【コラム】構造改革と「日本文化産業戦略」−梅澤 高明氏(NIKKEI Biz Plus)[09/04/17]

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1依頼@台風0号φ ★
 世界同時不況を受けて、先進国の中で最も激しい経済縮小に見舞われている日本。その中で、派遣切り
問題を契機として「行き過ぎた構造改革」という情緒的な議論が横行している。本当だろうか?

◆まぼろしの構造改革

 内閣府の「国民経済計算」を用いて、バブル崩壊後の日本経済の変化を見ると、産業構造の高度化、
すなわち効率性・収益性の高い産業へのシフトに失敗してきたことが分かる。1990年と2007年を比べると、
業種別国内総生産(GDP)のシェアが伸びたのは、サービス業(17.1%→24.1%)、不動産業(11.3%→13.1%)、
金融業(6.0%→7.1%)、および自動車を中心とする輸送用機械(2.7%→3.4%)の順となる。この中で、最大の
伸びを示したサービス業は、1人当たり付加価値が510万円にすぎない低付加価値・低収益産業。一方、
付加価値の比較的高い金融業は、米・英での過去20年の伸びに比べれば「成り行きの微増」の範囲だ。

 2002年2月から2007年10月まで続いた「いざなぎ超え」景気において、日本の利益増をけん引したのは、
世界の経済成長に結びついた一部の「グローバル産業」だけであった。この期間にほぼ相当する2001年から
2007年までの変化を見ると、日本経済全体で8.3兆円の営業利益増。その内、輸送用機械、電気機械、
一次金属(主に鉄鋼)、一般機械(建機、工作・産業機械)の4産業の利益増が9.7兆円を占め、他産業の
利益合計は実に減少しているのである。

 しかも、これら4産業が全産業GDPに占めるシェアは12%(2007年)にすぎない。日本経済の大きなパイを
占めるサービス業、卸売小売業、運輸通信業、建設業(4産業で計53%のシェア)は、1人当たり生産性が総じて
低く、しかもその6年間で、生産性がほとんど向上していないのが実態だ。

 1人当たり付加価値が比較的高く、かつ生産性向上を実現してきた「グローバル産業」にしても、その営業
利益増の相当部分は円安誘導(継続的な超低金利政策)の結果であった。この「円安バブル」の構造が、昨年
10月以降の世界経済の変調によって露呈したのは、メディアやエコノミストが指摘する通りである。実際、円の
実質実効為替レートの変化を見ると、ピークであった1999年12月の148から、2007年12月には96と、ほぼ3分の1
の減価である。

 近年の日本経済の成長は、「構造改革の成果」ではなかった。早稲田大学大学院の野口悠紀雄教授が
近著「世界経済危機 日本の罪と罰」で看破したように、構造改革は起こらず「旧来型の産業構造を延命したに
すぎなかった」のである。

▽執筆者
梅澤 高明 : A.T. カーニー 日本代表
▽ソース:NIKKEI Biz Plus (2009/04/17)
http://bizplus.nikkei.co.jp/colm/umezawa.cfm?i=20090416dh000dh&p=1
記事は>>2以降に続きます。
2依頼@台風0号φ ★:2009/04/19(日) 02:26:36 ID:???
>>1の続きです。

 「100年に1度の危機」を、経済構造を今度こそ変革する「100年に1度の機会」とするために何をなすべきか。
マクロの視点から言えば、日本経済が成長力を取り戻すレバーは4つある。第1に、少子化対策および移民
受け入れによる人口増加政策。第2に、企業セクターのグローバル市場からの収益の拡大。特に「グローバル
産業」のラインナップを広げていくことが重要だ。第3に、地方経済のあり方の見直しを含めた、内需型産業の
高度化と効率化。そして第4に、金融市場の強化と個人金融資産の運用リターン向上である。今後、数回に
分けてこれらのポイントを論じていくが、本稿では第2のポイント「企業セクターのグローバル市場からの収益
拡大」について考察したい。

