといった近代経済学の話じゃなくね?
48 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 02:04:04 ID:DujV+s0B
>経済状況によって、どちらがより説明力のあるモデルとなるかが変わる
結局、理論としては完成してないって証左なんだよな。
>>48 いやいや、マクロ経済学として完成しているよ。
ただ財出の増減、金利の上げ下げ、税制の変化は
デンフレインフレに関わらずしなきゃいけない。
政府部門はマクロ経済に絶対必要だからね。
ケインジアン=財政拡大主義
新古典派=放任主義
という俗流の理解で、俗流の人が二元論の議論をしているだけ。
50 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 02:11:12 ID:b40eZRxz
何で、お客さん視点なんだ伊藤元重w
お前は新自由主義的経済政策を推進させてきた当事者の一人だろ。
実験できない理論は無理論
52 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 02:13:54 ID:kix2Xtkf
>>47 俺が冷静になれば良かったようだ。
つまり言いたいことは、数学のように、
「これを公理(仮定)としたら、こういう結論(経済的状態)が導かれる」
ってことだけを無数のパターンについて調べといてくれればいいということ。
それなら、確かに「その前提」に「その論理展開」を組み合わせればそういう結論が
出ることは納得できるし、「その前提」と「その論理展開」に沿わない現象が起こった時点で
このモデルは役に立たない、と判断できる。
「アドホックな仮説」といったかな、採用している仮説自体に還ろうとせずに
うまいこと繕って説明を継続しようとされると凄く萎えるんだよ。
トートロジーゆえに正しくしかありえない「前提」と「論理展開」の組み合わせの
インデックスを黙々と積み重ねていってくれるならありがたい。
だから、あんまり現実社会をかき乱すようなことはしてほしくない。
>>1の記事は、二元論ではなく、統合的に二つの学説を合成した
より一般的な理論が構築できる可能性が高いということと、理解したけど、合っている?
54 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 02:14:43 ID:DujV+s0B
>>52 普通に経済学の入門書読んだら。すごくやさしいの。
GDP=消費+投資+政府支出+輸出-輸入
目がくらむくらい易しいだろ。考えすぎるなよ。
そんな難しいもんじゃないって。
56 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 02:19:28 ID:9j9LN46l
経済学は役に立たない的に書かれてるけど
世界経済を理解する上で経済学って必要ないの?
>>56 普通に必要だし。
貿易黒字=利益
貿易赤字=損
とか考えていないよなw
59 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 02:22:39 ID://yVrc98
60 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 02:23:04 ID:wh1bi7MD
>>30 2回ばかし破産しているけどな。しかし、最終的にはお金持ちでゴール
>>59 はい、経済学履修し直しね。
こんな簡単な学問勉強しておけって。
62 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 02:24:38 ID:atBZvEpY
>>37 世間一般で交わされる経済談義の根拠の殆どが
「自分が仕事(経営)で実践的に感じた理論によると」、などそもそも理論じゃない上に
マクロ経済学とミクロ経済学をごっちゃにして事業経営レベルと国家経営レベルを
同一に語るという体たらく。
しかもそういう話をしたがるやつは大概、事業としては小さくとも一国一城の主なので
「俺理論正しい」炸裂。
なのでもう俺はずーっと聞き役に徹することに決めたw。
64 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 02:25:40 ID:9j9LN46l
>>58 貿易黒字=
貿易赤字=
これの答えは何なの?
>>64 貿易黒字が積みあがるというのは、
国内経済が疲弊して、外国売らなければならないという場合もある。
貿易赤字が積みあがるというは、
自分の国でモノ作れなくても、他所から買えばいいからラッキーという場合もある。
66 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 02:29:40 ID:69uyVRYe
>>61 全然分からないんだが、GDP拡大or成長率プラスならOKってこと?
67 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 02:30:09 ID:kix2Xtkf
そんなに単純だから現実を説明できないんじゃないか?というのは誰でも思うことだと思う。
かといってモデルが複雑になるほど説明のインパクトが落ちて、
「現実とは現実のことである」といっているのと近くなってくるんだろうと思う。
68 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 02:32:27 ID:atBZvEpY
>>63 具体的にどういう持論を展開するのか気になるわ。
業界的には
「法人化されたとは言え、まだまだお国の研究機関の気分。
年度末に予算を消化しないと研究費が減るから無駄な機材を買って
消化しなきゃいけない。N先生の研究室じゃ実機検証用のFPGAボードを
わざわざ業者に特注したらしい。うちもその方向でいこう。」
→「省庁もきっとそうだから無駄な事業に予算がつくのは止められない」
このぐらいしか思い浮かばない。
>>63 それが賢いはな。
でも経団連とか財務省レベルで経済無能になると話にならない。
国を滅ぼす。あ、あと日銀な。
70 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 02:33:58 ID:JhNe1BZb
>二元論では、歴史は繰り返すばかりである。
多分そうなる罠
>非生産的な二元論から脱却して、新しい時代の政策観を確立していく必要
これが出来るとは思えないからな
>>68 国も会社も効率化!俺がやったら役人よりもうまくいく!
だろうよ。そんなことしたら、切り捨てられた人間がふきだまって
経済が沈没するよ。まさに視野狭窄w
72 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 02:36:52 ID:kix2Xtkf
説明もなしに教科書読めだの履修しなおせだのはちょっと問題があるような。
基礎的な知識の枝葉末節を忘れるとか見落としてるなんてことは良くあることだと思う。
「知識量が多いこと」のもつ意味がクルーシャルであればあるほどその学問は学問として
特有の寂しさを抱えてるよう気がする。「知識量の多寡」が最も価値を持たないのは数学だと思う。
73 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 02:39:40 ID:atBZvEpY
もう一個あったわ
「ボス『というわけで、このxyz万円の予算でrを作ろう。
俺君、次のI君の輪講までに見積もり取っといて。』
俺『めんどくさいんで、バイト先で使ってる業者でいいですか?
ちょっと高いけど多分全部手配してくれますよ』
ボス『国立pgr法人に納入実績のあるなら多分大丈夫。
予算の額にきっちり合うようにね』」
→「省庁も多分同じだから、NやFみたいな業者ばっか納入してるんだろうね」
74 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 02:41:51 ID:E8Hy9yqu
行政に人口が停滞する中成長を継続させる力なんてない
もちろん、民間にもそんな力はない
後はどれだけソフトランディングするかなんだが、マスコミは不況をあおることに命をかけてる
財界がマスコミに圧力をかけて少しでも不況を感じないようにさせないのが不思議
日銀がよくやっている
「金利が低いのは預金者の利益をかすめとっていることだ。
だから金利を上げるべき」
これも経済無能の見本だから、マクロ的にどこがダメなのか考えてみてね。
>>72 それは同意。「理数系」と単純に括って、しかも2ちゃんだと文系は駄目レスのよう
な視野狭窄を起こした人間が結構いるが、数学の閃きと知識のバランスは明らか
にその応用たる理学、さらにその応用としての工学とは思考の形態自体が違う。
レベルではなくフェーズの違いであって、純粋理論を突き詰めるのと、応用理論を構築
するのがどちらが上とすること自体がセンスがない。
自民党が少子化対策の政策アピールするのってギャグにしか思えんw
11 :名無しさん@八周年:2007/12/24(月) 00:01:38 ID:EYSEQM2R0
なんでお前らは、お前らの味方をしてくれる福島瑞穂をバカにして、
お前らを虐げる自民党を応援するんだ?
●福島みずほ
正社員とフリーターの格差。生涯賃金でフリーターは五千二百万円しかありません。
年収が百五万八千円。正社員の四分の一しかフリーターはありません。
総理、厚生労働大臣、五千二百万円しか生涯賃金がないこの実態についてどうお考えですか。
○小泉純一郎
給料は仕事によっても会社によっても違う。フリーターたちが新たな仕事に就ける対策が必要
●福島みずほ
いや、生涯賃金が五千二百万円しかないということはマンションも買えないということです。
子供を一人育てるのに二千四百万円以上掛かると言われています。少子化と言われますが、心構えの問題ではなくて、
五千二百万円しか生涯賃金がない中で二千四百万、少なくても子供に掛かる。どうやって子育てができるのでしょうか。
これは明らかに政治の責任。これをどう解決するかについてどうするのでしょうか。
自民党からヤジ
「マンション買いたいなら働かなくっちゃねw」
「フリーでいたいからフリーターなんだろ」
「そんなの政治の責任じゃないよw」
●福島みずほ
今傍聴席からフリーターはフリーでやっているんだという意見が出ました。私はひどいと思います。
三人に一人が非正規雇用、パート、派遣、契約社員、そしてその八割が月収二十万円未満です。
生涯賃金が五千二百万円という現実を今の政治の規制緩和、労働法制の規制緩和などがやっています。
[002/003] 162 - 参 - 予算委員会 - 3号 平成17年02月01日
78 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 02:47:58 ID:E8Hy9yqu
>>75 日銀の利下げ幅よりも企業への貸出金利低下幅のほうが少なかった
その分銀行が儲かってる
その利益を預金者に還元すりゃいいのにしなかったんだもの
>>74 経済成長以前の問題だね。
問題は、国がマクロの不均衡を調整する役目を放棄していること。
財務省-財政出動させない。税金は上げる
日銀-国民が生きようが死のうが金利を上げる
経済学的にかなり無能な連中。法律では経済はできない。
自分の面子のためなら国民が死のうが関係ない牟田口みたいな連中だよ。
80 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 02:50:09 ID:atBZvEpY
>>75 金利を上げるために公定歩合を引き上げたら金融機関の
資金調達コストが上がる→貸し出し金利を上げる
→企業の設備投資水準が下がる→dY/dI>0より総消費Ycが下がる
→Yc=Ydより総収入Ydが下がる→国民の所得水準が下がる→樹海
教科書的にはこうか?どうでもいい。
81 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 02:51:42 ID:oFQe3Zo5
> 日本でも、新自由主義が見直され、社会民主主義を標榜する議論が盛んだ。しかし、「ケインジアンか
>新古典派か」あるいは「新自由主義か社会民主主義か」という二元論では、歴史は繰り返すばかりである。
さて、新しい経済学を作り出すのはだれなのか。
82 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 02:52:14 ID:y+a/fL/C
レーガン以降のほうがめちゃめちゃ財政赤字ひどくなってるんだろ
84 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 02:54:04 ID:kix2Xtkf
>>75 だから、そういうのを「無能」といわない方がいい。
経済的変数と経済主体の影響関係の網の目についての知識さえあれば
わかることであってそれをまるで「思考力」とか「センス」とかの
問題だと錯覚させるのは良くない。
「知識量が多いこと「だけ」が自分のアドバンテージである」
という感覚は専門家にとっての恐怖なんだろうけど
実際、学者の天才的センスを発揮するのは自由だけど
論理的、演繹的な説明ができる部分は誰にでも時間さえかければ
理解できるものだっていうことは押さえておくべきだと思う。
だから鵜呑みにせず、専門家の握ってる「元ネタ」を、
根気のある素人が辿れるようにすることは大切。
ソースコードの公開みたいな感じで。
85 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 02:54:36 ID:atBZvEpY
>>78 不況→債務不履行の可能性が増える→貸し出しリスク増加
→リスクプレミアム増加→貸し出し金利=無リスク金利+リスクプレミアム
より公定歩合の引き下げ幅に比べて貸し出し金利低下幅が下がる
教科書的にはこうか?どうでもいい。
>>22 アメリカで接待してもらって犬になったからだろ
87 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 02:55:28 ID:9Z8oWA5F
>>79-80 俺は新ケインズ派ネット右翼だけど
軍オタのクーやミラーマンは財政出動やれと言いながら金融緩和には否定的で
高橋洋一は金融緩和でマイナス実質金利へ導けと言いながら財政出動には否定的
っていう、私怨でもの語ってるのがいけないと思うんだよね。
新産業創出派は財政出動はムダ、金融緩和はハイパーインフレを招くとか言って
新産業創出による乗数効果を生み出すための必要条件を否定してしまってる。
>>84 無能なのは、あんたじゃなくて日銀の連中と。
とうとうと
>>75みたいな戯言をほざく連中だよ。
別に高等に理論化された学問じゃなくて、
生活に密着した問題なんだから無能よばわりされても仕方ないだろ。
89 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 02:57:18 ID:eWfzKFEN
経済政策ってより、民主主義の限界だろ。
4年周期でしか、政権は財政を考えないから、5年目にどうなろうが知ったこっちゃない。
だから、人気取りの減税と公共投資ばっかり繰り返して財政赤字を垂れ流した。
60年周期の一般家計ではこんなことはありえん。
売春婦と同じ短絡的思考形式の民主主義の限界。
結論:過去最高益の任天堂は化け物
ありゃ、現在の所結構良スレの予感。
二元論を論じるよりデイトレーダのクリック一つのがよっぽど経済を
動かしていると思うんだkが。
>>89 財政赤字の元凶は消費税を増税して、経済が疲弊して税収が減少したことだよ。
ちょっと調べればすぐわかる。
それでも財務省の牟田口どもは、また性懲りもなく消費税を上げて
日本国民をバンザイ突撃させるつもりだよ。
94 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 03:02:37 ID:kix2Xtkf
これからは「人間心理」も考慮に入れた経済学だ!
