【インタビュー】富士重工業航空宇宙カンパニーの成長戦略と将来像−永野尚プレジデント［09/04/22］

　県が自動車とともに重点指定して振興を図っている航空宇宙産業。富士重工業宇都宮製作所
（宇都宮市陽南一丁目）の航空宇宙カンパニーは、その中核を担う。カンパニープレジデント兼宇都宮
製作所長に就任した永野尚・同社常務執行役員(54)に、カンパニーの成長戦略や将来像について聞いた。

　−航空機産業は活況が続いていたが、世界的不況の影響は。

　「さすがに例外ではなくなった。ボディーブローのように少し遅れて効いてくる。エアラインの乗客が減り、
苦しくなって便数を減らすと、航空機の供給も減ってくる。一般の景気回復より、もう少し後ろにずれる
のではないか。受注のキャンセルは出ていないので、現時点で生産自体に変化はないが、安穏としては
いられない」

　−小型機エクリプス５００の主翼の量産が期待されたが。

　「昨年末に米エクリプス社が倒産してしまい、生産から撤退した。不況でキャッシュが回らず、同社は
資金が調達できなかった。目的地へ柔軟に速く移動できる航空交通の革命的手段と期待されていたので、
非常に残念だ。ただ、経済環境が回復すれば、第二、第三の新たな波がやってくるのではないか」

　−今後の展望は。

　「一年、一年を見ていくとでこぼこはあるが、マクロで見れば航空機は成長産業。米中枢同時テロの時に
生産量が大きく落ち込んだが、一年くらいで元のところ以上に回復した。不況だからと下を向いて嘆いて
いても仕方がない。今まで以上に（企業体質を）筋肉質にして、風邪をひかないよう基礎体力を磨き直して
おきたい。無駄を排除して工場の生産性を高めていく。そうすれば、景気が回復したときに大きな成長が
見込めるはずだ」

　−本県の航空宇宙産業をリードする立場で、果たすべき役割は。

　「産業を伸ばすには高度な技術力が必要になる。航空機の場合、金属加工など精度が一けた違う。
そういう技術を身に付けた企業がすそ野にいていただくことで、われわれ自身も成り立つ。発注元と下請け
企業という関係でなく、コミュニケーションを良くして一緒に技術力を高め、信頼のおけるパートナーとして
互いに成長していきたい」

　−当面、力を入れていく分野は。

　「米ボーイング社の新型旅客機７８７の中央翼の生産を手掛けている。複合材を使った付加価値の高い
画期的な機体なので、しっかり仕上げて収益の大きな柱にしたい。防衛省向けや気象庁の火山観測用の
無人機なども含め、技術的に付加価値の高いもので引っ張っていきたい」

　−カンパニーの将来像を。

　「飛行機メーカーは、自社で設計して、近くの飛行場から飛ばして世界に送り出すことが夢。全体の構造の
一部だけではなく、トータルで機体を造り上げたい。具体的な青写真があるわけではないが、その夢は頭の
中に置きつつ、将来、大きな投資ができるだけの成長を遂げたい。そのためにも今、筋肉質にしておくことが
重要だ」

▽ソース：下野新聞　（2009/04/22）
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/economics/news/20090422/138801

したのしんぶん

このスレは荒れる

零戦の生産の六割は富士重工な

頑張れイトーカンパニー

宇都宮か

自動車の製造ラインで、どんどん生産しようよ

自転車のカゴに社外秘のボーイングとかの資料を無造作に突っ込んで
誘導路を往き来するのは良くないと思うんだby地元民

さぁ一機200億円のヘリコプターの話をしてもらおうか。

T-7とT-5はココだっけ?

宇都宮は仕事がない

>>9
日本の予算上の問題。

アメリカだと開発費用や生産準備の金は別枠で一括でくれるけど日本だと機体数で割るしかない。
生産設備に１００億かかって１００機作るなら１機あたり１億で割れば良いが、これがいきなり４９機目で
「次の５０機目で調達打ち切り」と言われると最後の１機に残りの５０機分の費用も上乗せされる。

>>4
というか中島じゃね

屋台骨の車が売れんのに宇宙とは恐れ入る
現実逃避の世界へ突入だな

>>12
それ酷いよな
開発と生産をわければ誰も騒がなかったのに

航空宇宙とか言って飛行機は作らない不思議

このスレも車メ板のスバル車関連スレ荒らしているプレミアム君の餌食になるんだろうか

>>16
つくってますけど