◆「日本文化産業戦略」

 日本の産業構造を変革し、企業収益の増加につなげていくために、今こそ産業政策の出番だ。その本命は、
やはり環境関連ビジネスであろう。政府が打ち出した追加経済対策でも、エコカーや太陽光発電の普及促進が
目玉となっている。これらの政策が、国内経済の追加需要創造だけでなく、関連産業のグローバル競争力の
強化、結果としての海外市場からの企業収益増加につながることを期待したい。

 ここでは、産業政策のもう1つの主役候補として、「日本文化産業戦略」を提案したい。従来の日本の
グローバル産業は、自動車・電機・機械など、「機能価値」(高機能、高品質、高いコストパフォーマンス)を
売りものとする「文明系」産業であった。これらの産業は、短期的には円安バブル崩壊で大打撃を受けたことは
前述の通りだが、長期的にも、新興国の激しい追い上げを受け続ける運命にある。世界市場を舞台とする
「グローバル超競争」の進展は、新興国の急速な工業化、結果としての工業製品価格の継続的な低下を
意味するからである。

 技術・品質面で急速にキャッチアップする低コスト工業国に対し、製品の機能価値だけで戦い続けるのは
苦しい。だからこそ、デザインやブランドといった「感性価値」を訴求する「文化系」の産業・企業を育成していく
ことが重要であり、それが我が国のグローバル産業のラインナップを広げることにつながる。

 幸い日本には、高い文化的価値を持つ素材が豊富にある。脚光を浴びているアニメ・映画などのコンテンツ
産業に加えて、日本食(加工食品、酒類・飲料、フードサービス、高付加価値の農産物)、ファッション、化粧品、
さらには建築・工業デザイン、アート(茶道、華道、絵画)などが「日本文化産業戦略」の対象となり得る。

 国際社会における国力の構成要素は、軍事力、経済力、ソフトパワー、およびこれらを背景とする政治力で
ある。この文脈で考えると、日本文化産業の国際化には、グローバル市場で稼ぐという経済効果と、文化発信力
の向上という、二重のメリットがある。海外における軍事力行使を封印している日本にとっては、経済力とソフト
パワーを組み合わせて、国際社会における発信力・プレゼンスを最大化する発想が、自明の戦略であるはずだ。

記事は>>3以降に続きます。
3依頼@台風0号φ ★:2009/04/19(日) 02:26:56 ID:???
>>2の続きです。

◆「文化産業」のポテンシャルと課題

 日本の文化・コンテンツには相当の訴求力があるものの、わが国の関連産業は世界市場から稼ぐことが
総じて苦手だ。(もちろん、海外売上高比率が8割を超える任天堂や、中国や西欧の一部市場でリーダー
ポジションを争う資生堂など、一握りの例外は存在する。)

 例えば映画産業を見てみよう。ホラー映画「リング」のリメイク版(2002年公開)は、興行収入・DVD販売収入
などの合計が3億ドル超。しかし、そのリメイク権に米ドリームワークスが支払ったのは、わずか100万ドル
だった。その後も「Shall weダンス?」「呪怨」「南極物語」など、日本映画のハリウッド・リメイク版のヒットが
続いたが、国内映画会社の海外からの権利収入は、2002年から07年まで、年60〜80億円台の水準で低迷して
いる(日本映画製作者連盟調べ)。

 ファッションの世界も同様だ。渋谷109(マルキュー)や原宿が「ガールズファッション」の世界への情報発信源と
なり、「カワイイ」は世界のファッション用語となった。中国でも、日本発のファッション情報が大人気だ。海外系の
女性ファッション誌を対象とする2008年上期ランキングでは、主婦の友社が版権を提供し、月98万部の販売を
誇る中国版Rayが首位。以下、VIVI、mina、ef、GLAMOROUSとトップ5を日本系が独占している。それにも
かかわらず、同市場での日系アパレルブランドの事業規模は極めて小さい。例えば、日本勢では最も店舗
展開が進んでいるオンワードにしても、その売上高はわずか59億円だ(2009年2月期)。