とか言われるとなんか哀しくなってくる。
自信満々すぎる。経済学者。
95 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 03:02:37 ID:9Z8oWA5F
>>84 今の経済学は所与の条件が(静学的ではなく)動学的で、
さらに確率的にどう変わってゆくかを
マルコフ連鎖モンテカルロ法や粒子フィルタで推定してってる。
台風の進路予想に近い。
>>88 経団連はサプライサイダーに毒されすぎてる。
回り回って自分達のクビ絞めちゃうことがわかってない。
96 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 03:03:37 ID:E8Hy9yqu
市場も景気も人の気分によるところが大きいっていう当然のことにもう少し気を使わないといけない
「景気が良くなってきたから金利上げます」みたいな庶民が喜ぶことに対して
「まだまだ景気は悪い!金利を上げたら不況に逆戻りだ!!」なんてテレビで連呼しちゃだめだよ
それが正しかろうが正しくなかろうが
97 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 03:03:57 ID:wh1bi7MD
98 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 03:04:43 ID:atBZvEpY
>>89 そこに国民全員が合理的経済人であるっていう仮定と
不死者仮定(?だっけ経済成長論の)を入れればいいと思うよ。
どうでもいい。
99 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 03:05:17 ID:wh1bi7MD
日銀は無能じゃないよ。
ちゃんと外資の手先として日本経済疲弊の任務を粛々と遂行している。
100 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 03:06:18 ID:eWfzKFEN
>>96 低金利が経済にいいって、嘘かもしれんしな。
現に日本が好景気の時代は高金利だったし。
>>100 景気が良いと金利が高くなる。悪いと低くなる。
今の日本経済は出口なしだから低いまんま。
経済学の基礎だよ。
102 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 03:08:28 ID:kix2Xtkf
>>96 じゃあ日銀の政策に「メディア対策」も含むべきだろうと思う。
財政政策
金融政策
メディア政策
この三つの分析が標準的な教科書に載るようになる日は来るのか。
103 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 03:08:52 ID:9Z8oWA5F
>>93 一律消費税って事実上の政策金利上乗せ効果があるよな。
経常赤字でもないかぎりゼロか、
糊代として残すにせよ0.5%まで下げたほうがいいような気がする。
>>100 量的緩和解除で金利上げたけど景気良くなるどころか悪くなったよ。
昔はインフレ期待が強かった。今は違う。
現在の日本が低金利で苦しいのは小渕や橋本がばら撒いた金のためなんだが
105 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 03:09:46 ID:wh1bi7MD
景気がよくなるには銀行がどんどん貸し出せばええ。
ただそれだけのこと。
金利を下げれば景気がよくなるなんてウンコの考え方。
106 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 03:10:24 ID:9Z8oWA5F
橋本は緊縮財政やったけど。自殺者がドカンと増えてあわてて財出再開した。
>>103 消費税=消費禁止税だから、消費は絶対に延びないw
経済は絶対にしぼむよ。
安定税収だから、国民は馬鹿だから、とか思ってやっているんだろうな。
108 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 03:13:07 ID:kix2Xtkf
経済学が悪いとか経済学者が悪いとかはまあ単なる罵倒だから控えた方がいいかもしれない。
でも、開き直っては欲しくない。俺はこれまでこれぐらい間違ったことを言ってきたし
今言っていることも、これから言うことも大いに間違っている可能性がある、
という注意書きをしてほしい。
109 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 03:13:22 ID:atBZvEpY
>>95 ベイジアンネットワークとか使ってる?
自分で調べるのめんどくさいから情報処理学会の
MPS研究会あたりに研究の近況を纏めた論文出してくんねえかな。
とりあえず反日メディアは内乱罪、騒乱罪、外患誘致罪で全員死刑にしろよ
何時効力を発揮するんだよ
111 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 03:15:06 ID:9Z8oWA5F
>>105 市中銀行から借りやすくするために日銀が政策金利下げるの。
>>107 安定税収が欲しいなら
国民所得に対する標準租税・社会保障負担率をあらかじめ決めといて
次に個人・法人の負担率を分解し、次に累進関数を決める。
マクロの課税後所得を調節するために
デフレギャップが生じてれば減税+国債発行、
インフレギャップが生じてれば増税+国債償還、と決めてしまう。
こうすれば財政を安定させながら増減税を行えると思う。
112 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 03:17:30 ID:wh1bi7MD
>>111 なんやかんやで金貸さんのが銀行やから。
最近のメガバンとかはグロス取引ばっかに目をやって、小口は全く相手にしない。
それどころか貸しはがしやってる。
公的資金入っているのに、こんなんで金が回るわけない。
114 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 03:19:04 ID:E8Hy9yqu
>>105 銀行「貸したいけどまともなやつが借りに来ないんですよ・・・」
>>103 メディア対策は政治かなぁ
そういや、昔はこの狭い日本の地価が下がるなんて全然考えられてなかったな
土地余りって怖い
115 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 03:20:43 ID:9Z8oWA5F
>>109 アメリカ経済学会(The American Economic Association、AEA) に
動学的確率的一般均衡モデル
(Dynamic Stochastic General Equilibrium Model、DSGEモデル) の論文がかなりたまってる。
日本ならESRIにあるけどアメリカのほうがたくさんある。
DSGEモデルはアメリカでもここ4〜5年で普及してきたツールで
シカゴの新古典派もハーバード・MIT・プリンストンの新ケインズ派もDSGEモデルを使ってる。
>>112 銀行が貸し出し増やさないのは俺も頭に来てる。
低〜中所得層の減税をドカンとやって、それでも総需要不足なら公共事業やる、
というのが王道じゃないかね?
個人消費が増えないと中小企業のビジネス環境はよくならないはず。
116 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 03:20:44 ID:wh1bi7MD
>>114 担保ばっか見て貸しているからな。リスクを全然取らん。
担保がないと事業計画書もまともに読まないし。
>>104 返さなくていい金を返そうとしているから、そうなるだけ。
財政赤字を減らそうとすると、赤字がさらに増える不思議。
経済が回復すれば、金利はマイルドなインフレになる。
そうすると国債発行も減るし、インフレ効果で残高も目減りする。
あと、金利があがるというのは経済が活性化して
預金するよりも、つかった方が儲かる道が増えるということ。
経済学を知るメリット ⇒ 経済学者に騙されなくなる
世界有数の経済学者が破産してるんだぜ?
所詮は、変数が揃わなければ理論が成り立たない机上の空論に過ぎないよ
変数が揃ってるってのは、俺が何考えてるか判るって言うのと同じ事だからな 笑える
119 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 03:25:56 ID:wh1bi7MD
>>115 所得分布はどの国もべき乗分布になるそうな。
つまり平均所得よりちょい下ぐらいの所得層が一番多い。
この層が下に沈むと国全体の経済も停滞するらしい。
なぜなら一番消費量の多い層の消費が減っちゃうから。
これを解消するには所得格差を無くすのが一番。
金持ちから金を出させ、所得の低い層の所得を底上げする。
だけど、今の政府の政策は全く逆のことをやってんだよな。
>>118 そんなこと中二病の発作を止めて
GDP=消費+投資+政府投資+輸出-輸入
を頭に入れなさい。それで、何で日本が経常収支黒字で、
アメリカは赤字なのか考えなさい。
経済学の必要性は不明だが、
経済学部卒業生は不要。
どこの会社で役に立つんだ、経済学部卒業生!
>>114 銀行の言うまともな奴
連帯保証人がいる奴か土地を一杯持ってる奴
グローバルスタンダードと喚く奴もこの日本独自の制度のことは黙ってるw
>>120 高尚な事を語り、経済の動きを把握していると豪語するなら、
さっさと為替に手を出して大儲けすれば良いのに、なぜしないの?
