【官公庁】公用車の管理・運転業務に一般競争導入した国交省、年間コストが半額以下に [05/05]

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1ライトスタッフ◎φ ★
国土交通省は、談合疑惑や台数の多さが問題視された公用車の管理・運転業務の
入札すべてに今年度から一般競争入札を導入したところ、予定価格の93%だった
平均落札額が62%まで3割減少したと発表した。車の台数を4割減らし、特定
業者を指名していた入札の門戸を一般に広げた結果、競争原理が働いて年間にかかる
コストの見込み額(83億円)も、07年度実績(182億円)の半分以下に抑え
られたという。

国交省によると、管理・運転を民間に委託する台数を、08年度の4581台から
今年度は2722台まで削減。入札への参加業者は一般競争入札導入前の39社から
150社に4倍に増え、うち8社が落札したという。

一方で、457件の入札件数の3割にあたる141件で、落札額が予定価格の6割を
割り込み、低入札価格調査の対象となった。

国交省の公用車を巡っては、同省OBが多数天下りしている上位3社が独占的に受注
しているとして談合の疑いが浮上。昨年7月に公正取引委員会が独占禁止法違反
(不当な取引制限)の疑いで立ち入り検査をしている。

◎ソース
http://www.asahi.com/national/update/0505/TKY200905050142.html