米2位の石油会社シェブロンが1日発表した2009年1−3月(第1四半期)決算は、純利益が
過去5年間で最低の水準に落ち込んだ。世界的なリセッション(景気後退)で燃料需要が減退し、
エネルギー価格が下落したことが響いた。
発表資料によれば、純利益は18億4000万ドル(1株当たり92セント)と、前年同期の51億7000万ドル
(同2.48ドル)から64%減少した。売却益を除いたベースでは1株当たり利益は72セントと、ブルーム
バーグがまとめたアナリスト13人の予想平均を9セント下回った。
ニューヨーク市場の原油先物相場が前年同期に比べて56%下落した影響で、シェブロンの米国の
石油・天然ガス田部門の利益は99%急減し、 2100万ドルとなった。全体の売上高は46%落ち込み350億ドル。
▽ソース:Bloomberg (2009/05/02)
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90003004&sid=a.hzykORivB4&refer=jp_commodity