125 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 03:28:30 ID:kix2Xtkf
学者の癖に素人を甘く見て、
「格差拡大」「新自由主義」「弱肉強食」「無慈悲な合理化」
「金融工学というペテン」
みたいな下品なワーディングで、本来単調(それで十分)なはずの講義に
臨場感や現実との接点やらジャーナリスティックな風味やら社会時評をトッピングしようとする
クズ教員ばかりで経済学が大嫌いになってしまった。まあシコシコ独学するからいいけど。
>>124 BNF>>>>>>>>>>>>>>涙目経済学者だから
127 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 03:29:31 ID:fvITbMIY
資本家にもっと儲けたければ、もう少し労働者に金を余分に与えて、消費を増やさせろと教えてやれよw
ようするに余分に払った金額以上に利潤が上がればいいんだろ。
まぁ四半期では無理だから、株主のおっちゃんには4時間ぐらい総会でつるし上げ食って
のらりくらりとやれw 学生運動の団交よりはましだろw
128 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 03:29:45 ID:DujV+s0B
経済学って、歴史は考慮しないのか?
・減税→貯蓄
・銀行への公的資金→資本増強
・公共事業→経済効果なし
バブル崩壊で経験済み
机上で数字こねくり回すのも良いが、現実を見ない経済学は役に立たん。
129 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 03:29:57 ID:9Z8oWA5F
>>117 経営関係者には
大企業経営と自治体経営は性質が違う。
大企業経営・自治体経営と国家経営はそもそも次元が違う、発想のコペルニクス的転回が必要。
というのを分かってもらわないとな orz
>>119 それは少し語弊があるかも。
下の所得層から上の所得層まで課税後所得の伸び率が平準化するようなほうが
個人消費がもっとも増えやすく、有効需要を底上げしやすい、ってことなの。
貧しい人がカワイソ〜ってんじゃなく、純粋に効率性と公平性の両方を追求したほうがマクロ的には合理的。
なお悪性インフレを防ごうとすると
どうしても失業率はゼロにできないから(インフレ非加速的失業率、NAIRU)
こうした人々には負の所得税的な社会保障が必要だろうな。
>>124 別に高尚でもなんでもないよ。
大学一年で半年くらい授業受けることだよ。
高校生だってわかることだよ。
経済学が金儲けの学問だと思ってるやつがいるな。
経済学の知識が有効に機能するのは、経済政策の部分がほとんどだぞ。
経営学や金融工学と混同してるんじゃないのか?
ついでに言えば、一般人が経済学の知識を身につける必要性は、
馬鹿が馬鹿な政策を主張して、馬鹿なことをしでかさないか見張るため。
そういう意味では、日本は民衆の経済学のレベルが低いせいで、見事にそれを実証してるね。
>>118 LTCMのことなら学者個人は別に破産してなかったよ。
LTCMの破綻は、学問的業績と無縁な現場のトレーダーが大博打打ったところへ、
予測不能なロシア通貨危機にぶつかって死亡したというのが理由。
でもLTCMだけじゃないからね、あの危機で潰れたのは。
ちなみに危機で潰れる前はどんなヘッジファンドよりも好業績だった。
しかし段々と自分達の方法を模倣するファンドが現れ、利益が上がらなくなってきた。
まあこれは効率的市場仮説そのまんま。そんでリスクの高い投資に打って出ざるを
得なくなり(顧客の突き上げ等でね)、その結果としてああなった。
言うまでもなく、学者連中の金融理論自体は今回も含めた危機を経て今後もずっと使われる続ける代物。
133 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 03:32:38 ID:E8Hy9yqu
>>119 単純労働者の使い道もないし、頭脳労働者の職も足りない
金融業はもう無理そうだし、IT産業はあんまり人を吸収できない
製造業は海外移転するし、農業は採算が合わない
サービス業は人口減少が響くし、介護も採算が合わない
20年後には人口減少で労働者が足りなくなるって言うけど、それまでどうするんだろうね
大学余るからつぶさないといけなくなってるけど、抵抗激しそうだなー
ついこないだまで竹中をありがたく拝聴してた奴らが多かったのが
隔世の感だな。
しかしまだまだテレビにはエコノミストの残党が一杯いる。
彼らが一掃されるまで、経済学者叩きを止めてはならない
>>130 で、その半年の講義で一体何を学んだのかな?
そして社会に出てから何の役に立ったのかな?
知っている事に何の意味があるのかな?
137 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 03:33:53 ID:9Z8oWA5F
>>124>>130 FXは中〜長期では稼げない。
短期で、ドル円ロングとドル円ショートのどちらにチョウチンがついてるかを推測して
材料が出たらどちらにどう刺激してくかを予測しないとダメなんだ。
これは 「期待」 が短期的にどう為替相場に作用するかというレベルでのバクチだから
マクロの知識はあんまり役に立たない。
>>134 自称経済学者な。天下りとか、証券アナリストとか経済学者じゃないから。
139 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 03:34:29 ID:kix2Xtkf
>>119 あんたの説明が今日一番しっくりきた。
そうそう、確率論の期待値みたいな考え方と関わるような気がする。
必需品に対する需要は金が入れば伸びるから、
新たに手に入った金に対する消費割合(消費性向)と人口を掛け合わせたときに
一番数値がでかくなる層に金を配ればいいのではないかということだと思う。
自分のことだから勘違いしてる可能性は高いが。
140 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 03:35:13 ID:wh1bi7MD
>>134 竹中が税金逃れで海外に資産を移しているって本当?
後、税申告逃れのために一時的に海外に移住しているのも本当?
国税庁ガンバレヨな
アイツの資産は全部没収でいいだろ
というか、そもそもテレビに出てる時点で、研究とかおろそかにしちゃって
いるわけで。テレビ向けに、適当なウケそうな事を放言するようになったら
もうお仕舞いなわけで。
伊藤元重先生だって、テレビ向けだと結構酷い事を語ってらっしゃる訳で。
143 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 03:36:21 ID:wh1bi7MD
144 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 03:36:24 ID:eWfzKFEN
どうでもいいけど、東大教授は日本の1000兆円の借金の返済計画はどう考えてるわけ?
具体的な返済計画を出してよ。
145 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 03:37:00 ID:DujV+s0B
グローバル化した経済に適応しようとした結果、日本は輸出に頼るようになった。
政府は自由貿易協定も推進した。
回復の兆しが見えた途端、サブプライムで決定的打撃を受けた。
外需に偏りすぎ、国内が疲弊した結果、出口が見えない日本。
政策のどこに経済学が活かされてるのか?
146 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 03:37:03 ID:9Z8oWA5F
>>139 それが消費関数ってやつだよ。
消費関数にはケインズ型とクズネッツ型があるんだが、
クズネッツ型も資産効果を入れて再計算するとケインズ型になる。
というのが近頃わかった。
>>131 混同なんてするかよ 皮肉だよ
そして、俺はさっきも書き込んだだろう?
経済学を知るメリット ⇒ 経済学者に騙されなくなる 事だと
>>122 国税専門官・税理士予備軍のレベルに達していれば、
一応、お役立ちだろう。
だいたいメガバンクとかの採用条件も、このあたりだな。
>>136 普通に役にたっているけどね。
君も
>>75とか考えていたクチなのではないのかね?
このスレ読んでよかったね。
150 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 03:39:43 ID:wh1bi7MD
>>148 なんか金融系はブルーのスーツと相場が決まっていて、メガバンの面接とか
ブルー以外のスーツを着ていくと必ず落とされるらしいよ。
152 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 03:39:56 ID:atBZvEpY
>>125 言いたいことはよくわからんが、
金融工学の予測モデルは結構酷いと思うよ。
確率分布を予測するのはいいが、
KL情報量でモデルの精度を評価するのもいかがなものかと思うし。
154 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 03:42:26 ID:9Z8oWA5F
>>143 DSGEモデル(
>>115)には
マンデルブロのフラクタルや冪分布(スケーリング法則)も組み込まれてるよ。
>>151 経常収支とか人口の具合とかで、普通に未来予測とかできるし。
不況の脱出の仕方もわかるし。
何が何でもお金が儲からないとダメ?
未来予測が出来るならお金も儲かるんじゃないの
157 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 03:44:04 ID:E8Hy9yqu
>>124>>137 為替やら賞品やらの「先物」は経済学者がよく予測してるよ
「原油は上がりすぎだ。おかしい。」ってずっと言ってた
実際その通りだとは市場参加者はずっと思っていたが、その下がるのがいつかは誰にもわからなくて、とりあえず流れに乗って買い続けてた
経済学者に対して、「下がるって言ってたのに上がり続けてるじゃないか!」と文句を言うのは正しいのかどうなのか
>>156 利益が出そうな分野がわかればな。
経営とか営業の才能は別だろうよ。
159 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 03:45:06 ID:DujV+s0B
>マルコフ連鎖モンテカルロ法や粒子フィルタで推定してってる。
>台風の進路予想に近い。
そのわりには、どの国も米の住宅バブル崩壊に備えてなかったけど?
161 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 03:45:33 ID:9Z8oWA5F
投資家やるにゃマクロの知識は要らないよ。
経験的にいくつかのツボは身につけるけど、
別に世のため人のためにやってるわけじゃないから
厚生経済学的な知識までは身に付けない。
162 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 03:46:02 ID:kix2Xtkf
>>133 「学問を守れ」みたいなバカを処分して
ビジネスや技術の専門教育機関を一杯作ってドイツみたいに早期に
職業意識と専門技能を身につけさせる体制に移るべきだと思う。
経済戦争に勝つための総動員体制って感じ?
>>129 ナイル習ったなあ。経済学ってもう本当に
「経済主体と政策と景気の相互関係の学」なんだよね。
ひたすら似たような形のグラフみてて良く飽きないなと思う。
どっちが上った下がった、寄与率がどうだ伝搬性がどうだ弾力性がどうだを延々やるのはある意味凄い。
>>159 リスク配分の問題だからもとから壊れた意味ないんじゃね?
>>162 経済戦争とか自然に出てくるのがいただけないなあ。
重商主義が頭にこびりついているよ。
165 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 03:48:24 ID:DujV+s0B
166 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 03:48:42 ID:9Z8oWA5F
>>157 ファンダメンタルズ(らしきもの)と時価の乖離が出てくりゃ予測はできるけど
いつはじけるかはさすがにわからないんだ。
また時価のつりあがりがファンダメンタルズ上昇を先取りしたものなのか、バブルなのかは
時間がたたないとわからない。
>>159 ちょっと前まで合理的期待形成的なファイナンス理論が猛威をふるってた・・・
>>155 普通に未来予測が出来るwww言っちゃったよwww
じゃあ、未来はどうなるの? ぼくに教えてよ、先生?
