世界鉄鋼協会(ワールドスチール)がまとめた3月の世界粗鋼生産量(速報値、66カ国・地域)は、
前年同月比23.5%減の9170万5000トンだった。前年同月を下回るのは7カ月連続。最大の生産国
である中国は4510万1000トンで0.3%の微減だったが、日米欧が4割を超す大幅な減少となった。
米国は52.7%減の406万3000トン。欧州連合(EU)の27カ国は45.3%減の1030万トンで、うちドイツは
49.8%減の210万トン、イタリアは42.7%減の165万1000トンだった。日本は46.7%減の574万2000トン
だった。ロシアは30.9%減、韓国は21.2%減だった。中国は政府による景気刺激策の効果で前年
並みの水準となったもようだ。
▽ソース:NIKKEI NET (2009/04/22 18:04)
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20090422AT3K2200I22042009.html