 「食」についても状況は変わらない。ミシュランガイドでは、掲載レストランの星数合計で東京がパリを圧倒。
同誌総責任者をして「東京は世界の“食の都”の地位を確立した」と言わしめた。さらにここ数年は、世界的な
日本食ブームが続き、日本食レストランの数も各地域で急増中。北米の1万店を筆頭に、アジア6000〜9000店、
欧州2000店、中南米1500店、ロシア500店、中東100店など、その浸透ぶりは目覚ましい(農林水産省調べ、
2006年)。各国の経済発展に伴って食の嗜好(しこう)が多様化する中で、健康志向、食の安全・安心志向の
高まりが、日本食にとって大きな追い風となっている。しかし、世界で稼いでいる日系食品メーカーと言えば、
味の素(海外売上高比率32%)、キッコーマン(同30%)、キリン(同27%)などに限られるのが現状。フード
サービスの海外市場展開も、海外に355店を展開する吉野家を例外とすれば、ほとんどの企業でまだ手探りの段階だ。

記事は>>4以降に続きます。
4依頼@台風0号φ ★:2009/04/19(日) 02:27:17 ID:???
>>3の続きです。

◆面展開による「グローバル産業化」

 日本文化ブームを活用して世界で稼ぎ、その利益をコンテンツ制作者、アパレル企業・デザイナー、食品関連
企業・料理人など、文化産業の担い手に還元する。そして、これらの産業が才能ある人材を集め、世界展開に
再投資できる好循環サイクルを構築することが肝要だ。

 そのためには、個社・個人の「点」の努力だけでなく、これをつなげて「面」で勝負する戦略が求められる。
すなわち、良質な日本の文化系製品・サービスの価値を広く訴求する「ジャパン・ブランド」戦略、これらを世界
市場でビジネス化するプロデューサーの育成、あるいは必要な技術や素材を海外市場に供給するための
サプライチェーンの構築に、業界横断的に取り組むことである。

 同じように文化資産の豊富なフランスを見ると、時価総額トップ30に6社の「文化系」企業が並ぶ。ロレアル
(化粧品)、LVMHモエヘネシー・ルイヴィトン(酒類・ファッション)、ダノン(食品)、ペルノ・リカール(酒類)、
エルメスおよびクリスチャン・ディオール(ファッション)という企業群だ。一方、日本のトップ30には、任天堂、
日本たばこがランクインしているものの、食品やコンテンツ、ファッションなどの企業は1社も入ってこない
(2009年3月末時点)。

 例えばフランス料理の業界は、その価値向上と国際展開を後押しするシステムを、業界横断的に作り上げて
きた。具体的には、フレンチ・キュイジーヌのバイブルと言われる「ル・ギード・キュリネール」と体系的な教育
システム、世界各国に展開する料理学校ル・コルドン・ブルー、世界中からシェフを集めるボキューズ・ドール
などの料理コンクールがある。また、ミシュランのレストラン格付けや、AOC(原産地呼称統制)法によるワイン
格付けがこれを補完する。国内で高い評価を得たジョエル・ロブションやピエール・ガニェールなどのレストランは
積極的に国際展開を行い、フランスのワイン、シャンパン、チーズなどを世界に広める尖兵(せんぺい)となる。
その経済効果が、ペルノ・リカール、LVMHモエヘネシー・ルイヴィトン、ダノン、さらに中小のワイナリーや酪農
業者の収益となって、国内に還元される構図である。

 「文化のグローバル産業化」は、もちろん一朝一夕には実現しない。フランスでは、ドゴール大統領時代から
文化大臣が政府で重要な地位を占め、国威発揚と国際発信の武器として文化戦略を推進してきた。イギリス
でも、ブレア首相が1997年に「クールブリタニカ」を打ち出し、メディア、デザイン、舞台芸術などの振興と国際
展開に取り組んできた。