不況の脱出の仕方が判るのか 凄いなお前
さっさと利権ヤクザと経団連と外国勢を丸めこんで来いよ いや、マジですげーわ
>>167 おまえ、何にも学習してない奴だなー。
大学というものにも行ったことないだろー。
借金で家と車買って放蕩三昧のやつらのローンがトリプルAで
日本の格付けがボツワナ以下で
米銀の簿外取引の膨張がまったくの無規制で
日本には時価会計が強要されて
こんな都合のいい話を弁護し続けたのが経済学であり経済学者だ
>>128 歴史は、経済史として、研究されているようだね。
減税→貯蓄,公共事業→乗数効果減少
こういったデフレ現象は、過剰貯蓄の場合、過剰とか飽和とかいう分析がなされる。
シュンペーターのイノベーション理論なんかは、これを扱っていると思う。
デフレの時に、次のイノベーションの準備がされているんだけど、華は開かない。
設備投資なり、配備段階にはならないから。
でも、好条件に政策的に導けば、華開くわけだから、また次の発展があるということ。
イノベーション理論は、もともと、経済史を研究して、出てきたものだと思うのだが。
172 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 03:52:41 ID:9Z8oWA5F
>>162 最新のIS-LM分析は 「期待」 のz軸も入れた3次元グラフだよ。
>>169 大卒だが?
専門外で履修済だが、これほどくだらない学問も無いだろ
で、具体的に君にとってなんの役に立ってるの?
未来予測が出来て、不況の脱出の仕方が判る事で、君はなんの利益を得たの?
174 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 03:53:28 ID:DujV+s0B
>>157>>166 中長期って言ってる間に、ファンダメンタルズも動く。
「条件が変わった」ということで予測が外れた免罪符にしてるが、本来それも含めて予測できるようにするのが、理論。
突発的要因によって、頻繁に予測が変わるなら理論とは言えない。
>>168 リスク配分の問題ではないけどな。
金融工学と経営学と経済学の区別が付かない奴は高卒レベルでいいだろ。教養ゼロ。
177 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 03:54:58 ID:E8Hy9yqu
>>170 アメリカに時価会計を強要して企業を潰して、禿げたかのように買いあさるべきだったよな
そこまでやれば日本の低金利は逆襲のチャンスを狙っていた日本の策略だったってうそぶけるのにね
>>175 お前がつまらない事に気付け
>>176 どれもそれほど役に立たないと言う点では区別がつかないな 残念ながら
会計学と統計学と経営学と経済学と商学と社会学の区別がつきません
180 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 03:57:48 ID:DujV+s0B
>本来それも含めて予測できるようにするのが、理論。
予測じゃなくて対応。
181 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 03:58:00 ID:9Z8oWA5F
>>171 シュンペーターの創造的破壊論は
リカルド・カバレロという人が否定的な実証結果を出して話題になってる。
技術革新こそが経済成長のメインディッシュだ、
というシュンペーターの直感は当たってたようだけどな。
>>174 そう、時価とファンダメンタルズ(らしきもの)は相互に引っ張り合う。
「条件が変わった」というような理論は静学的モデルなんだ。
だから動学的に、且つそれが確率的にどうなるかを織り込んだ天気予報型のものが
動学的確率的一般均衡モデル(DSGEモデル)なんだ。
まだまだ発展途上だけどな・・・
金融工学は確率微分積分をつかう学問だとは理解しているが、よくわからん。
経済学とは別物。
183 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 03:58:29 ID:JhNe1BZb
>>177 アメリカに何かを強制する力が日本にあると思ってるの?
184 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 03:58:54 ID:wh1bi7MD
>>177 今の経済不況はわざと起こされたという話もあるけどね。
前の大恐慌の時にも格安になった銀行や企業をロックフェラーやロスチャイルドが
買い占めたように、今回もユダヤ財閥が世界中の優良銀行や企業を格安になった
ところで買い占めるんじゃないかって話もある。
185 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 04:00:14 ID:E8Hy9yqu
>>178 経済の話をするときに何かしらのルールがいるという点ではものすごく意味のあることだよ
車は左側通行、みたいな
独創性は基本を学ばないと生まれない
あと、人間は説明がつく事象の方が安心するんです
186 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 04:00:27 ID:kix2Xtkf
>>178 お前の気持ちは分かる。
でもまあこのスレであれこれ論じてる人間は
自分の採用してる思考方法の穴とか限界を意識してるだろうし
最初から役に立たないと思うなら無視すればいい。
確かに役に立たないのはそうだろうけど、
一応経済学的に現実を眺めるっていう伝統と作法が確立されてきちゃったのだから
それに乗っかってなにか考えて見るかって思う奇特な人間がいてもいいだろう。
ユダヤ 外資 竹中 陰謀 小泉 とかこういう「キーワード」だけでなにかを
わかったつもりになるよりはましだと個人的には思う。
187 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 04:00:57 ID:9Z8oWA5F
>>182 100%完全市場モデルを前提に、対数正規分布でリスク計算してたのが
ちょっと前までの金融工学理論。
対数正規分布と冪分布はパッと見がとても似てるけど、実はぜんぜん別物。
188 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 04:01:30 ID:wh1bi7MD
あかん、このスレおもしろすぎて眠れん。
189 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 04:03:38 ID:wh1bi7MD
俺がストッパーになったかorz
190 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 04:05:28 ID:GOOQFRVj
金融工学で売ってた某コンサルティング会社のオッサンにもう一度会ってみたいわ。
前回の1/10の5万円で講演しませんか?
誉め讃えていたイギリスとドイツの金融について、もう一度教えてください。
ケインジアンの世の中が続くよ。竹中には悪いが。
官僚が主導するか、政治家が主導するかわからんが、
金融と財政のポリシーミックスをやっていくしかない。
それと減税も。できれば保守の政治家にやってもらいたい。
腐敗は起こると思うけどな。
192 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 04:08:15 ID:kix2Xtkf
なんだっけ最適な株取引は結局なんかの平均値になるみたいな話を聞いたとき
なんか拍子抜けしたな。BNFみたいに現実世界の異常事態に食いつくことを狙ったり
インサイダー情報入手したりしない限り、才能に自信が無い人間は
大勢に順応するのが一番ということか。で、そうすると投資会社が
まとめて動くから一気に経済が異常事態に突っ込んでいくんだっけ?
193 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 04:09:33 ID:9Z8oWA5F
おいらは新ケインズ派ネット右翼を名乗ってるけど
政治思想オタクは右も左もめちゃくちゃなことを言ってケンカしてるからな。
右はサプライサイダーに毒された奴が多すぎる。
左はケインズ主義とマルクス主義と陰謀論がグチャグチャで
しかも家計の感覚で一国の財政を語る奴が多すぎる。
194 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 04:10:20 ID:9Z8oWA5F
BNFはソフトバンク関係者だろ?
>>173 もう寝るけど、マクロ経済のバランスとかで
アメリカとかEUとか中国がどこから裂けて行くかとかわかるよ。
それはもう冷徹にわかる。日本には希望を持っているけどね。
多分当たるだろう。どうなるか君みたいな馬鹿には教えてはあげないけどね。
ミクロもマクロも経済学は面白いよ。本当に勉強してよかった。
196 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 04:16:22 ID:9Z8oWA5F
>>195 EUがユーロ連環の計→レッドクリフ化しそうだよな・・・
アメリカは平価切り下げ戦術+財政出動、中国も概ねマクロ経済政策の王道。
で、今度はまたケイジアン型が数年後に行き過ぎて弊害出てきて、
あっさり新古典型に揺り戻すに、うまい棒一ダース。
>>193 もしかしたら、インフレーション・ターゲッティングが好み?
199 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 04:20:31 ID:9Z8oWA5F
新ケインズ派はルーカスの宿題を解いたんだよ。
30〜40年サイクルで左右に振れるけど、振れ幅は年々小さくなってきてる。
>>198 誤解されないように 微弱インフレ誘導・維持派(の中のさらに穏健派) と名乗ってる。
そして財政出動の併用派。
200 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 04:22:57 ID:atBZvEpY
このスレおもしろすぎて研究が進まない。
とりあえず帰って寝るわ。
201 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 04:23:29 ID:kix2Xtkf
「自分は〜派だ」という人間は
自分の推す立場の妥当性と、他の有り得る立場の弱点を説明できたりするのか?
その妥当性の説明が、我田引水になっていたり
弱点の説明が、「自分の推す立場こそ妥当である」という前提からしか導かれないものになっていたりは
しないのか?
202 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 04:28:41 ID:9Z8oWA5F
>>201 実は妥当だ、という言い方しかできない。
なんで 微弱インフレ誘導・維持派 なのかと言うと
実質金利(名目金利−インフレ率)をマイナス誘導することで
凍結した消費を少〜し溶かし有効需要を底上げする、
というところに重点を置いてるから。
実はアメリカでもITバブル崩壊のとき一瞬、実質金利マイナス誘導をして
デフレ突入を避けることができたという実績がある。
問題はストックバブルだよね。
いわゆるインタゲ派やバーナンキはストックバブルを気にしない人ばかりだが
俺はけっこう気にするほう。
>>199 自分は、アカロフの情報の非対称理論の衝撃が
今でも、忘れられない。
「情報弱者」という言葉が独り歩きしているけど
情報のエントロピーが増すばかりで、整理できない
非対称性もあるというのが、実際なんだろうと。
204 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 04:37:15 ID:kix2Xtkf
>>202 なんというか、悪口ではない、という前置きをするが、
経済学って論争が好きな人間同士にとっては最高に盛り上がれるテーマだと思う。
あの不況のときは〜が下がって、とかいくらでも「何かの徴候」らしきものを
拾ってきてその理由を個々人が説明してっていう流れで、
お互いにある程度現実に即しつつある程度曖昧なことを沢山言い合える。
一応「現実に起こった」っていう事実がある種の説得力を与える。
でも起こったことに対する解釈としてなぜそれを選んだのかというのは
やっぱりあんまり厳密には言えないという。いかにもジャーナリズムと
親和性が高い学問だと思うよ。
205 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 04:48:12 ID:mxPnOjzA
残念だけど、クソ真面目に勉強して国立大学(東大、京大、東工大、一橋大)
に進学しても、それ以降どうするの?
