近畿のレジャー・商業施設がゴールデンウイーク(GW)の新たな集客策を打ち出した。
景気情勢は厳しいが、今年のGWは日並びが良いうえ、円高や高速道路値下げも追い風に
なって国内・外の旅行客は伸びる見込み。都市部の主要施設は、新しいプランやサービスを
提案して、家族連れや遠方からの利用者の取り込みに力を入れている。
人気の高級ホテル、ザ・リッツ・カールトン大阪(大阪市)は優雅なひとときを楽しんでもらう、
インターネット限定の宿泊プラン「ドライブ&ステイ プラン」を用意。高速道路値下げを逆手に
取った新プランだ。
全室2人までの利用が原則だが、家族客を想定してダブルベッド部屋に補助ベッドを入れる。
正規料金なら1泊8万円を超えるが、3人合計4万〜5万 1000円。朝食代(約4000円)を含み、
1泊2000円の駐車場代も無料になる。同ホテルは「予約は好調。すでに満室の日もある」という。
テーマパークのユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)は、自社サイトと連動したブログ
「おおさか遊ぶろぐ」を17日に開設。大阪のご当地グルメ情報や、近隣のレジャースポットなどを
紹介し始めた。
USJ利用者全体の3割前後にとどまるとされる関西圏外の集客を高める狙い。ブログへの
アクセスは好調で「月10万以上のページビューは確実」(USJ)。GWは昨年を上回る来客を
見込んでいる。
▽ソース:NIKKEI NET (2009/04/25)
http://www.nikkei.co.jp/kansai/news/news006234.html