 わが国では、高度経済成長以来、長年にわたって「文明系」産業が経済のグローバル化を一身に担ってきた。
それらの産業群が壁にぶつかった今ほど、新たなグローバル産業の構築が求められるタイミングもない。次の
10年を見据えて、“文化”をプラットフォーム思考で“グローバル産業化”する「文化産業戦略」に、新たな活路を
求めるべきではないだろうか。

−以上です−
5名刺は切らしておりまして:2009/04/19(日) 02:28:20 ID:VSPHs0eY
※野口悠紀雄はイギリス、アイルランド、アイスランドを
 改革先進国として日本も真似ろと吠えていた池沼
6名刺は切らしておりまして:2009/04/19(日) 02:33:54 ID:IqNVsifY
振り上げた拳、抜いた鞘、掲げた理念、行き場なくしちゃったんだね・・・。
でも、実証されたから誰も信用しないよ。
もう、変わる時期じゃないかなぁ?
進化論でもダーウィンも言ってる。
生き残れるものは、強いものでもなく、賢いものでもない。
常に時代に対応し、変化し続けるものだ。ってね。
7名刺は切らしておりまして:2009/04/19(日) 02:50:51 ID:7vIpfr46
経済学は無用の学問ということですね、わかります
8名刺は切らしておりまして:2009/04/19(日) 03:00:42 ID:/1c03zCf
日本人は語学力が低いからな。島国だし(´`)
9名刺は切らしておりまして:2009/04/19(日) 03:01:33 ID:EV67NcKo
移民だけは勘弁してくれ
シナチョンは日本から出てけ
10名刺は切らしておりまして:2009/04/19(日) 03:11:01 ID:IrWGD65h
今時アニメや漫画に期待するなんて…。
若手作家が全然育っていないのだぞ。
11名刺は切らしておりまして:2009/04/19(日) 03:13:24 ID:WNRIJSem
これから大量失業時代に突入して、
職にもありつけない人達が出てくればその中から
突然変異みたいに何か新しい物を作る人が出てくると思う。
集団主義の鬱屈した環境で押さえつけられてきた個の創造性というのは
こういう時にこそ開花するし、今までがそうだった。
まさに焼け野原から花が咲くのさ。日本の利点は文化資産が豊富にあるだけじゃない、
負のエネルギーの蓄積力だよ。
12名刺は切らしておりまして:2009/04/19(日) 03:27:21 ID:pUs1etGb
アニメなんて低賃金で誰もやりたがらない
13名刺は切らしておりまして:2009/04/19(日) 04:22:19 ID:8WmBSmoO
文化産業戦略・・・ぶっちゃけそれを実現するのが「侵略」だろ。
いいのか、やっちゃっていいのか。
14名刺は切らしておりまして:2009/04/19(日) 04:23:04 ID:naa42M0A
>この期間にほぼ相当する2001年から
2007年までの変化を見ると、日本経済全体で8.3兆円の営業利益増。その内、輸送用機械、電気機械、
一次金属(主に鉄鋼)、一般機械(建機、工作・産業機械)の4産業の利益増が9.7兆円を占め、他産業の
利益合計は実に減少しているのである。

非常に重要なことだな
やはり日本は外需依存だった
15名刺は切らしておりまして:2009/04/19(日) 04:29:36 ID:8WmBSmoO
>>14
日本程度の規模の国で今以上に成長しようとしたらむしろ外需依存が足りない。
>>1もそういう内容だと思うが。
で、内需で成長したいなら国自体を広げるしかない。
16名刺は切らしておりまして:2009/04/19(日) 04:34:19 ID:naa42M0A
>>15
日本は内需国!って念仏のように唱える輩がなかなか減らないんでなw