サラリーマン、役人のままだと金持ちになれないでしょうに。。
世間は私立大卒で回っています。早稲田、慶応、日大、芦屋、青学など。
金持ち=エリート層を見て御覧なさい。
ユニクロ、ドンキホーテ、光通信、ABCマート、マルハン、SANKYO
ワタミ、武富士、アイフル、新日本観光、サイバーエージェント
金持ち実業家は有名私大卒や高卒が大半だよ。難関国立大学卒でエリートはいるか?
いっとくが
ノーベル賞科学者や日銀総裁、メガバンク頭取、事務次官などはエリートじゃないからな。
金持ち=エリート なのですよ。 ※教養や仕事の中身は全く問われません。
206 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 04:48:53 ID:9Z8oWA5F
>>201 あ、1つ追加しておく。
「入るを量りて出づるを制す」 の感覚で一国の財政を語る人は、もうそれだけでアウト。
猪瀬直樹とか、荻原博子とか。 なぜか民主党もこれ系が多い。
松平定信は白河藩主のとき 「入るを量りて出づるを制す」 で藩財政を立て直したが
寛政の改革で同じことやったら幕府財政は良くなるどころか悪くなった。
藩や自治体・企業そして個人は 「入るを量りて出づるを制す」 だ。
でもこれ、実はヨソにツケを回して資本を蓄積してるだけ。
一国の一通貨圏で 「入るを量りて出づるを制す」 はどこにもツケが回せないから実行できない。
金銀本位制なら重金主義や貿易差額主義によって他国にツケを回せるんだけど
管理通貨制度の今では他国にツケを回そうとしても為替レートで調整されちゃう。
だから一国の一通貨圏でにおいては 「金融調節」 という新たな軸を頭に入れて
企業会計や自治体会計からのコペルニクス的転回を図らないといけないのよ。
「金融調節」 の新たな軸を頭に入れると、国家予算が均衡か赤字か?から
潜在成長率・実質成長率、失業率、マネタリーベースや公的債務対GDP比がモノサシになる。
>>203 スティグリッツとアカロフの実証にはびっくりしたな。
でも日本人的な感覚ではシックリ来るのも事実では。
>>204 いいかげんだ、というのはしょうがないよね。でも限界を自覚できただけ進歩だよ。
でも、いわゆるジャーナリストは聖子が好きか明菜が好きかというレベルの好みの違いを
神学論争のように罵詈雑言を浴びせ合ってるじゃん?バカすぎるよ。
少なくとも今のマクロ業界は共通のモノサシがあるだけまだマシ。自制が効く。
207 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 04:52:36 ID:wh1bi7MD
>>205 有名私大は頭が多少緩くても金さえあれば入れるからな。
後は企業内で学閥作って、昇進・昇給も思いのまま。
だからって、金持ち=エリートというわけではない。
エリートは責任を持たなくちゃならんからな。
208 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 04:59:08 ID:wh1bi7MD
● 『太平記』 巻第三十五 〜 1250年ころ
青砥左衛門藤綱は13世紀の鎌倉武士です。 清廉潔白な人物で、鎌倉幕府の奉行を務めていました。
ある武士が得宗家(執権北条氏)と争った裁判で、得宗家に臆することなく公正な判決を下しました。
その武士が感激して銭300貫文の”お礼”をしたところ、とんでもないことと怒ってつき返しました。
次の話も有名です。
鎌倉の滑川の橋から10文を落としたので、50文で松明を買い、やっと探しあてたのです。
10文落したままにすると天下の損、50文使うと松明屋も儲かり、天下の得、と説明したそうです。
本来の化学的な意味でのエントロピーと情報系のエントロピーって全然意味違うらしいな
210 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 05:02:52 ID:kix2Xtkf
>>205 お前って奴はw私立卒の方が沈没者だって多いと思うぞ。
あと学者や公務員や大組織むきの人間が、国立にはもともと多いのかもしれない。
都合のいいデータ引っ張ってきて物事見てたらそのうちユダヤとか言い出すぞ。
お前はいろんな意味でもうちょっと色んな話を聞いたり本を読んだほうがいい。
人にこんなこと言える立場じゃ全くないが。2ちゃんねるはお前のそのレス
みたいなのがめちゃくちゃ多くてビックリする。自分のムシャクシャを正当化したいなら
なおさら知識としっかりした論拠が必要じゃないかと思う。
いや、世の中にはひでー不平等も当然いっぱいあるだろうけど。
でもそれはもっと具体的かつ個々に論じればいいと思う。
ノブレス・オブリージュなき者は、尊敬されない。
欧州では、国防と納税を軽んじる金持ちはエリートではないとされた。
212 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 05:11:46 ID:9Z8oWA5F
ノブレス・オブリージュとか言いながら
櫻井よしことかソッチ系はサプライサイダーの悪影響受けまくりなんだよな・・・orz
新ケインズ派ネット右翼としては悔しくてしょうがない。
213 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 05:17:00 ID:fslLtRuw
ケイジアンとしての麻生が評価されるなら
亀井静香はもっと評価されてもいいと思う。
あー郵政なんかとっとと元に戻せ
214 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 05:19:15 ID:9Z8oWA5F
国民新党は丹羽春喜、小野盛司と手を切らないとな(´・ω・`)
あいつらのGDPギャップ推計はトンデモ。
215 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 05:21:02 ID:wh1bi7MD
>ケイジアンとしての麻生
麻生はケイジアンじゃないよ。
国家財政を官僚や政治家、一部企業が中抜きするための道具にすぎないんだから。
216 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 05:21:07 ID:7s+33CQA
マスコミは各国のGDPに対する国債発行残高の大きさのみを問題にしているが、正確にはGDPに対する国債の利払いの大きさを問題にするべきだ。
日本はGDPに対する国債の発行残高は大きいが、利子率は低いから国債の利払いの額は少ない。
アメリカは長期金利が高止まりして、3.13%にも達している。
景気後退局面では長期金利は低下するのが普通だが、投資家はそれだけアメリカ国債に危険性を感じている証拠だ。
その反面、日本の国債の利払いは少ないのだから、もっと国債を増発して景気対策に当てる方がよほど将来に対する有益な投資と言えよう。
217 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 05:24:57 ID:mxPnOjzA
おちつけw
リバタリアンみたいな進歩的知識人たちは
年収+個人資産の額=社会的階級 と定義してるぞ!!
これに従えば
ソフトバンク、光通信、新日本観光、武富士、ドンキホーテ、ユニクロ
などの富豪実業家の社会的地位は
内閣総理大臣、警視総監、日銀総裁、財務省事務次官
などよりもはるかに高いことがわかるだろう。
みのも○た、古館なんかも
東大、京大学長に比べて社会的には数段上に位置していることは明白だ。
学歴、教養、職業威信が社会的地位に重要な要素などと言ってる奴は
国家社会主義者の極右ではないのかね?
自由主義、市場主義の世の中じゃ、下品な商売人でも金持ちならば、政治家や官僚、学者よりも社会的に上なのだよ。。
218 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 05:29:07 ID:fslLtRuw
ケインズ理論に見られる、中から大きな政府という一面は
ニューディールは有名だけど、リチャード・ニクソンも
完全雇用を旗印にして割と大胆に大きな政府創設に貢献した。
新自由主義傾向の小さな政府というのは、航空旅客の規制緩和を始めたとして
実はその後のカーターによって始められ、いままたその真逆のことを民主選出のオバマ
によって始められているのが、なんとも皮肉としかいいようがない。
219 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 05:29:14 ID:9Z8oWA5F
資産・所得額と社会的地位がやや関連してもパラレルな関係なのは
効率性と公平性のトレードオフ(二律背反)がリアルに顕在化してるってことだし
両者を両立させられりゃ、いいんだよ。
>>215 麻生理論 結構、論理的な面があると思う。
増税予告
↓
貯蓄性向が高まる (消費性向が低まり、乗数効果低下)
↓
国債が消化できる (デフレで民間資金需要もすくない)
↓
バラマキ (利権確保)
↓
原資調達名目のため増税 (やはり、消費性向低下)
221 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 05:33:31 ID:fslLtRuw
>>215 小泉後の麻生は確かに疑わしいけど、麻生が一回目の総裁選に出馬したころは
今よりもっとはっきりと、当時の政治家の中ではケイジアン傾向だったんじゃないかな。
222 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 05:37:44 ID:9Z8oWA5F
増税予告で消費性向が低まるのを避けるには
あらかじめ国民所得に対する標準租税・社会保障負担率と累進関数を決めときゃいい。
景気が良くなれば名目成長率>実質成長率となるから
景気が回復すればするだけ自動ツマミ調整のように増税してゆく。
景気が回復しなけりゃ自動ツマミ調整により減税のまま。
223 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 05:40:44 ID:mxPnOjzA
ここ数年、内閣総理大臣にボンクラ私大卒が目立つが
何故、東大京大卒が総理になれないんだろな。
もともと日本社会では、コネや金がものをいう社会だから、学問に打ち込んできた奴は
社会的に報われないケースが目立つな。
日本の高額所得者のデータ見ても、大半が商売の世界しか知らない低学歴が多いし。。
224 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 05:48:09 ID:fslLtRuw
年金や介護に特化した中規模の政府というのがいまいちはっきりしない訳で
やはりここは一般的な完全雇用の旗を立て、郵政、住宅公団、上下分離方式で鉄路部分
(ローカル線は全て)、場合によっては道路公団も再国有化して、そこでワークシェアをやって
雇用を吸収すべきだと思うな。それにプラスして諜報機関の設立&拡充と。
それによってもたらされる官僚機構の負の部分は目をつぶるしかしょうがないだろう。
226 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 05:53:58 ID:GN9xWZVD
日銀が国債を買い取っちまえばいいだけの話だよな。
政府が日銀に払った国債の利子は、
法に則って国庫納付金として政府に還元されるんだから、
コストなしで資金調達できる。
アメリカもイギリスもやってることだ。
227 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 05:54:15 ID:0Y+Vn3Dp
>>1 1970年代に米国経済が破綻したのは、主にベトナム戦争と宇宙開発のせいだろ。
無理矢理にケインジアンと結びつけるなよ。
228 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 05:56:08 ID:UGne+yxO
前FRB議長のグリーンスパンは住宅バブルを放置、或いは積極的に進めたとして評判が悪い。R・クー氏は
「ハウジング・バブルは禁句になっていた」。バブル経済は決して悪くないというか、資本主義経済はバブル
の繰り返しだからだ。グリーンスパンは住宅バブルだと分かっていた・・。ならばこのバブルをどのように終わら
ようとしていたのかを知りたいね。日本の土地バブルは、総量規制という一片の通達で終わった。経済が回復
して好況時代を迎えたとしたら・・それはバブルの始まりなんだから、いかにバブルを長引かせるか。 または
いかに穏やかに収束させるかが大事だと思う。 景気は循環すると眺めているのではなく積極的にバブルを
作り出せば景気の回復は早いわけだ。日本はバブルが芽を出したところで摘んできたな。
229 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 06:07:39 ID:bkHS1IaD
なんでケインズありきなの?
