厳しい経営が続くIGRいわて銀河鉄道(照井崇社長)の利用を促進するため、県などは、沿線地域等
活性化協議会を発足させた。需要や沿線観光ルートの検討などを進め、10年度以降の事業実施を
目指す。バス事業者と共通のICカードの導入や快速列車の命名権を販売するネーミングライツ事業など、
対策の実現可能性を1年間かけて検証する。
県地域企画室によると、協議会は国や県、地元自治体とIGRで構成する。「地域公共交通総合連携
計画」を今年度末までに策定する予定だ。計画に基づいて対策を実施すると、事業費の半分が国から
補助される。
岩手県交通や県北バスと共通ICカードを導入、バスとの乗り継ぎ割引を全線に拡大し、公共交通の
利用促進を図る。このほか、岩手川口駅の改築や企画切符の開発なども目指す。同室は「半分の
事業費を負担しても採算が取れるか検証する。できるだけ実現したい」と話す。
IGRでは、県内バス事業者で導入しているバスカードを盛岡−青山駅間でも使えるようにした実証実験
を昨年10月から約3カ月間実施、成果を収めた。交通機関のICカード導入は、首都圏など大都市で
進んでいるほか、香川県の私鉄・高松琴平電鉄も独自導入した。高松市の商店街や市立駐車場で
利用でき、中心市街地の活性化策としても活用されているという。
▽ソース:毎日.jp (2009/04/16)
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20090416ddlk03020005000c.html ▽IGRいわて銀河鉄道 HP
http://www.igr.jp/ ▽関連スレ
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