しかし、NTTドコモとか東電とか、もっと海外進出できんのかね
このままだとアジアの通信市場とインフラ市場をヨーロッパと中国に持っていかれるぞ
17名刺は切らしておりまして:2009/04/19(日) 04:37:33 ID:naa42M0A
トヨタ叩き・ものづくり否定に精を出すネラーに限って、
「フランスってなに作ってるの?TGVだけ?」「アメリカなんて軍需産業しかないだろ」とか言うのはなんなんだろう
18名刺は切らしておりまして:2009/04/19(日) 04:46:41 ID:8WmBSmoO
>>16
なんかもう、言ってることめちゃくちゃなんだが・・・
19名刺は切らしておりまして:2009/04/19(日) 04:53:33 ID:naa42M0A

俺は海外進出賛成派だぞ

最初のレスは
「日本は内需国であり輸出産業なんか無くても何も問題ない。いざなぎ越え景気で日本は世界トップレベルに儲けた
GDPが減るのはマスコミが消費を萎えさせたから。IMFや世銀のいうことなんて誰が信じるんだw」
とあっちでもこっちでも煩いから、過剰反応したまでだ。
20名刺は切らしておりまして:2009/04/19(日) 05:29:06 ID:HEqAltrY
>>1
モノつくらんで「作れ作れ」言ってるだけの奴は気楽だよなー実際
21名刺は切らしておりまして:2009/04/19(日) 05:36:25 ID:RycoMriU
>>17
> トヨタ叩き・ものづくり否定に精を出すネラーに限って、
そういうこという奴はもう切り捨てても良いだろ。
22名刺は切らしておりまして:2009/04/19(日) 06:51:52 ID:naa42M0A
それにしても掴みの悪い見出しの記事だな
23名刺は切らしておりまして:2009/04/19(日) 07:11:26 ID:No+S03KQ
1以降の記事って、合ってる所もあるし
てんで見当違いの所もあるし、
主張としてはごちゃごちゃになってる。
所詮、経済関連の記者なんて
経済学100点のやつなんてほぼいないんだし、
誰も期待してないんだけどね。
でも、せめて言いたいことをもっと整理して書こうよ。
もっと外人の記者が書く文章を見習った方がいい。
24名刺は切らしておりまして:2009/04/19(日) 07:27:40 ID:6d8Gx4Qy
日本のファッションは過大評価の典型
25(,,゚д゚)さん 頭スカスカ:2009/04/19(日) 07:36:16 ID:4f+YG/1a
まあこの手の自称経済人が
「なんだが結論のわからんうわごとのような文章」
を書いている間は景気回復は当分先になるというこどだ。
ということで2009年度の景気回復ありません。チャンチャン♪
26名刺は切らしておりまして:2009/04/19(日) 07:51:48 ID:tcnQFmoc

こういうキチガイ経済学者はイラン・・・・

言いたい事は、俺だけ儲けさせろ・自分さえよければ他はどうでもよい、か・・・・w
27名刺は切らしておりまして:2009/04/19(日) 08:05:47 ID:Tvf9WO0l
>移民受け入れによる人口増加政策
>金融市場の強化と個人金融資産の運用リターン向上


笑うところか?
28名刺は切らしておりまして:2009/04/19(日) 08:19:18 ID:rnlqMpPD
つか、「構造改革」って言いたいだけで他は全部意味ない文でしょ
念仏のナムアミダブツと同じ感覚なんだろ、野口にとっては
コウゾウカイカク、コウゾウカイカク、唱えていれば奇跡が起こり救われる
新興宗教に目覚めた信者であって経済記者とか経済の有識者とかっていうものじゃない

ただ構造改革の4文字だけじゃボツ食らって記事になんないんで、適当に思いついたことを適当に並べて字数稼いだみたいな
29名刺は切らしておりまして:2009/04/19(日) 09:33:26 ID:AgkFwvBS
日本文化云々の前に、日本は誤解されてるぞ。外務省もっとがんばれ