いつも、ケインズは正しいとか間違っているとか
そういう話しかしていないよね
ただの信者論争に成り下がっている
>>226 資金需要が無くて、長期国債を買っている金融機関が
売りに応じるのは、満期に近い債権の年間20兆円程度で、留まるのでは?
>>226 イギリスは知らんが、アメリカがやっている程度なら日本もやってるよ。
ほんの70兆円ばかり。もっと多いこともあった。
アメリカは100兆円くらいだっかがここへ来て倍近くに増えたと思う。
いずれにしろ、発行済国債の数分の一だ。
新しいことをやらなくちゃダメだと言うだけなのも非生産的だよね
>>228 緑爺はバブルの最中にバブルと判定するのは不可能、と言い切ってるからね。
どう終わらせるかなんて考えてないと思う。
ケインズのダメなところは、資本が自由に国家間を渡り歩くことを想定していないこと。
今の日本でいくら金融間をしようと、財政で無駄遣いしてやっても、
余ったカネは海外投資に向かってしまう。
要するに、解決策は日本という国で投資した時の期待リターンを増加させるか、
さもなければ、
期待リターン相応の成長率を前提とした経済政策=歳出削減による収支均衡、
を図るしかない。
どっちも難しいな。
最後はカタストロフィックな神の手による清算かな。
そこまでバカじゃないと思いたいが、役人や国会議員、これを選び続ける土壌を見ると、
あるかも、って思えて来る。
236 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 06:30:36 ID:Ba0z6dRZ
テレビによく出てるようなエコノミストは都合よくフリードマンと
ケインズの間をその時流に乗ってころころ行ったり来たりしてそうだな
Rクーみたいにその時の時流に乗ってない論となえてたらほとんどテレビで
見かけないくらいのがましかも。中谷みたいに経済学じゃなくて少しかじっ
た文化人類学もちだして反省して見せるつう裏技使う先生は前代未聞だろうな
>>235 そりゃケインズが悪いんじゃなくて、その後継者がちゃんと理論を拡張しなかったんだろ。
ケインズの時代国家間で電子のスピードで資本が流動することなんてなかったんだから。
238 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 06:37:17 ID:EO63U5Cs
ケインジアンは氏ねってことで言いと思うけど。
239 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 06:43:35 ID:9Z8oWA5F
>>235 余ったカネが海外投資に向かい切ってるなら
国内の貯蓄投資バランスが均衡し、(ほぼ)完全雇用が達成されデフレは克服されちゃうよ。
ハロッドという人が言ってるけど、ケインズ『一般理論』は
資本の自由な国際的移動が必ずしも各国の貯蓄投資バランスを均衡させるとは限らない。
ということを強く意識した内容なのよ。
>>239 実態は余った金じゃないよ。より高い効率を求めて海外に資本が出ちゃって
国内に回らなくなる。失業者は増えるし、新たな雇用は生まない。
241 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 06:56:39 ID:9Z8oWA5F
比較優位の原則に従い海外移転するのは止めようがないと思う。
回り回って日本にも利益があるから止める必要はない。
でも、賃金の安い国との取引が盛んになって
労働集約的な工場が海外移転して雇用のミスマッチが生まれれば
当然ジニ係数が大きくなる。
ということは自由貿易推進と累進"強化"をセットで行わなくちゃいけない。
ところが不思議にも自由貿易推進と累進"緩和"がセットになってる。
これじゃ格差が拡がって当たり前。
累進強化だけじゃなく、適度な金融緩和と適度な財政出動もやらないと
雇用の安定は達成できないと思うね。
>>235 日本の場合、余った金が、ドル買いして、海外投資に向かうのではなく、
過剰に設備投資したものが、海外へ現地生産・技術移転をともなって
出ていっているのが、実態なのではないだろうか?
特に日用品化したものは、海外へ出て行きやすい。
日本で投資した分だけ、海外移転しなければ、国内では供給力過剰になる。
2003〜2007あたりは外需があったので、耐久消費財でも製品輸出できていたから、表面化していなかった。
解決策を投資にもとめる場合は、投資は、貿易ができる製造業でなく、
国内が取引の場になる第三次産業も候補に入る。
歳出削減にもとめる場合、経済成長はマイナスになり、デフレスパイラルになるので
その解決策は、消去法で消えると思う。
243 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 07:04:58 ID:9Z8oWA5F
>>242 第三次産業のうち金融業にウェイトが傾かないようにするのが
今回の金融危機からの教訓だろうね。
そして第二次産業は
就業者割合が低くなっても金額ベースで工業製品貿易収支黒字なら全然OK。
ていうか金額ベースでの工業製品貿易収支黒字はキープしないといけない。
脱工業化とかヌカすバカがいるんで。
>>236 リチャード・クーはオールドケインジアンに近い。
クチでは不況時の財政政策、好況時の金融政策と言いながら、
あいつが出てきた90年代から、一度も財政再建の論調に立ったことがない。
「円高悪い円高」だの「投機の円安実需の円高」だの昔から何冊か読んでたけど
いつでも財政拡大論一辺倒って話ばかり。表だって出てこれるわけがない。
245 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 07:19:27 ID:9Z8oWA5F
軍オタのクーちゃんは金融支援を言わないからおかしいの。
金融支援なしの財政拡大なんて国債金利が上がって、やがて入札不成立の天井にぶつかるよ。
>>5 またまた社会の底辺、低学歴ゴミクズニートの無知丸出しの経済学者叩きかwwww
247 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 07:25:46 ID:h8a4/VSI
>>新しい時代の政策観を確立していく必要がある
これを言うたけだけのコラムなのか?
具体的には何なのか考えを述べてほしいね。
公益資本主義みたいな抽象的なもんでいいから。
>>236 だって、円高マンセーして公共投資マンセーする
クーは単純に馬鹿だもん。
というより、中国のスパイだろどう見ても。
マンデル・フレミングモデルを理解してたら誰でもわかることだが
円高放置したまま公共投資に金突っ込んだら
為替で相殺されて、乗数効果がすべて周辺諸国に
流れるのは自明の理。
だからアメリカだろうがヨーロッパだろうが
今回の経済危機でまず意図的に通貨を下げた。
前回のアジア経済危機のときに実際に小渕がやったように
円高での公共投資は周辺諸国を潤すだけというのは実証的にも明らか
コイツ、日銀の副総裁就任にミンスに拒否されたヤシだっけか。小泉改革に荷担して格差を広げた張本の一人だってことで。
>>249 低学歴クズニートの脳内ではすべての経済学者は小泉路線の信奉者かよwww
どこまで低学歴なんだよこいつらwww
251 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 07:35:36 ID:9Z8oWA5F
>>244 >>66の
一国一城の主事業経営レベルと国家経営レベルを同一に語る人がいたら
>>206(一国の一通貨圏で 「入るを量りて出づるを制す」 はどこにもツケが回せない)
の話を、うまーく説明してくんないかな?頼む。
>>248 ・円安/円高とインフレ/デフレは密接な関係がある。
・円が強くなるのは良いことだけれども、
デフレ円高は貨幣出し惜しみによる見せかけの強さ。逆効果。金融緩和が足りない。
と説明すれば大丈夫だよ。為替介入は二の矢、と付け加えれば大体は安心する。
国際金融のトリレンマ(MFモデル)に踏み込むなら
マサチューセッツアベニュー・モデル(MAモデル)も付け加えるといいぞ。
空調と一緒で、暑くなれば温度下げる、寒くなれば上げるってだけなのでは
>>249 副総裁候補になったのは伊藤隆敏
インフレターゲット提唱者
>>249 それは伊藤隆敏先生。
伊藤隆敏先生は、小泉改革に対して、マクロ対策を先に行えというスタンス。
ミンスが拒否った理由は、たまたまそのタイミングで経済財政諮問会議の
メンバーとなっていた事が、「小泉改革の推進者」というレッテル貼りに
ちょうどよかったから。
ちなみに、伊藤隆敏先生がインフレターゲット論で小泉改革を批判していた
頃に、菅直人は「小泉内閣の構造改革は生ぬるい!民主党ならもっと厳しく
行っている!」と言う論陣で総選挙を闘っていた。
255 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 09:54:26 ID:NPxyCBZc
丸糞経済学者っていつのまにか絶滅しちゃったんだな。
256 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 10:02:47 ID:EX63ROHF
国民のほとんどが自分たちを中産階級と思っている社会が
一番理想的な国家である。それを実現するための
方法を考えるのが政治家、経済学者の使命。
257 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 10:05:46 ID:9Z8oWA5F
民主党でまともな経済認識あるのは馬淵澄夫と小沢鋭仁くらいだろ。
小沢鋭仁は在日・パチンコ業界に近すぎるから馬淵澄夫だけか。まともなのは。
でも中川春正、枝野幸男、仙谷由人よりは何百倍もマシだけどね・・・
258 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 10:18:44 ID:mlueZ8Aw
伊藤さんの話って分かりやすくていいわ
覚えたばかりの「新自由主義」やら
「内需」といった単語を、定義も分からず振り回すニュー速民も
伊藤さんの本みて勉強したほうがいいぞ
259 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 10:42:40 ID:9Jp2HYFU
>>1-2 こういう「Aがだめなら反対のB」みたいな極端な言い方は、世界最高の天才レシェク・バルツェロヴィチが一番嫌う
伊藤は愚か者、日本の恥
260 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 10:44:13 ID:wh1bi7MD
>>259 >「Aがだめなら反対のB」みたいな極端な言い方
グルーグマンもそうだな。
261 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 10:47:44 ID:9Z8oWA5F
フリードマンの金融重視主義、ルーカスの宿題(ミクロ的基礎をつけろ)
があって今の新ケインズ派が約15年前に成り立ったから
単純に 「Aがだめなら反対のB」 ということではないんだよ。
262 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 10:54:11 ID:9Jp2HYFU
単純に 「Aがだめなら反対のB」 だ
単純と切り捨てられたくないから色々屁理屈をこいているだけ
結局は今回も「右がダメなら左」と言ってるに過ぎない
日本人は英語が読めないからだめだな
263 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 10:56:58 ID:KqMlNVBN
伊藤ってしょせんは翻訳屋でしかないんだから、
翻訳元のアメリカ経済学者に聞いたほうが早い。
勝ち負けの問題じゃねえだろ
死ねアホ
265 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 11:07:12 ID:Pnu1D3Pt
散々長い前フリで、最後に350行程度のくだらない文章。
恥ずかしいから大人しくしてろと言いたい・・・
ケインズ的な政策は経済が近代化するときに効く。
先進国を見渡せば、もう効果がないでしょ。
商品市況を見ても世界の消費量は増えてなかった(新興国が参加し増え始めた)
先進国では、いくら真水を投入しても長中期で成長させることなど無理ではないか。
真水の期限が来れば効果が剥げ落ちて残るは困窮した財政の繰り返しだ。
(真水の分の成長がガバッと落ち込んでしまう)
また無理やり需要を造ればバブルになるだけだし、バブルの火消しには輪転機が回るだけだ。
成熟した社会では経済成長をとるのか?人の幸福をとるのか?という次の段階に進むべきだ。
なんのために成長させるのか?という本質を見失って成長のための成長になっているのではないか。
そして国の経済成長のために人が従うという本末転倒なことが起きている。
日本も日本国を維持、または成長させるために移民をするんでしょ?
