【経済政策/米国】米プルデンシャルなど保険6社への公的資金注入を仮承認−財務省[09/05/15]

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 米財務省は金融安定化法に基づく公的資金をプルデンシャル・ファイナンシャルやハートフォード・
ファイナンシャル・サービシズ・グループ、オールステートなど保険会社6社に注入することを承認した。

 ハートフォードは14日の発表資料で、米財務省への34億ドルの公的資金注入申請について仮承認を
受けたことを明らかにした。リンカーン・ナショナルは25億ドルを受け取る可能性がある。同省のウィリアムズ
報道官によると、このほかプリンシパル・ファイナンシャル・グループ、アメリプライズ・ファイナンシャルなど
4社の公的資金注入申請も仮承認された。

 生命保険会社は昨年、リセッション(景気後退)の影響で社債や住宅ローン担保証券の評価が減少した
ことから、政府に支援を申請していた。格下げや株価下落も保険業界による民間投資家からの資金調達を
困難にしている。

 クレジットサイツのアナリスト、ロバート・ヘインズ氏は、「生命保険業界にとって願ってもないニュースだ」と
述べ、「出血を抑えて傷口にばんそうこうを張り付ける」効果があると評価した。

 ハートフォードの発表を受け、同社の株価は14日のニューヨーク証券取引所の時間外取引で一時9.8%高の
16.20ドルに上昇した。通常取引は17%高だった。リンカーン・ナショナルの株価は通常取引で13%上昇し、
ニューヨーク時間午後7時57分(日本時間15日午前8時57 分)時点で5.2%高。

 プルデンシャルの広報担当はコメントを控えており、アメリプライズ、リンカーン、プリンシパル、オール
ステートからのコメントは現時点では得られていない。

◆40億ドルの損失

 損害保険も手がけるハートフォードは、過去3四半期で損失が40 億ドル超に積み上がったため、ラマニ・
アイヤー最高経営責任者(CEO)には増資または事業分割を求める圧力が強まっていた。同CEOは 2008年が
200年にわたる同社の歴史で最も厳しい1年だったと述べている。

 同CEOはこの日の発表資料で、米財務省からの公的資金注入により「当社の資本がさらに強化される上に、
かつないほど不安定な国内市場環境の下で財務の柔軟性が高まる」との見解を示した。

 米生保2位のプルデンシャルは、08年の7−9月(第3四半期)と10−12月(第4四半期)に17億ドルの損失を
計上したが、今年1−3月(第1四半期)には純損益が1400万ドルの黒字に改善した。プリンシパルは7四半期
連続の減益決算、リンカーンは今年2回の人員削減を発表している。

 一方、米生保最大手のメットライフは、政府支援は不要との見解を示している。

▽ソース:Bloomberg (2009/05/15 13:01)
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90003017&sid=aBRZOv_wf52I&refer=jp_news_index
2名刺は切らしておりまして:2009/05/16(土) 00:53:54 ID:JhsUcyh1
アメリカ人民共和国
3名刺は切らしておりまして:2009/05/16(土) 00:55:29 ID:Ef0pW8RU
いよっ、お金持ち!
4名刺は切らしておりまして:2009/05/16(土) 00:56:52 ID:/RQ+ZWJb
アメリカの金融機関全滅か。
5名刺は切らしておりまして:2009/05/16(土) 01:13:25 ID:/KJxrC9y
メリケン連邦共和国へようこそ!
6名刺は切らしておりまして:2009/05/16(土) 01:50:02 ID:nqAiaxxF
7名刺は切らしておりまして:2009/05/16(土) 02:44:59 ID:kYfyVJxI
8名刺は切らしておりまして