【ゲンダイ】欧米人は日本人を勘違い 「今も忍者がいるんだろ?」「日本はセックス天国。女性はみんな性に開放的」
http://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1240092436/
30名刺は切らしておりまして:2009/04/19(日) 09:37:18 ID:n3edUEFX
今回の不況は外需が吹き飛んだのが大きいのは誰の目にも明らかだから
構造改革詐欺がばれちゃったねw

31名刺は切らしておりまして:2009/04/19(日) 15:18:29 ID:vl7LGW/P
日経が必死に構造改革を擁護するのは笑える。もう終わった考え方でしょ。
輸出産業ばかりの見かけ先進国中身が未だに途上国と人件費競争の偽装先進国だもんな。日本は。
32名刺は切らしておりまして:2009/04/19(日) 16:04:00 ID:GUkSR2to
この手の「構造改革」議論は、現状認識「だけ」は同意できるんだよね。
確かに、今までのように工業製品の機能やら品質の高さだけで食っていく
のは限界があるだろう。

>日本経済の大きなパイを占めるサービス業、卸売小売業、運輸通信業、
>建設業(4産業で計53%のシェア)は、1人当たり生産性が総じて
>低く、しかもその6年間で、生産性がほとんど向上していないのが実態だ。

サービス業かて、数字だけで見ると生産性は低いだろうが、日本のサービス
レベルそのものは国際的に見ても質が高いと思うよ。ただ国内の競争率が
高すぎる(需要に対して供給が多い)ので、安い報酬で高いサービスを提供
する羽目になり、利益が上がらず大して儲かっていないのもまた事実。
日本がこれからどんどん人口が増えて需要が伸びていくんならサービス業は
有望だったんだけどね・・・
国内の「需要」を増やすには、少子化の解決が難しいなら移民しかないけど、
それは2ちゃん的には大ブーイングだしなw。じゃあ子供作れよってことには
なるが、この先行き不透明でセーフティーネットも危ういこの国では無理
な話だ。

 海外進出にしても、海外に日本語圏・日本文化圏がないので、製造業に比べて
サービス業は簡単には進出しにくいというところもあろう。

 ただ、サービスにしても文化コンテンツにしても、供給側の国際競争力その
ものはあると思うので、マーケティングの仕方をうまくやれば何とかなるかも
しれませんよ、という趣旨だろうが、まあそれについてはおおむね同意できる。

ものづくりに比べて日本人には苦手な分野な気もするけど。



33名刺は切らしておりまして:2009/04/19(日) 16:19:07 ID:qId0Toil
子供を増やすには夫婦への税金補助とか、残業制限・厳罰化もセットになるだろうからなあ
産業界がいい顔しない
34名刺は切らしておりまして:2009/04/19(日) 16:20:10 ID:qId0Toil
あと、最近ローソンやファミマ本部が外国人を積極的に一般社員雇用してるのは
海外展開を視野に入れたものだろうね
35名刺は切らしておりまして:2009/04/19(日) 20:33:42 ID:k3ps/nJQ
ウォルマート・カルフール見てると、欧米の小売業もたいした事無いよね
36名刺は切らしておりまして:2009/04/20(月) 01:43:27 ID:DZglfD8Y
>>32
過当競争もあるが、サービス=無料って意識が国民に強すぎると思う
「サービス残業」って言葉が象徴的。
値引きするのを「サービスする」って言ったりするし。
2chにも外食系のスレに原価厨なんてのが出るが、調理や給仕という労働や、場所の提供に金を払うつもりがない連中だ
37名刺は切らしておりまして:2009/04/20(月) 01:46:01 ID:+Z/jlj/3
日本はアニメとか2次元産業で日本一なんだからな
38名刺は切らしておりまして:2009/04/20(月) 02:00:46 ID:uFrtkx7J
>>36
ついでに
家族サービス
も加えてな