国の視点からの経済の根幹は人の頭数が重要でもあるから暗黙の了解として進んではいませんか?
そして日本人の視点はどこかへと追いやられているのではないでしょうか。
>>258 成長率が1%増えれば派遣切りは消えるのか?
日本国は、どこまで行けば多くの人が豊かさを享受できる?
誰のための経済であって、なんのための経済学?
成長とは規模の増大をさすならば、どこまで大きくなることに地球は耐えられるの?
成長させるには人口を増やせば簡単だが地球は何人まで住むことが出来るの?
資源には物理的な限界があるが掘りつくしたらどうすればいいの?
2ちゃんねるの経済関連スレにしてはまともなレスが多めでビクーリ
タイトルに厨を惹きつけるワードがないのが理由かな?
270 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 16:25:17 ID://yVrc98
GDP成長率が増えれば、まず派遣切りは消える。
正社員雇用が激増することだろう
高度成長期並みの成長率で全ての問題は解決する
ここまでケイアイライジンなし
272 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 16:28:38 ID:bkHS1IaD
城繁幸blog
解雇しやすくすれば雇用は増える
※99年、慶応大学産業研究所調査。
整理解雇が容易になれば従業員を増やすと解答した企業が減らすと
回答した企業の三倍近い。
273 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 16:30:43 ID:bkHS1IaD
格差固定社会解消の処方箋としての正規社員の解雇条件緩和論
大阪大学社会経済研究所教授大竹文雄の「賃金格差拡大に耐えられる
社会に」の中では次のように著述されている。 「ニューヨーク大学
のフリン氏は、一時点の賃金格差は米国の方がイタリアよりもはるか
に大きいにもかかわらず、生涯賃金の格差は両国でほぼ同じである
ことを示している。転職が比較 的容易な米国においては、現在の
賃金水準が 低くても、転職によってよりよい条件の仕事に将来就く
可能性があり、生涯賃金でみると賃金格 差は、一時点での賃金格差
に比べると小さくなる。これに対し、転職が困難だったり、将来の
賃金上昇の可能性が小さい社会においては、現在の賃金格差が永続的
に続くことになるため、 現在の賃金格差はそのまま生涯賃金の格差
となってしまうのである。」
つまり解雇をしやすくするという事は、
雇用機会を多くすることでもあり、人生のやり直しが容易になる。
人生のある一時点での能力に左右される事無く、再チャレンジが
可能になる。格差固定社会が問題となっている日本において、
格差固定社会を解消する処方箋となりうるのである。
http://www.kiser.or.jp/bulletin/nouvell/044.pdf
274 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 16:33:30 ID:xNplJSMP
正社員の解雇まで簡単にできるようにしてしまえば、不況時には今とは比べ物にならないくらい数の失業者が出るんじゃないの?
275 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 16:34:32 ID:bkHS1IaD
>>274 香港、デンマークをみてもそうはなっていない
276 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 16:35:06 ID:5fQP5P1k
サンプロ特集でチラ見した映像で
「アメリカは衰退しない」
「私らがどんな悪行をしようとも、シリコンバレーがある限り復活する」
277 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 16:41:20 ID:5fQP5P1k
>>274 日本の場合はそうだと思う。
米国は起業が盛んだったし、農業も強かった(今は違うけど)
結局は起業によって雇用の受け皿を作っている訳だし
日本の場合は解雇要件を緩和すれば、
失業者が溢れるのは確実
アメリカみたいに、世界中から修士・博士が集まってきたり、
移民がベンチャーを興すような条件が整備されれば別だけど
城は一度も触れないけど・・・
あと日本の不正競争防止法が起業に邪魔
278 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 16:43:34 ID:BgXKb0Tf
>>276 >「私らがどんな悪行をしようとも、シリコンバレーがある限り復活する」
ひどい^^;負ぶさってるなぁ。
一人の天才辺りに、何人の愚者が連なっているんだろう。
流石に潰れる気がするんだ。
日本は解雇は容易だよ。後腐れもあまりない。
一ヶ月前に「あんた解雇ね」と言えばそれでおしまい。
それじゃ可愛そうなので、一ヶ月前に「解雇でもいいけど、それだと
履歴書に傷がつくから依願退職してくれない?」って打診するだけ。
少なくとも法的には、建前程度の縛りしかない。
アメリカとか労組が強いから、解雇するといっても、ただの一時帰休
(再雇用待ちリストに登録されて順番に雇用される)だし、解雇しても
企業年金とか何とか、色々とコスト負担がついて回るわけで。昨今GMが
おかしくなったのも、かのメーカーが駄目だからではなく、本来国が
負担すべき社会保障を自動車メーカーが負担していて、年金基金が会社
のBSの大半を占めるほどになっちゃったのが原因。レーガンの頃に航空機
産業が酷い事になったのも同じようなもの。アメリカが新自由主義を語る
のは彼らにはそんな現実が存在しないから。イギリス人が紳士たれと吹聴
するのと同じで、無いものねだりなの。
金融系などは、給与が高い代わりに解雇が容易になっているけど、それは
日本でも一緒。昨今アメリカを代表する産業というと金融系だったわけで
それゆえにアメリカ社会はみな金融系のような仕事の仕方をしているよう
に想像してしまいがちだが、それはアメリカでも極一部の話。
日本でも中小企業とかだと、社長が全社員の顔を見知っていて、親分肌に
行動せざるを得ないとか、問題社員は解雇すると後から問題を起こすケース
が散見されるとか、そういう理由で解雇に無いわけではないけどね。
280 :
analyst ◆Ay7gxHxfNI :2009/05/18(月) 16:55:51 ID:DujV+s0B
>>273 >現在の賃金水準が 低くても、転職によってよりよい条件の仕事に将来就く可能性があり、生涯賃金でみると賃金格差は、
>一時点での賃金格差に比べると小さくなる。
好況で、労働者が簡単に借金できるという前提条件を明記しろ。
>賃金格差は米国の方がイタリアよりもはるかに大きいにもかかわらず、生涯賃金の格差は両国でほぼ同じ
移民は入れてないだろ。
移民のタダ働き・奴隷の上にアメリカの栄華はある。
2千年前のアテネと変わってない。
メリットだけを書き、デメリットを書かない論文・記事は、ゴミ以下。
そして、日本・途上国の金を借りて、平日に住む家・週末に住む家・別荘を中流階級が持てた。
今後、分相応な暮らしがアメリカ人には待ってる。
281 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 16:57:07 ID:5fQP5P1k
>>278 サンプロの財部特集で
サブプライム直後の米国で
証券アナリスト・元投資銀行の人が吐いた台詞だよ
まあこれが米国人の本音というか
実情なんだろうね
現実にそうだし
給料を消費しないで投資に回す
これで格差も何もなくなる
最初ケイアイライジンの勝利? に見えた
疲れてるな俺・・・
284 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 17:13:15 ID:Cq9Eg1AS
うちの前の道路は毎年ケインズ政策で舗装されまくってます
285 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 17:48:47 ID:xYUxECOg
こんなの時計の振り子と同じ。
普遍的で正しい経済政策なんてないよ。
286 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 18:08:42 ID:js8iqoUn
経済学は後追いで現状を追認するだけのえせ学問。むしろオカルト。
ISLMは間違いなく正しいよ
トートロジーみたいなもんなのだもの
288 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 18:19:00 ID:4FiHHh2H
右往左往で良いじゃない。
振幅が小さければなお良い。
社会民主主義でも新自由主義でも、
程度問題。
289 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 18:42:36 ID:5p3lw7DJ
マクロはどんどん進歩しているようだが、
その前提となる代表的個人の仮定とか
無限期間の効用最大化とか正しいのかね?
290 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 18:50:57 ID:bkHS1IaD
291 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 18:52:15 ID:tyZIQX+a
>>290 このスレにインフルエンザのコピペ貼って何が言いたいの?
