英銀大手ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループ(RBS)が8日発表した2009年1−3月
(第1四半期)決算は、純損益が赤字となった。不良債権と評価損は 49億ポンド(約7320億円)に達した。
純損失は8億5700万ポンド。前年同期は2億4500万ポンドの利益を計上していた。総収入は
前年同期比26%増え97億ポンドだった。
スティーブン・へスター最高経営責任者(CEO)は発表資料で「決算内容は厳しい環境を反映している。
この状況は続くと予想している」とした上で、「基本的に事業のあり方と方法を変更している」と説明した。
同行は今週、国内リテール(小口金融)事業などの責任者にブライアン・ハーツァー氏(42)を指名。
フレッド・グッドウィン前CEO時代から残る最後の執行役員だったゴードン・ペル氏と交代させた。
RBSは英政府が株式の70%を保有している。同行は3月、資産 3250億ポンドについて政府保証を
受けることで合意した。発表によると、第1四半期の不良債権と評価損のうち75−85%は政府保証下に
置いた資産からの損失でRBSが負担する「当初部分」に当たるとみられる。
▽ソース:Bloomberg (2009/05/08 16:17)
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90003015&sid=aQKv_OlkAFRs&refer=jp_europe ▽関連スレ
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