仕方なくタダでやるものって意識に
使われるのが「サービス」、我が国では
39名刺は切らしておりまして:2009/04/20(月) 03:14:00 ID:bpi3tFv4
>>36
外食の原価率は、高級店ほど低下する。
理由は、高度なサービスを提供するために、人件費や設備費が高くなるから。

ただし、ファミレス等の底辺で原価率は2割を切ることが多いけどね。
40名刺は切らしておりまして:2009/04/20(月) 08:32:11 ID:d+0d24od
>>39
ズレてないか、話が

「こんな飯、食材考えれば600円がいいとこだろ、立地が良いからって1000円とかぼってるんじゃね〜」
「電車の食堂車(or船の食堂等)? あんなまずい物に1000円も払うくらいならコンビニで500円弁当買ったほうがマシ」
「高級をウリにしてるれいの店にこの前いったんだけどさー、高いだけでろくなもんじゃないね
あれなら吉野家の牛丼のほうが100倍コストに優れてる」
とうとう
食材と調理法だけからしか対価を判断できない連中を、>>36は最後の行でつるし上げてるわけで
べつに原価にしたがって安く提供するのがサービスだとか言ってるわけじゃないわけで、>>39
41名刺は切らしておりまして:2009/04/20(月) 13:11:21 ID:az54NqyI
知的財産を奪われる危機感の無さは異常すぎる…  
先日、ウォン安の韓国で日本企業の逆見本市を開く始末…
国際分業は時には必要。
ただ、「低コスト」一つの理由だけで知的財産を外国に渡すのはリスクが大きすぎる。
http://dubai.2ch.net/test/read.cgi/tv/1236372315/441
http://dubai.2ch.net/test/read.cgi/tv/1236372315/442
42名刺は切らしておりまして:2009/04/20(月) 13:15:06 ID:OZ5+1h9j
在日と経団連のいいなりで構造改革なんて無理
それどころか国が無くなりそうだw
43名刺は切らしておりまして:2009/04/20(月) 13:16:04 ID:az54NqyI
今持っている現金は関東州の円(KTY)。
東京一極集中の日本では、地域経済の弱い住民が地元の円に換金すると得する。元気の無い地方から元気になる。
地方は一時的にインフレになると思うけど、不況を思えばすぐに収まる。

「地元の円に換金する」のスタートは全国的な不況が条件になる。
レートは、関東州(KTY)100 関西州(KSY)150 以下、200〜360 から始める。(一例)

州の悪材料で通貨が弱くなると輸出企業は潤う。 不況なのに円高というジレンマはなくなると思う。
韓国の国策にスピードがあるのは小国だから。
日本は道州制を導入し州独自法定通貨で貿易赤字に陥らないようにするべき。

CG技術能力のない低賃金のアニメーターは関東州で働いて地元で消費すればいい。
44名刺は切らしておりまして:2009/04/20(月) 14:29:40 ID:k67h2YD+
移民受け入れなどしたら
日本文化は死ぬんじゃなかろうか
民族意識の低い国から入れるならまだいいが
45名刺は切らしておりまして:2009/04/20(月) 14:39:13 ID:sEbSXWeu
>>44
ちゃぱつとかエンコーとか平気で受け入れられてる時点で日本文化なんてぶっ飛んでる気もするけどな
46名刺は切らしておりまして:2009/04/20(月) 22:07:01 ID:VrQTI5qV
改革に失敗したら、真の構造改革はなされていない!と言う
永久革命でもやってろや
47名刺は切らしておりまして:2009/04/21(火) 03:59:20 ID:fi08OYCb
 
48名刺は切らしておりまして
>>36
食材の生産の管理過程で価格差が出るからね・・・・・・・・・・。

残留農薬の分析等の厳密な管理をして1個200円の野菜を生産する業者もいれば、法律で義務付けられているわけでもないから小遣い稼ぎでテキトーな栽培をして道の駅やJAの直売所で1個50円で売る生産者もいる。たま〜に、基準値の100倍を超える農薬を検出することもあるw。