PDエアロスペース(名古屋市緑区、緒川修治社長)は、有人宇宙機(用語参照)の
本格開発に乗り出す。宇宙航空研究開発機構(JAXA)や筑波大学など7者と共同
開発体を結成し、開発する。並行して開発資金調達のため海外企業などのスポンサー
獲得も進める。2013年初をめどに試作機を製作、2014年中に有人宇宙機の完成を目指す。
開発体は4月に結成した。宇宙機開発ベンチャーの同社を筆頭に、JAXAや筑波大、
名古屋大学、九州工業大学、秋田産業技術総合研究センター、IHIエアロスペース・
エンジニアリング(群馬県富岡市)、自動車・航空機部品試作メーカーのCAST
(愛知県豊明市)が参加した。
筑波大がエンジン、名大とCASTが機体、九州工大が飛行制御、IHIエアロスペース・
エンジニアリングが設計、秋田産業技術総合研究センターが試作、JAXAが評価を担当する。
▽ソース:日刊工業新聞 (2009/04/20)
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0420090420aaac.html