数学以外の分野で数学を使いまくる奴はたいてい単なるこけおどし。
物理学でさえそうだ。
>>285 アメリカの振り子はそれなりに理にかなってるかもなぁ、とは感じる。
俺思うんだけどさ
経済とか法律ってさその学問が「進化」することはありえないとおもうんだよな。
単に複雑化してるだけなよーな気ガス。
>>292 おいおい。量子論と相対性理論を全否定かよ・・・
>>293 うん。
日本とアメリカは、反対側に振れているのに、日本ではアメリカの流行を
マスコミで紹介するニセモノ系が幅を利かせちゃうから、いつも正反対の
処方になっちゃうんだよね。
297 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 20:33:24 ID:yvZofbAf
>>296 今はシカゴ学派でさえ極端なことは言わないのにな。
日本じゃ丹羽宇一郎とか原丈人とか、
心情的には経済社民主義者なのに言うこと遣ることがサプライサイダー、っていう
本末転倒なケースがあとをたたない。
298 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 20:37:01 ID:tyZIQX+a
>>296 日経新聞の経済教室で経済学者がニューケインジアンモデルをもっと日本で教育しろといってたが、某ブログを見てたらニューケインジアンモデルも時代遅れみたいなことをいってる海外の学者もいるって書いてあったな
299 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 20:39:58 ID:xjHnZNDV
ケインズが生きてたら
高速道路土日1000円とかエコポイントとか
そんなくだらないことはしなかったと思う
(´・ω・`)
300 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 20:42:51 ID:ed4zFulw
>>295 相対論と量子論の間には、まだ矛盾があって、解決されてないけどね。
後者は、今後(部分的には)否定されるのが確実。
そりゃ、海外の経済学者=学会の最先端の人だからな。
経済現象のモデルの中で一番実証テストをくぐりぬけているには
ニューケインジアンモデルでしょ。最先端の人は、それを超える
ものを目指していろいろやってるわけで。でも、それらは実証を
くぐりぬけていないわけで。それこそ実験台になりますか?みたい
な話なわけで。
実際には一番現実と整合するのは、ニューケインジアンどころか
ISLMだったりするのが経済学の哀しい現実なんだが。
>>300 いずれは両者とも、より深い原理の元で統合されるのよ。
それを「否定」と表現してしまう君がおかしい。
というか、
>>292はニュートン力学も全否定だな。
ニュートン、ライプニッツがいなければ微積分は存在しなかった
というのに。まさか、関孝和がいたから超OKとか言うなよw
結局、集団心理の学問なわけでしょ。
脅したりなだめたりすかしたり、手を変え品を変えて
全体として穏当な所に落ち着かせるための。
304 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 20:47:52 ID:tyZIQX+a
今のマクロ経済はいろいろ意見が分かれてて良くわからない
財出一つとってみても、一方では額が足らないからダメ、また一方ではバラマキに意味はないからダメと
305 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 20:54:58 ID:ed4zFulw
>>302 人類は、統合されると信じているが、別段根拠があるわけでもない。w
306 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 20:57:06 ID:bR1hKIOB
ケイジアンの勝利ではないことは確かだ。
ネオリベの敗北が確かであるように。
>>299 くだらない国民に向けたくだらない政策
バカに権利を与える民主制国家は崩壊する
今までもこれからも
北朝鮮と中国の強さを見てみろ
>>304 「バラマキに意味はない」と主張する人は、「反マクロ」な人だよ。
309 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 21:22:11 ID:yvZofbAf
いわゆるリフレ派が性格の悪い人が多くて
金融政策至上主義みたいなところがあるから理解されない気がする。
あと親韓反日の人がいて、
そいつらを中和する役どころが不足してることとか。
>>307 ネオリベ・構造改革論者が実はリベラル崩れ(日本で言うと、全共闘崩れ)
という意外な事実を証明する貴重な証言ですねw
312 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 21:25:22 ID:yvZofbAf
のぶーじゃねーよw 韓リフとかbewaadとか。
Baatarismは影が薄いし、
他はマクロ馬鹿だから外交・安全保障の争点に鈍感すぎる。
>>312 リフレってのは金融緩和政策だよ。
それ以外の政策より優先して景気対策をしようと考えているから
リフレなわけで、景気対策以外の優先順位が低いものに鈍感でも
別に構わないし、それが普通じゃね?
軍事外交とか安全保障なら、別にリフレ派ブログ巡回する必要ない
じゃん。それならJSFん所でも見とけば良い。
というか、景気対策とそのほかの個人のご都合的なミクロ介入に
よるレントシーキングをセットで語った挙句、お前は同じリフレ派
だから安全保障も俺の意見に賛成しろとか言う奴がいたら、俺は
煽り倒しちゃうな。政治屋さんじゃないんだから、そういうバーター
を持ちかけるんじゃねーぞと。
つか、のびーは性格が○い方の典型例として・・・w
314 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 22:32:12 ID:yvZofbAf
外交・安全保障のイシューはオマケ・蛇足だけど
受ける印象のバランスが悪かったよ。
特にbewaadは同じリフレ派なら土下座外交も賛成しないとアホ!
みたいな喧嘩腰で敵つくりすぎた。
周りの人もbewaadのことたしなめなかっただろ。
池田は・・・のぶーは新古典派ですらないw
中抜きが酷すぎてケインジアンも意味ないしな
無駄な穴を掘る前に、役人と政商が予算を全部食い尽くす
そか?bewaadんところはコメント欄で結構色々やってなかった?
あと韓リフはお子ちゃまっぽいからなぁ。
>>315 その公共事業削減し出した頃から格差が拡がり始めたんだよな。
そりゃ富の再配分のシステムを縮小したんだから自然とそうなるわな。
で、削った予算は減税で富裕層や経団連が潤うと。
新自由主義マンセー!ってわけだなw
318 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 22:42:37 ID:yvZofbAf
bewaadは考え直したのかもね。もともと頭はシャープな人だし。
というか、更新とまって半年経ったよな。
>>317 1回シュリンクさせてから、官僚ゼネコンによる全国支配を確立した
いまや街の下水道工事まで東京のゼネコンにカネが落ちる
もちろん竹中平蔵のパトロンの外資も喰いこんでる
というかゼネコンは全て外資系
321 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 22:52:04 ID:yvZofbAf
徴税力があるのは政府だけ。
一般人が徴税したら、それはヤクザだ。
徴税できるから、お金をばらまくことができるわけだ。
それゆえ中央政府というのは大切なのだよ。
腐敗や利権は必ずできるけどね。
最適解を模索するしかない。
323 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/18(月) 23:58:24 ID:Ek3bJyL1
>>317 自分のお客様を絞め殺す経団連って意味不明の団体だな。
324 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/19(火) 00:42:39 ID:PziDHSq5
>>Ek3bJyL1
こいつしったかのクズやろうだな(笑
325 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/19(火) 00:55:56 ID:IuQuB97D
経済学は後付の理屈。実験で検証できない事柄は科学技術とは言えない。
>>267 低学歴クズニートが脳内でバカ丸出しの反経済学を捏ね繰り回すのはやめたほうがいいよwwww
社会の落ちこぼれになるだけだからwww
労働生産性の上昇の恩恵を最も受けるのは何の能力もないブルーカラーの人
歴史的にも明らか
>>76 自分の日本語を読み直せよ。主語が省略されてて意識が飛んでて何が言いたいのかよくわからないぞ。
無節操、新古典派の元重のいい訳。p
>>76の意訳
「単語を構築するフェーズ」と「文章を構築するフェーズ」の比較に意味はない。
違っていたらすまない。
今回のサブプライム問題に限っていえば、ルールの整備不足や、
格付け会社の恣意性が問題であって、経済学上の問題じゃないだろう。
332 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/19(火) 09:20:38 ID:2geWX0i0
>>331 それ、ごもっともだよな。
経済のセオリーや分析手法がどうのという話じゃネエよな。
ある意味、まともな市場取引ですらなかったという。
333 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/19(火) 09:24:49 ID:IkUDqiSu
334 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/19(火) 09:27:21 ID:S7N6RehW
経済学は社会心理学のひとつだと思う。
>>332 CDOやCDSについても同感なんだけどさ、
ただ、市場原理主義とか振り回す奴って、往々にして「完全競争市場
成立のための要件」を全く知らないか、意図的に無視して、完全競争
が成立してそうな市場を批判して、独占・寡占・市場外取引による
市場の分断と情報の非対称を推奨しちゃうんだよね。単に、有利な
ポジションにある奴が、ジャイアンのように振舞いたいだけというか、
そういう勢力の周囲でスネオしたいだけみたいな奴が多い。
完全競争を成立させるためには、かなり手間とルールが必要だというのに。
337 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/20(水) 00:17:33 ID:26N90Xp8
>>335 「完全に自由な」市場なんて無いんだよな。
特定のルールの下で営まれる複数組織の経済活動はあるだけで。
もし「本当の自由」とやらを認めるのであれば、
金を渡したあげくに商品は引き渡されず、ついでに命まで取られるような「自由」を覚悟しなければならない。
そこまで覚悟してレッセフェールだとかホザいてる奴がどれくらいいるのかね?と。
問いまくりたい気分だ。
>>298 池田ブログか?電波はまともに読んじゃダメ。
あそこは、大学レベルの経済学を学んだ人がネタとして読むブログだからwwww
あのブログって引いてくるソースはいいんだけど、読んで紹介する池田の主観が入りまくりで
そこが面白いところだからwww
池田って、ある意味、黎明期のにちゃんねらーに近いんだよ。
当時のにちゃんねるは、わかりもしないのに高等数学とか複雑系経済学とか
一知半解で振り回す池田みたいなやつがいっぱいいた。
今のにちゃんねるは、二チャンネルしか読まない真性の低学歴しかいないけどね。
339 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/20(水) 00:45:26 ID:HIctcMOR
マクロ経済学のミクロ的基礎付けは
「ロバート・ルーカスの宿題」 (正式には"ルーカスの批判")で大学院でやんだけど、
池田信夫は"どマクロ"(ミクロ的基礎付けの無いマクロ経済学 の意)
を叩くくせにメチャクチャだよ。
そして導く結論は、今やシカゴ大学でさえ言われない原始的な市場原理主義。
池田のほかには"池信の茶坊主"自称カリスマブロガーの小飼弾がいるな。
日本社会への恨みつらみから貧困層外国人移民を入れたがってる。
>>339 小飼弾は単にバカなだけです
経済がくのけの字も理解してないのに適当なこと言ってるだけ...苦笑
341 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/20(水) 14:27:38 ID:986W0g3V
過激なことを言ったほうが受けるからそういっているだけだろ
>>341 あまりバカなこと言ってるとアフィ本買ってくれないので真性だろ
>>342 あのブログ大好きな奴多いぞw
いくら宣伝のためとはいえ、あれにサンプルを送る著者や出版社もどうかと思うわ。
344 :
名刺は切らしておりまして:2009/05/20(水) 16:28:05 ID:yWdYmk08
GDPの恒等式を振り回せば一応経済学だ。
だが政府の財政支出を抑えて自発的なGDP増加を実現する方法は?となると経済学では説明を放棄している。
単なるわめき合い。だから経済学は無価値なのだ。
>>343 書評のペースが半端無いからな
適当な事書かれてもいいやというスタンスなんだろう
PV多いのは勝間とも付き合いがあるのも大きいだろうし
公共経済の視点が抜けているんだよ。
所得の再分配機能が作用しないから格差社会が生まれるんだよ。
金持ちが全ての所得が消費に回すわけでないから投資、投機に向かい相場が
過熱する。一方で、貧乏人には所得増加の恩恵が生まれないから消費が拡大
せずモノ・サービスの拡大が図れない。
貧乏人が増えれば税収は減るし、社会福祉費用の増加、犯罪の増加で結局は
政府の支出は増大して財政は赤字化する。
瀕死のドイツ経済を立て直したナチスの経済政策、社会政策に今こそ学ぶ時
だぞ。信用収縮が進み、各国の外貨準備高も減少することから、途上国では
物々交換貿易が復活するかもしれないな。日本の総合商社の出番だぞ。