古紙リサイクル大手の北海紙管(札幌市、長谷川裕一社長)は同業大手の宮崎(愛知県清須市、
梅田慎吾社長)、大本紙料(神戸市、大本知昭社長)と業務提携する。古紙リサイクル業の上位3社で
全国的な古紙回収網を築き、全国に拠点を持つ大企業から効率的に廃棄物処理を請け負える体制を整える。
北海紙管は関東以北、宮崎は中部や関東・九州、大本紙料は近畿・中国を営業圏としており、
ほとんど重複がない。全国的な回収網を整え、料金体系や回収方法を統一して、大企業が全国の
事業所で古紙排出を一元管理できるようにする。
3社合わせた古紙取扱量は年間260万トンで全国シェアは12%。集めた古紙を種類ごとに分け、
運びやすいようブロック状に成型する拠点は全国で130カ所以上に達する。大企業への営業を強化し、
シェアのさらなる向上を狙う。
▽ソース:NIKKEI NET (2009/04/21)
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20090420c3c2001c20.html